会社によっては副業を認めているところや、テレワークの普及で時間に余裕ができて、少しでも収入が欲しい人が増えています。
その一方で「どの副業がいいのか分からない」「安全な副業ってあるの?」という副業の選び方や始め方が、分からない人もいるのではないでしょうか。
実際に怪しい副業もありますが、会社員でも在宅で月に数万円を稼ぐことは可能です。
こちらでは在宅でできるおすすめの副業と、スマホでもできる副業を紹介します。
さらに、安全な副業の選び方や副業を成功させるコツ、会社にばれた時の対処法も説明していますので、ぜひ、参考にしてください。
安全な在宅の副業とは?選び方
副業は収入が得られたり、自分のスキルが身に着けられたりする反面、怪しい副業に会ってトラブルに巻き込まれるケースも増えています。
怪しい副業がどんなもので、安全に選ぶにはどういった点に注意すればよいかを紹介します。
簡単や高報酬は注意する
ネットや動画で「スマホだけで月数十万」「初心者でもOK」「不労所得」というように、高額・簡単と謳った勧誘は、詐欺の可能性が高いといえます。
ネットで副業というと、裏技的なものがあるように聞こえますが、一般的に簡単に、すぐに高額な報酬を得られる副業はありません。
ハイリターン、ノーリスクには、必ず裏があることを冷静に判断しましょう。
運営サイトの情報を確認する
YouTubeなどの動画やSNSで流れる広告は、審査を受けて流しているから安全と認識する人がいるかもしれません。しかし、そういった広告でも詐欺は存在します。
広告主の情報を必ず確認して、安全かどうか判断しましょう。
・法人名または個人名
・所在地
・連絡先
・実績の有無
など
大手のプラットホームを利用する
初心者が副業するならば、大手のクラウドソーシングサービスや、スキル売買やフリマアプリなどのプラットホームをまずは利用しましょう。
クラウドソーシングサービスを利用するメリットは
(1)報酬の未払いを防げる
(2)直接契約は禁止
(3)外部で連絡を取る時は申請が許可されないとできない
個人同士で契約を結ぶと、「報酬が支払われない」「契約内容が違っていた」「連絡がつかなくなった」といったトラブルが起きた時に、全部自分で対応しないといけません。多くの場合は泣き寝入りすることも。
また、大手であれば長く運営できるように仕組みやセキュリティを万全にしているので、比較的安全といえます。
手数料を払う代わりに、クラウドソーシングサービスや大手のプラットフォームを利用することをおすすめします。
LINEやメールなどへ誘導には要注意
SNSの個人宛DMを通して、副業へ勧誘するケースが増えています。
インスタやTwitterで「#副業」や「#初心者」「#仲間と繋がりたい」といった投稿をすれば、個人宛に「仲良くしてください」とフォロワーを装った、親近感のあるDMが来ます。
または、LINEのURLが貼られた「登録した方は、月10万円定期的に稼げます」といった内容などさまざまです。
SNSであれば、直接個人とやりとりできる点や、あなたにだけ教えるといった特別感が出て、ついつい登録してしまうようです。これらはほとんど詐欺の手口ですので、注意しましょう。
商材販売やコンサルに注意する
SNSからの勧誘では、以下の販売が目的です。
・副業のための初期投資
・儲かるためのノウハウ商材
・個人コンサルして稼げるようにします
これらの商材を数万円から数十万円で勧められて、購入する仕組みになっています。
副業も仕事です。
「絶対に稼げる」という甘い言葉に惑わされないようにしてください。
在宅でおすすめの安全な副業11選
副業を始めるならば、クラウドソーシングサービスやスキル売買のプラットホームで、実際にニーズがあるものを試してみましょう。
こちらでは、スキルなしでも気軽に始められるものから、スキルが必要で稼げるものまで、紹介します。
データ入力
未経験OKの副業で、WordやExcelや基本のタイピングでできる仕事です。
データの入力の種類は
・書類やアンケートなどをフォーマットに入力する
・仕入れや請求書の数値を集計する
・ネット検索したものを入力する
・ネットショッピングの商品情報の登録する
スマホでできるものからパソコンが必須のものまで、仕事の内容によって変わります。
報酬単価はワンクリックのものであれば、1円/件ほどから、画像や文章を入力で40円/件から。月に100件以上目標で、4,000円になります。
報酬を上げるには、単価をアップさせるか、タイピングのスピードが必須となるでしょう。
せどり
せどりとは、商品を安く仕入れて高く売った差額で儲けるビジネスで、実店舗やネットショップ、フリマアプリなどで商品を仕入れて、インターネットで販売します。
せどりは、特別なスキルが必要ないため、初心者が参入して、利益を得やすい副業です。
はじめに商品を購入するという初期費用や、商品を置くスペースなどが必要になりますが、すき間時間で始められます。
主なせどりの出品先は、Amazon・メルカリ・ヤフオク。それぞれ、手数料や送料など違いがあるので、仕入れ値と売値のバランスを見ながら、販売元を選びましょう。
常にどんな商品が売れるかという情報収集やデータ分析は必要ですが、一定の利益を得られるようになる魅力があります。
また、中古販売の場合は警察署での「古物商許可証」の申請が必要になるので、本格的に参入したい方は取っておくことをおすすめします。
ブログ
ブログはインターネットを使って、自分の日常や考えをまとめたり、情報を発信したりすることです。その使い方は多様で、日記のようなものから情報の共有や商品の紹介などがあります。
手軽に始められますが、収益を得るまでに時間がかかるという特徴があります。
ブログの収入は主に広告収入です。
(1)「アフィリエイト」成果報酬型で、体験や登録・成約・販売したら、報酬がもらえる
(2)アドセンス」クリック型報酬で、広告をクリックしたら数十円もらえる
(3)「集客」ブログで集客し、自分の商品を販売・セミナーやコンサルなどを行う
広告は楽天ROOMやAmazonアフィリエイト・Amazonアドセンス、広告仲介業者(ASP)を利用しましょう。
ブログは無料ブログのアメブロや、有料のWordPressで作成できます。無料ブログでは運営会社の規約によって、扱えない広告収入もあるので、確認が必要です。
SNS運用代行
SNSの普及増加に伴い、SNSを使った集客や商品販売などが増えています。そのため、SNS運用代行の需要もあり、スキルのある人材が求められています。
SNS運用代行とは企業や個人に代わって、投稿や運用することです。
主な仕事の内容は以下のように多岐に渡ります。
・アカウントの作成
・画像や文章の作成や投稿
・投稿スケジュールの管理
・コメントの返信や管理
・データ分析
・運用報告
・広告の出稿と運用
副業での報酬は、投稿・DM送信・フォロワーとのやり取りでは、月に3,000円〜10,000円。運用の戦略や企画になれば、月に約30,000円が相場です。
SNS運用代行は、需要が多い仕事でありながら、未経験でも参入でき、マーケティングなどのスキルが身につきます。一方、初心者の頃は、低単価で業務が多いので、なかなか稼ぎづらい点があるでしょう。
YouTube投稿
料理やゲーム実況、ペットなど好きや趣味を活かした投稿ができるため、YouTubeは参入しやすい副業と言えます。会社員であれば、顔出しせず、声は機械や文字などで代用できるので、身バレする可能性もありません。
主な収入は、
・広告収入
・チャンネルのメンバーシップ
・グッズ販売
・投げ銭
・企業のタイアップ広告
収益化できるまでに時間がかかり、収益化する条件もハードルが高いといえるでしょう。しかし、YouTubeで得た動画編集の技術や台本作りなどは、スキルとして生かせます。
Webライター
Webライターは、企業や個人から依頼を受けて、ブログやWeb記事、電子書籍、YouTubeの台本作り、広告コピーなどをします。
資格が要らないので、初心者でも始めやすい仕事です。
副業で仕事を受注する場合は、主にクラウドソーシングサービスからです。実績が増えれば、SNSや企業から直接受けることもあるでしょう。
執筆のジャンルはさまざまです。
・美容コスメ・ファッション
・健康や病気
・エンタメ・芸能
・グルメ
・ペット
・住まい
・ビジネスや金融
募集されている案件で、自分が仕事としているものや経験・興味があるものなどを選ぶとよいでしょう。
報酬は、体験レビューや口コミの書き込みといったタスク案件(テンプレートに沿って回答するもの)であれば、1回100円〜1,000円ほど。プロジェクト案件であれば、1文字0.5円ほどから2円以上と、スキルや経験に合わせて、金額が変わります。また、1記事1,000円といった、1記事単位で募集されているものもあります。
月に数千円ということも多いWEBライターですが、会社員以上の報酬を得ることも珍しくありません。
動画編集
動画編集は主に、YouTubeの動画編集が多く、他に商品のPR紹介、イベントで流すムービーの作成・編集などもあります。現在、YouTubeなどのSNS投稿用の動画編集のニーズが増えている仕事です。
動画編集は初心者でも始めやすく、パソコンや編集ソフトを用意すれば、クラウドソーシングで仕事を受注できます。
報酬は、初心者であれば、簡単な編集作業で1本1,500円から。スキルによって5,000円〜10,000円、平均月収3〜5万円です。
Webライターに比べると報酬単価が高く、スキルアップすれば、稼ぎやすいでしょう。
Webデザイナー
初心者が仕事を受注することは難しく、以下のスキルを習得する必要があります。
・Webデザインの知識:レイアウト・タイポグラフィ・配色
・プログラミングスキル:HTML・CSSなどWebページ作成に必要なスキル
・専用ソフトのスキル:Illustrator・Photoshopなどデザインに必要なスキル
これらを数カ月かけて勉強したうえで、クラウドソーシングサービスで仕事を受注します。
Webデザイナーの案件は、
・HPのバナー製作
・ロゴやサムネイルのデザイン製作
・イラスト製作
などがあります。
Webデザイナーは実績や作成物など具体的に自分のスキルを提示するものがないと、受注すらできず、稼ぐことは困難です。未経験可の仕事を受注して、実績を増やしていきましょう。
報酬は、ロゴやアイキャッチ、バナー製作は1,000円〜。企業であれば、3,000円以上と高単価なものが多いようです。最初は月に2万円前後ぐらいでしょうが、仕事が受注できるようになれば、10万円以上稼げる仕事です。
プログラミング
プログラミングは需要が高く、技術を習得すれば、稼げる仕事です。
しかし、習得する言語によって、受注できる仕事が変わってきますし、難易度も違います。言語習得の時間やお金を無駄にしないよう、以下を参考にしてください。
・Web制作:初心者におすすめ
Web制作とは会社のホームページや広告に使うLPサイトのこと。
比較的難易度が低く、言語は「HYML」「CSS」「JavaScript」。
こちらの言語は比較的勉強をしやすい特徴があります。
報酬単価は10,000円ほど。単価はあまり高くありませんが、実績作りとして初心者が始めやすい案件です。
・Webサービス開発
インターネットにアクセスして利用できるシステムやアプリで、SNSやネットショップなど。
言語は「JavaScript」「PHP」「Ruby」「Java」がよく使われます。
Web開発は求められるスキルが高く、使用する言語も複雑です。そのため、報酬が50,000円以上から数十万円と高単価です。
他の言語では、AI開発に最適な「Python」などもこれから需要のあるプログラミングといえます。
オンライン秘書
オンライン秘書とはさまざまな業務を代行するサービスです。
その業務は、バックオフィス業務やアシスタント業務などです。
オンライン秘書には、「秘書検定」や「簿記」といった資格は特に必要ありません。
しかし、コミュニケーションスキルや最低限のITスキル・ビジネスマナーは必須でしょう。
仕事の受注はクラウドソーシングやオンライン秘書サービスや紹介といった方法です。
クラウドソーシングでのオンライン秘書の内容を見ると、以下のように多岐に渡ります。
・Twitterやインスタの投稿
・お客様の問い合わせ対応
・依頼主の業務管理
・求人サイトの投稿
・補助金申請
・領収書などの精算管理
など
報酬は時給では1,000円〜で、月収では3〜5万円程度です。業務や経験が増えれば、自然に会社員と同じくらいの報酬を望めます。
スキルや趣味を活かした販売
ココナラやランサーズなどのプラットホームでは、自分のスキルを売買できます。
例えば、多言語の語学を習得していれば、翻訳や講師の仕事を、写真撮影であれば、カメラマン、ハンドメイドであれば、minneなどで販売が可能です。
専門家の資格がなくても、ビジネスアドバイザー・キャリア相談、恋愛相談、占いなど、相手の悩みにアドバイスすることも仕事になります。
スマホでできるおすすめの副業3選
スマホでできる副業は、初期費用がかからず、特別なスキルもなく、スマホだけで誰でも始められます。
会社員であれば、通勤や仕事の休憩中など、すき間時間を利用して始めましょう。
ポイ活
ポイ活とは効率的にポイントを貯めることで、スマホだけでいつでもできる手軽さがあります。
ポイ活の種類は、店舗やクレジットカード、電子マネーやポイントサイト。
特に、大手企業が運営するポイントサイトは節約になって、お金が貯まりやすいと主婦を中心に浸透しています。
ポイントサイトのアプリをダウンロードして、以下のようにポイントを貯めていきます。
・ゲームをする
・アンケートに答える
・お買い物レシートを送る
・歩数計でポイントを貯める
・資料請求する
・口座開設する
・商品モニターを利用する
・ネットショッピングする
・お友達紹介
など
貯めたポイントは、口座振替、電子マネー、dポイントのような他のポイント、投資など幅広く交換できる点も人気です。
月に数千円、すごい人では数万円稼げます。
複数のポイントサイトを利用しながら、コツコツと地道に貯めていきましょう。
アンケートモニター
アンケートモニターも、手軽に始められる副業のひとつです。商品・サービス・アプリなどのモニターとして、実際に体験し、アンケートに回答すると報酬がもらえます。
クラウドワークスでも数分で終わるアンケート募集もありますが、アンケートモニター専用のWebサービスがあるので、無料で登録できます。
アンケートの種類は、以下のとおりです。
・Webアンケート:数百円
・座談会:5〜6人ほど集まって、テーマについて話をする。1〜2時間で数千円。
・オンラインインタビュー:個別にオンラインにてインタビューする。30分から1時間で数千円。
・テストモニター:商品を使った感想をWebで回答:数百円
・会場調査:指定の会場で商品やサービスを試して、感想や評価をする:数千円
など
ポイントが貯まって、銀行振込、Amazonギフトや、各種ポイントに交換できます。
報酬ポイントが比較的低いため、効率よく稼げるとは言い難いですね。
ネットフリマ
ネットフリマは、スマホだけで稼げる副業では、利益が出やすいといえるでしょう。
メルカリやラクマなどが代表的なフリマアプリです。
写真撮影や、説明書き、やり取りなどすべて、スマホで完結できます。
まずは、不用品などを出品することから始めると、初期投資も要らずに済むでしょう。
不用品を販売するだけならば、中古品であっても、古物商許可証は入りません。
家電や美容関係は高く売りやすいので、買い手がついて利益が出るかもしれません。
在宅の副業を成功させるコツ
本業以外でプライベートの時間を費やして副業するため、無理をしたり、精神的に不安になったりします。
「本業できついのに副業なんて無理」「どうしたらもっと稼げるのだろうか」と焦りがでることもあるでしょう。
そんな時に副業が成功しやすいコツについて紹介します。
楽しめる副業を選ぶ
在宅の副業は、本業以外の時間を費やすため、やって辛いものは避けた方がよいでしょう。
お金が稼げるからと割り切っても、副業は継続できないと意味がありません。
在宅の仕事はパソコンを使ったものがほとんどですが、その中でも、自分に合ったスタイルも大事です。
人をサポートする方が良ければ、オンライン秘書は向いていますし、黙々作業するのが好きであれば、動画編集やライターはよいでしょう。
しかし、どの仕事もコミュニケーションスキルは必要になります。
副業は好きなものがベストですが、そうでないなら、嫌いではない、努力ができそうと感じるものを選んでください。
成果を焦らず継続する
最初からスキルがあるものや得意なものならば、高単価で仕事を受注できますが、特に初心者ならば、成果が出るまで、時間がかかります。
ブログやWebデザイナー、ライターなどはすぐに5万円以上稼げるといった副業ではありません。
さらに、SNSで稼いでいる人の投稿を見ると、落ち込んだり、自分は向いていないと感じるでしょう。
しかし、会社員の副業で稼いでいる金額で最も多いのは1万円未満。
この結果からも、成果を焦る必要はありません。
努力を怠らない
比較的に収入を得やすい副業でも、初めは手間がかかり、思うように稼げない場合がほとんどです。
ですが、地道な努力を続ければ、収益が上がる可能性があります。
副業が会社と違うのは、やらないと報酬がもらえないことと、やった分報酬に結び付きやすいということです。
そのためには、需要があるスキルを持ち続けられるために、努力し続けましょう。
在宅で副業する際の注意点
副業を始める際に気を付けるべき点について解説します。
就業規則を確認する
副業禁止は法律で定められてはおらず、原則は本業の労働時間外であれば、自由に行えます。
しかし、会社の就業規則に「副業禁止」と明記されているところもあるでしょう。
副業禁止の場合は、違反すると、ペナルティを課せられることがあります。
また、副業を認める会社であっても、申請書を提出するところもあるようですので、どのような就業規則か、しっかりと確認しておきましょう。
スケジュールを調節する
ダブルワークの場合は、しっかりと時間管理しないといけません。
クラウドソーシングでは納期があるため、本業と合わせて、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。
出勤前の朝活や、通勤時間などを上手く利用して時間を捻出しましょう。
副業を始めた時期は、思ったよりも時間がかかるため、納期に余裕があるものがおすすめです。
また、クラウドソーシングでは連絡が遅れる、納期が無断で遅くなるといった、迷惑な行為は自分の評価を下げて、他の仕事を受注しづらくなるので、注意してください。
年間20万円超えの所得は確定申告する
会社員であれば、給与所得を会社が年末調整してくれるので、原則、確定申告は不要です。
しかし、副業の場合は、年間所得が20万円を超えたら確定申告する必要があります。(20万円以下は不要)
所得とは経費を差し引いたもので、経費には副業で使用した通信費や光熱費も含まれます。
確定申告しなかった場合は、脱税になりますので、しっかりと自分の所得を確認しておきましょう。
ただし、所得が年間20万円以下であっても、住民税の申告は必要になり、申告方法は住んでいる市区町村によって違いますので、こちらも確認してください。
在宅の副業に関する疑問
会社員が副業する場合の問題や疑問について解説しています。
会社にばれたらどうすればいい?
会社にばれた場合は次のように対処してみましょう。
・投資や不用品を売って利益が出たと、説明する
・本業優先であることを理解してもらう
副業禁止の就業規則がある場合は、処罰の対象となります。
会社によって異なりますが、戒告(厳重注意)、減給、出勤停止、降格処分、解雇などです。
本来ならば就業規則に法的拘束力はありませんし、副業は就業時間外であれば、法律で認められています。
あまりにも重いペナルティは弁護士へ相談しましょう。
副業がばれない方法はある?
副業がばれる原因は、
(1)住民税の徴収方法
住民税の納付方法は、給与からの天引き(特別徴収)と自分で納付する(普通徴収)の2通りがあります。もし、副業所得が年間20万円を超えて、確定申告した場合は、「普通徴収」にしましょう。
これで、ほとんどの副業のばれる原因は防げます。
(2)人のうわさ
会社で人にしゃべってしまい、上司の耳に入って、ばれてしまうことがあります。仲の良い人でも、副業禁止の会社では絶対にしゃべらないようにしましょう。
また、副業に関する業務を会社内でやることも、見られる可能性があるので、しないようにしてください。
(3)SNSやネット上で特定される
副業でYouTubeや動画発信する場合は顔出し・声出しは厳禁です。また、場所や個人が特定できる映像や書き込みをしないことも注意しましょう。
以上の3つの対策をすると、副業がばれる可能性が低くなります。
副業で開業届けは必要なの?
副業で必ず、開業届けする必要はありません。
年間の利益や継続性があるかどうかなどを考えて、開業届けを出しましょう。
開業届けをするメリットは、赤字の場合は損益相殺して税金を減らせたり、最大65万円の控除で節税効果があるという点が挙げられます。
仮に開業届けを出しても、それだけで会社にばれる可能性はありません。
まとめ:自分に合う在宅でおすすめの副業を始めよう
副業を始めたいけれど、「どうやって始めたらよい」「どんな副業がいいか分からない人」向けに、安全でおすすめの在宅副業を紹介しました。
安全な副業を選ぶためには、「簡単」「高報酬」の甘い言葉を謳っているものを避け、運営サイトの情報をしっかり確認してください。
スキルなしで初心者が始めやすい在宅の仕事は、データ入力やWebライター・ブログ・動画編集・オンライン秘書で、せどりは比較的稼ぎやすい副業です。
また、スキルがあると高報酬なのは、Webデザイナー、プログラミング、スキルを活かした販売などでしょう。
スマホでできる副業、「ポイ活」「アンケートモニター」「ネットフリマ」も手軽にできます。
副業する際は副業がバレないように対策をし、焦らず、継続できそうな、自分が楽しめような副業にまずはチャレンジすることをおすすめします。