「休日を一人で過ごすのが寂しい」
「一緒に過ごせる仲間が欲しい」
「恋人が欲しい」
帰宅後や休日を一人でいることが、寂しいと思いませんか?
新社会人になると、学生時代のような出会いや仲間を作る機会が極端に減ってしまいます。
そんな方には気軽に仲間を作れる、社会人サークルがおすすめです。
社会人サークルは比較的安い参加料で、同年代の共通の趣味や話題がある、男女と出会えます。
こちらでは、東京でおすすめの社会人サークルを、種類別に紹介します。また、社会人サークルの選び方や危ないサークルの見分け方まで解説していますので、参考にしてください。
社会人サークルの特徴
社会人サークルは「気軽さ」が特徴で、参加するのも、辞めるのも基本的に自由です。
スクールやレッスンとは違い、登録費や月会費などはかかりません。(かかっても低額))
参加する時に費用を払うだけです。
そのため、社会人サークルは、恋人や仲間が欲しい社会人の「出会いの場」になっています。
社会人サークルのメリット
社会人サークルのメリットは以下のとおりです。
友だちがつくりやすい
社会人サークルは仲間や友だちづくりが目的です。そのため、一人で参加する方もたくさんいます。
仕事や環境は違っても、同じ趣味や好きなことが共通していれば、打ち解けやすく、自然に友達となる機会が増えます。
また、サークルによっては「20代限定」というところもあるので、趣味が違っても同世代の話題やノリで盛り上がれますね。
恋人が自然な形でつくれる
社会人サークルには、「恋人づくり」を目的にしているところもあります。
お見合いのように1対1で会うこともなく、学生のように仲間同士で楽しみながら、自然と仲良くなれる点が魅力的です。
スポーツや登山やバーベキューなど、男女ペアで行動でき、盛り上がれるようなイベントなので、話すのが苦手でも大丈夫。飲み会やお酒が苦手な人にも向いているといえます。
健康維持や趣味ができる
社会人サークルの種類は多種多様で、スポーツや楽器演奏からゲームや歴史探索など。マニアックなものまで存在します。
これだけ多くのサークルがあるので、自分に合った趣味が見つけられるでしょう。
さらに、一人では運動が続けられないという人も、スポーツ系のサークルに入れば、手軽に健康維持が可能です。初心者向けや楽しみがメインというところも多いので、やってみたかったやダイエット目的でも構いません。
社会人サークルのデメリット
楽しいことや友達ができるといったメリットが多い社会人サークルですが、デメリットもあります。
合う合わないの相性がある
社会人サークルは、メンバーの雰囲気や活動内容によって変わります。
利用している目的がそれぞれなので、自己啓発のサークルであれば、真剣な雰囲気でしょうし、イベント系などは親しみやすい雰囲気もあるでしょう。
サークルの規模や入れ替わりがあるかなども、利用しやすさに関わってきます。何度か参加してみて、自分に合う合わないを判断してください。
商品購入や怪しい団体の勧誘がある
さまざまな人が集まるサークルでは一部による、商品購入や活動団体への勧誘があります。なかには、そういう組織が運営しているサークルだったということもあり、注意が必要です。
社会人サークルの中では、「ネットワークビジネスや活動団体への勧誘」を禁止し、ルールを破った場合は強制退会という対応をしています。
勧誘してくる人の特徴として「すぐに連絡先を聞いて、会おうとする」「出会ってすぐでも友達のような距離感」があるので気を付けましょう。
婚活ならば非効率である
恋人づくりの社会人サークルでは、男女が自然な形で出会うきっかけを提供している場所です。
もちろん、独身や身元がはっきりしているという条件はありますが、結婚を前提に考えている人ばかりではありません。
仲良くなるのに時間がかかったり、交際して結婚に発展するかわからないという点があります。
さらに、自分の好みの人をマッチングしてくれるサービスもないので、理想的な出会いや結婚は期待外れになるかもしれません。
社会人サークルの種類
社会人サークルは大手のサービスサイトや、検索サイトで見つけられます。
ほかには、TwitterやインスタなどのSNSで「#社会人サークル」などでもヒットするでしょう。
こういったサークルを以下の4つに分類できます。
地元で仲間づくり
東京や大阪といったように、自分が住んでいる地域で、友だちづくりをするサークルです。同じ地域の社会人同士が、気軽に集まれるように運営されています。
サークルの内容も「友だちづくり」「公園で散策」「カラオケ」とざっくりとしたものから、「オタク」「テニスしたい人」という特化したものまで、さまざまです。
まずは、社会人サークルを試したいという初心者向けのサークルと言えます。
男女の出会い
男女の出会いや恋人づくりの場を提供するサークルです。
主な年齢は20代~40代で、スポーツやお出かけ、アウトドアといった、イベント開催が中心です。
特に、自粛生活や仕事でリアルに出会える場が無かったため、多くの人がサークルという形で気軽に利用しています。
イベント参加費は男女差があり、女性は2,000円ほど、男性が5,000円前後です。
自分が行ってみたい場所ややってみたいイベントに誰かと一緒に過ごせるという、楽しみがあります。
趣味の共有
スポーツ・アウトドア・映画鑑賞・ゲームや料理などの多くのサークルがあります。アニメオタクやカードゲームなど、趣味の範囲が広いことが特徴です。
友だちづくりのきっかけとして、自分と共通の話題を話せたり、イベントで一緒に楽しんだりできます。
定期的に開催しているサークルが多いため、活動内容がSNSなどで頻繁にアップされているので、チェックしてみましょう。
自己啓発
ビジネスや自己啓発系の読書会を開いたり、自習会をオンラインやオフラインで行うサークルがあります。
他にも、語学系、自己成長や投資に関する勉強会の開催、メンタル系のイベントと、サークルよりもセミナーやサロンに近いものがほとんどです。
企業が主催するものもあり、楽しむというよりも、切磋琢磨する場所や、異業者交流といったビジネス的な側面もあります。
社会人サークルの選び方
社会人サークルに入って失敗しないための、選び方について解説します。
運営の管理者やリーダーがいる
運営の管理者やリーダーが誰なのかを必ず、確認しましょう。
社会人サークルでまとめる人がいないと、統制が取れなかったり、トラブルがあったときに対処してもらえなかったりします。
イベントの告知や活動の更新など、運営が存続していくうえでも、リーダーがいることが大切です。
サークルの規約やルールがある
社会人サークル内の規約やルールがあることは、運営やメンバーにとって必要です。
例えば、恋人づくりが目的のサークルであれば、既婚者の参加は問題ですし、サークルを利用したセミナーや高額商品の勧誘などは、参加者の不満につながります。
もし、トラブルがあった際は、ルールがあると、適切に対応できるでしょう。
自分で読んで納得いく規律やルールがあるかどうか、確認しましょう。
活動内容が更新されている
活動を報告するサイトや、SNSがあるかどうかも、健全に運営しているかどうかの判断となります。
更新頻度は活動が活発であるかどうかの目安になるでしょう。
どんな活動を行っているか、メンバーの募集をしているのか、連絡の手段はどうしたらよいか、サークル入会者が知りたい情報がきちんと記載されているかも、確認の必要があります。
また、ネットだけではわからない雰囲気を知るためにも、見学をおすすめします。
活動費や時間に無理がない
わざわざ入会したサークルも定期的に参加できないと、友達や恋人づくりもできません。
そのためには、参加費が負担にならない、参加しやすい場所であるかが、重要です。
スポーツサークルは月額5,000円前後や、参加費が数百円から数千円であれば、それほど負担なく参加できます。
参加人数や男女の比率
社会人サークルの規模を知る上では、人数も重要です。参加数が多いサークルであれば、その分入れ替わりがあるでしょうし、少人数であれば、アットホームな関係を作りやすい特徴があります。
男女の比率は、出会い系のサークルでは重要です。チャンスをつかむためにも、偏った比率は不公平になります。
友だちづくりであっても、ある程度、同性の人数がいないと、楽しめません。
【種類別】東京でおすすめの社会人サークル
4つの種類から、おすすめの社会人サークルを紹介します。
趣味系サークル
趣味系サークルの多くは、SNSやサイトで応募しており、少人数から大規模とそれぞれ特徴があります。
1.サークル掲載数ナンバーワンの「つなげーと」
自分の地域を設定して、サークルやイベントを検索できるサービスです。
日付から簡単に検索できるので、行ってみたいイベントがすぐに見つかる可能性もあるでしょう。
語学や国際交流、オンライン自習会など学習系もあります。
2.ネットの掲示場「ジモティー」
ジモティーでは、社会人サークルやイベントの募集も気軽にしています。
ゆるりと集まれる交流会や友だちが欲しいといった個人的な投稿までさまざま。投稿者へメールで返信して申し込みます。
出会い系サークル
出会い系サークルは企業が運営しており、気軽な仲間や友だちづくりから、本格的な婚活目的とさまざまです。
対象の年齢は20〜40代中心が多く、シニアとよばれる60代以上の方向け、再婚向けとニーズに合わせて、開催されています。
1.日本全国でイベントを開催する、大規模サイト「NewDay」
20〜40代の独身者対象で、年会費や管理費はかからず、当日の参加費のみ。
ディズニーやUSJ仲間という、テーマパークでのイベントがあるのも特徴です。
FacebookやTwitter投稿も頻繁に行っていますので、チェックしてみましょう。
2.設立24年、老舗の社会人サークル「パステル」
年代は18歳以上から50代までで、シニア世代のイベントも開催しています。
イベント最中は禁煙。たばこが苦手な方にも配慮されているのはうれしいですね。
年670回以上のイベント開催なので、自分が参加したいものが見つかるかもしれません。
スポーツ系サークル
スポーツ系では初心者や年齢問わずといった、楽しみを目的としたサークルが多く運営されています。
中には、急募と称して試合に参加する経験者を募るサイトも。アウトドアからインドア系のスポーツがあるので、自分に合ったスポーツが見つけやすいでしょう。
1.日本全国のスポーツ系サークルを紹介する「スポーツやろうよ」
地域とスポーツの種類から簡単検索でき、競技の種類が多いことが特徴です。
初心者歓迎や年齢不問など、比較的スポーツをはじめたい人向けのサークルです。
2.スポーツチーム中間が見つかる「LaBOLA」
LaBOLAでは初心者から経験者まで、さまざまな人材を募集しています。
サッカーの〇〇選手と一緒に触れ合える会など、スポーツ好きにぴったりのサークルです。
3.スポーツ・レジャー・パーティなどの複合的なサークルサイト「Mates」
年齢は20〜50代で、年代別に交流を持てるようになっています。
運営サイトでは「出会い系」ではなく、リアルに会って楽しめる交流の場としています。
学習系サークル
学習系ではオンラインなどで簡単に語学レッスンを受けるもの、読書会や自習会と称して、自己成長するものなどがあります。
1.20・30代を中心とした読書サークル「東京Cafe読書会」
読書を通して、学びたい・他業種の方と交流したいという、意欲の高い方向けの読書会です。
オンラインやリアル会場(東京会場)にて、500円で受け付けています。
2.英語学習のサークル「東京英会話倶楽部」
東京、埼玉、神奈川、千葉で定期的に開催されている英語学習サークルです。
申込みした順番で案内され、会場のレベル別に分けられたテーブルで、トークします。レッスン料金が格安であるというのが人気の理由です。
3.企業や団体による宣伝サイト「こくちーずプロ」
こくちーずプロは、社会人サークルというよりも、企業や団体による、セミナーやイベントの告知や集客を行うサイトです。
オンラインやオフラインで、英語などの語学講座やヨガなどを無料で行っています。
マーケティングや人脈づくり、教育や福祉と、スキルアップを目指す方向けに最適です。
社会人サークルは危ない?見分け方
社会人サークルのイメージを聞くと、「飲み会?」「怪しい?」などといった印象を持ち、不安で利用を迷う方もいるでしょう。
実際に、一部ではありますが、マルチ商法や活動団体への勧誘があります。しかし、そういったサークルばかりではありません。
見分け方について、3つのポイントを紹介します。
飲み会が多い
友だちや仲間づくりと称して、飲み会を多く開催し、それ以外に活動していないサークルは、怪しい危険性があります。
「飲み会」はお酒が入ると、気持ちが緩んで、仲良くなったり、連絡先を交換したりすることもあるでしょう。それを利用して、個人的に会って、勧誘するケースがあります。
人当たりがよく、友だちのように接してくる、個人の連絡先を聞いてくる人は、用心した方よいでしょう。
また、飲み会のノリが学生のようなものだったり、羽目を外すような雰囲気は避けた方がよい、サークルの特徴です。
パーティやセミナーの勧誘が多い
自己啓発系などの無料のセミナーやパーティなども、注意が必要です。
登壇者の話に全員が賛同している、成功話が多いなど、明らかに異様な雰囲気を感じたら、トイレに行くふりをして、そっと抜け出すのがよいでしょう。
断りを入れると、引き止めに合うので、自分の身を第一に考えて、対処するのがおすすめです。
サークルの活動が不明瞭
サークルの活動内容がよくわからない、そもそも写真などの掲載がないなどは、注意した方がよいでしょう。
見学ができるのであれば、様子を見せてもらうことも一つの手段です。
最近はホームページを持たなくても、SNSなどで簡単に告知や紹介ができます。
メンバーからのコメントなどで、どんな活動なのか参考になるので、そういった内容をオープンにしているサークルを選ぶことがおすすめです。
まとめ:目的に合わせて、おすすめの社会人サークルを探そう!
おすすめの社会人サークル(主に東京)について、紹介しました。
社会人サークルには「趣味系」「出会い系」「スポーツ系」「学習系」があり、目的に応じて、自分に合う社会人サークルを選びましょう。
そのためには、以下のポイントから選ぶ必要があります。
・運営者の管理者やリーダーがいること
・サークルの規約があること
・活動内容が更新されていること
・活動費や時間に無理がないか
・参加人数や男女比
また、危ないサークルがあるので、飲み会・パーティ・セミナーが多い、サークルの活動内容が不明瞭なところは避けましょう。
恋人探しならば出会い系を、趣味や友達作りが目的ならば、スポーツや趣味系のサークルをおすすめします。