ブログや記事を書いているとき、アイキャッチの画像や文章の間に画像をいれたいなと思ったことはありませんか?
フリー画像をダウンロードできるサイトを利用すると、写真やイラストを無料で使用できます。
本記事では、フリー画像サイト利用のメリットから、選ぶポイント、おすすめのフリー画像サイトを詳しく紹介します。
フリー画像素材サイトとは?
利用規約の範囲内の仕様であれば、ロイヤリティーフリーで写真を使用できるサイトのことです。
ロイヤリティーフリーとは、サイトの規約にもよりますが写真などの著作物を利用する際に、発生する使用料が発生しないことを表します。
本来であれば、誰かの創作物を使用する場合は毎回使用料が発生しますが、ロイヤリティーフリーの写真や素材であれば無料で使用できます。
フリー画像素材サイトを利用することで以下のメリットがあります。
・自分で写真を撮る必要がない
・無料で画像を使用できる
・たくさんの候補からあったものを選択できる
フリー画像素材サイト導入のメリット
フリー画像素材サイト導入のメリットは次の5つです。
・自分で写真を撮影する必要がなくなる
・無料で写真や画像を使用できる
・たくさんの候補の中から、最適なものを選んで使える
・著作権も心配しなくて済む
・気軽に素材を取り替えられる
順番に説明していきましょう。
自分で写真を撮影する必要がなくなる
ブログや記事を書くときに、写真撮影が大変だなと思うことはありませんか?
フリー画像を使用すれば、そのシーンにあった写真をサイトから探せばよいので撮影の時間や手間を短縮できます。
また写真撮影がうまくできない方にもおすすめです。
無料で写真や画像を使用できる
今までは画像や素材を利用できるサイトは有料のものがほとんどでした。
しかし、近年では規約の範囲内の使用方法であれば無料で使用できるサイトが増えており、他人が撮った写真を無料で使用できることが大きなメリットです。
何枚でも無料でダウンロードできるサイトもあります。
ブログや記事を分かりやすくするために、写真を利用することが多いですがより見やすいサイト作りに繋がるでしょう。
たくさんの候補の中から、最適なものを選んで使える
自分で写真撮影をするのも、オリジナリティを出すためには有効ともいえます。
しかしきれいな写真を撮るためには、照明やカメラなどの機材が必要です。
また撮影技術も習得する必要があります。
フリー画像素材サイトを利用することで、多数の候補写真から記事にぴったりのものを選ぶことが可能になりました。
犬の写真でも、様々な犬種の写真を選ぶことができます。
角度やシーンの違う写真も探すこともできます。
プロや他人が撮影したからこそ、撮れる写真もあります。
コストを抑えられる
フリー画像素材サイトを利用するなら、著作権の問題も心配ないため、安心して利用することができます。
有料画像でも著作権の心配は要りませんが、月額料や登録料、使用料などが発生するため、コスト面を考えると利用が難しく感じることもあります。
その点、フリー画像であれば、全てが無料になっているため使用料は取られず、安心してブログやコンテンツの画像として利用することが可能です。
他にも無料で画像を取得できるものもありますが、著作権が問題になることもあるため、フリー画像素材ソフトからダウンロードして活用するのがおすすめです。
気軽に素材を取り替えられる
フリー画像素材サイトを利用するなら、気軽に素材を取り替えることも可能です。
フリーの場合は何度ダウンロードしてもコストが発生しないため、画像で気にいったものを見つけたなら、差し替えするときに何も問題がありません。
「この写真でブログを合わせておきたい」「サイトデザインに合わせて素材を一気に変更したい」という場合も、良い素材が見つかれば気軽にダウンロードできます。
有料版と違って使用する自由度は高いと言えます。
フリー画像素材サイトを利用するときのデメリット
フリー画像素材サイトを利用するときは、以下のようなデメリットがあります。
・自分の使用したい画像が見つからない
・クオリティがイマイチなことも
・クレジット表記が出ることもある
・加工が禁止されているところも多い
それぞれ内容を紹介しましょう。
自分の使用したい画像が見つからない
フリー素材画像サイトを利用するときは、自分の使用したい画像が見つからないこともあります。
フリー素材画像は無料でダウンロードすることができますが、画像が自分好みでないものも多く、使用したいものが見つからない可能性も高いです。
有料版の場合は種類も豊富なので、検索すると自分のイメージに合う画像を見つけられることもありますが、無料版の場合は検索に引っかからず、イメージに合う画像が見つからないことも多いです。
自分の運営しているサイトやホームページによっては画像が見つからず、困ってしまうこともあります。
クオリティがイマイチなことも
フリー画像素材サイトは、提供されている画像自体がイマイチなこともあります。
提供しているのは素人カメラマンや素人モデルなど、プロではない方もたくさん提供しているため、高度なクオリティは期待できません。
キーワード検索しても同じような写真がたくさん提供されていることから、選択肢が少なく、自分のクオリティ基準を下げなくてはいけない場合もあります。
高度なクオリティを求めているなら、フリーでは難しい点があることを覚えておきましょう。
クレジット表記が出ることも
フリー画像素材サイトの場合はクレジット表記が出ていることもあります。
フリー画像を見てみると右下に作家名が配置されていたり、写真枠外に素材サイト名を配置されたりしているなど、各部分で表示を見かけることがあります。これは、ダウンロードや使用が無料であるため、自分の名前を宣伝する目的として表記されていることがあるようです。
ただ、クレジット表記があると、サイトの印象も変わってしまうため、自分の用途に合わない可能性も高いです。
さらに、クレジット表記はサイトごとに規定されていることもあり、中には商用目的で使用できないこともあります。
しっかり内容を確認してから利用するようにしましょう。
加工が禁止されているところも多い
フリー画像素材サイトは、加工が禁止されていることが多いです。
写真の素材を見たときに「色を変更したい」「吹き出しや文字を入れたい」など加工して使用したいこともあるでしょう。
しかし、無料版で加工禁止をしている場合、規約違反になるため、発覚したならサイト側からペナルティを受けることもあります。
加工することができないなら、自分に合う素材を見つけるしかなく、時間がかなりかかってしまうこともあるでしょう。
フリー画像素材サイトがおすすめな人とは?
フリー画像素材サイトは、どのような人がおすすめなのか知っておきたいでしょう。
フリー画像素材サイトがおすすめな人は、以下のような人がいます。
・個人の趣味でサイトやブログ運営をしている
・画像にこだわりはない
個人の趣味でサイトやブログ運営をしている
個人の趣味でサイトやブログ運営している人は、フリー画像素材でも問題ないでしょう。
趣味や個人のサイトやブログの場合はSEO対策や、読みやすくするために画像を使用することが多いからです。
画像によって文章内容を強調する場合は難しいですが、特にこだわりがないなら大丈夫です。
画像にこだわりがない
サイトやブログの運営などで画像にこだわりが無い人も、フリー画像素材サイトの利用がおすすめです。
テキストで勝負するサイトであれば画像は添え物という認識なので、こだわりは必要ないからです。
画像で説明などが必要ないなら、無料素材を使用して運営でも十分成果を期待できます。
フリー画像素材サイトを選ぶポイント
フリー画像素材サイトを選ぶときは、以下の3つのポイントをあらかじめ確認しておきましょう。
・サイト内でダウンロードできる素材の利用規約
・バリエーションが豊富であるか
・使いたいジャンルの写真がサイトにあるか
それぞれのポイントを解説します。
サイト内でダウンロードできる素材の利用規約
フリー画像素材サイトでは、サイトごとに使用規約が細かく定められています。
トリミングや加工を禁止しているサイトもあります。
また使用する際にダウンロードしたサイトを表記するように求めるものもあります。
きちんと規約を読み、正しい利用方法を守りましょう。
バリエーションが豊富であるか
フリー画像素材サイトはサイトごとに公開されている写真の数が異なります。
素材がたくさんあればそれだけ、自分の探している素材が見つかる可能性は高くなります。
利用するサイトに、どのくらいの素材が登録されているかを確認することをおすすめします。
使いたいジャンルの写真がサイトにあるか
サイトごとに得意分野があります。
人物の写真に特化したサイトや、風景が多いサイトもあります。
自分が普段書く記事に合わせて画像素材サイトを使うようにしましょう。
複数サイトの同時利用もおすすめです。
おすすめフリー画像素材サイト5選を徹底比較
早速、おすすめのフリー画像素材サイトをいくつかご紹介します。
サイト名 | 特長 | 画像素材の数 | その他 |
Unsplash | クオリティの高い写真が豊富にある | 300万点以上 | 写真の投稿もできる |
ぱくたそ | 日本の美しい写真が豊富
ユーザー登録なしで使用可能 |
45,000枚以上
2022年11月2日現在 |
初心者も使いやすい |
PhotoAC
イラストAC |
会員登録が必要
PhotoACとイラストACは姉妹サイト
|
534万点以上 2022年6月現在270万点以上2022年6月現在 |
有料オプションもある |
Pixtabay | ドイツで誕生したサイト
海外の写真が多数 ユーザー登録なしで使用可能 |
1,800万点以上 | 音楽や動画のロイヤリティーフリーもある
プロの写真家の写真などが使用可能 |
GIRLY DROP | 映える可愛らしい素材が多い | 不明 | スマートフォンの壁紙などもダウンロード可能 |
Unsplash
・良質な高解像度の写真がダウンロードできる
・おしゃれな写真が見つかる
・広告などにも使われている画像素材サイト
Unsplashは自然や食べ物の写真はもちろん、時事問題に関する写真まであります。
一度は利用しておきたい画像素材サイトです。
おしゃれな写真がたくさんあるので、見ているだけでも楽しめます。
海外の画像素材サイトなので、海外の料理やファッション、異国感を出したいときに重宝しそうです。
Unsplashの写真は、構図や写真のきれいさから広告などに利用されることもあるそうです。
ユーザー登録なしでダウンロードできるのも使いやすいですね。
ぱくたそ
・日本の美しい写真に特化しているサイト
・ユーザー登録なしで、1日のダウンロード回数にも制限がない
・サイトが視覚的に使いやすいため、初心者にもおすすめ
ぱくたそは日本の美しい風景に重点を置いた画像サイトです。
AIが生成した写真もあり、どこかにありそうなきれいな建物など見ているだけでも楽しめる写真が多数あります。
画像素材の数は他のサイトに比べると少ないですが、日本人向けの写真が多いためそれほど気にならないでしょう。
さらにぱくたそでは、ユーザー登録の必要がありません。
また上限無く素材をダウンロードできるため、試行錯誤していろいろ試したい方にもおすすめです。
サイトが視覚的に使いやすいため、最初に使用してみてほしいフリー画像素材サイトです。欲しい画像がなかったら別のサイトを利用するのもよいでしょう。
PhotoAC
・枚数制限はあるが、会員登録すれば無料で画像をダウンロードできる
・PhotoACの有料会員になれば、姉妹サイトのイラストACなども利用できる
・人物の写真は日本人のものが多く、重宝する場面がある
PhotoACは日本人向けの写真が多いことも特長です。
日本人向けの親しみやすい写真を探している場合にもおすすめです。
利用するには会員登録が必要ですが、登録自体は無料です。
無料会員の場合は、1日のダウンロード回数に上限があり9枚までです。
また素材をダウンロードするのに15秒の待ち時間が必要になります。
有料のプレミアム会員では、素材のダウンロード枚数に制限はなく15秒の待ち時間も必要ありません。
無料版を使ってみて、PhotoACの素材が気に入った場合は有料版も検討するとよいでしょう。
有料版は月額1,569円(税込み)です。
※2022年11月4日現在。
Pixtabay
・高解像度の写真が多数ある
・海外のサイトのため、海外のイベントや景色などの写真が豊富
・音楽や動画までロイヤリティーフリーで使用できる
Pixtabayの特長は何といってもフリー画像素材の多さです。
ドイツで誕生したサイトなので、海外の風景や人物の写真が潤沢にあります。
季節行事の写真を探しているときも、重宝するでしょう。
Pixtabayは画像素材だけではなく、音楽や動画までロイヤリティーフリーで使用できるサイトです。
ブログや記事作成に役立つかはわかりませんが、知っておいたほうが良いフリー画像素材サイトといえるでしょう。
ユーザー登録なしで利用できるのも使いやすいポイントです。
GIRLY DROP
・可愛い写真がたくさん、とにかく映える
・美容に関連する写真が豊富
・ファッションやイベントなどの写真が使いやすい
GIRLY DROPは可愛い写真を探している人にぜひ利用してほしいフリー画像素材サイトです。
InstagramやSNSに載せる方も多いようです。
コスメや美容に関する画像も多いので、関連する記事を書く人は一度サイトを見てみるとよいでしょう。
GIRLY DROPは女性2人で運営しているフリー画像素材サイトです。
人物が入った写真でも、モデルの顔が映らない角度で撮影することをモットーにしているそうです。
写真は記事の印象に関わります。
人物は入れたいけれど顔が写った写真は使いたくないという方にもおすすめです。
自分で映える写真を撮るには、機材と時間がかかりますが、このサイトを利用すればクオリティの高い可愛い素材を入手できます。
まとめ:フリー画像素材サイトを利用・比較して合ったものを利用しましょう
本記事では、フリー画像素材サイト利用のメリット、選ぶポイント、おすすめフリー画像素材サイトの比較を紹介しました。
日本人向けの写真が多いサイトや、海外の画像素材が豊富なサイトもあります。
必要な状況に合わせて使用しましょう。
記事を参考に自分に合ったフリー画像素材サイトを探してみてはいかがでしょうか。