近年世界中で、ライブ配信が人気になっています。
自分もやってみたいけれど、どの配信アプリを利用すればいいのかわからない。
具体的に何が違うのかわからない。
そんなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ライブ配信アプリの機能、導入メリット、選ぶポイント、おすすめのライブ配信アプリを紹介します。
ライブ配信アプリとは
自分の今を配信することで、たくさんの人に楽しんでもらうアプリです。
歌や特技からゲーム実況、絵を描いていく行程を配信したりなどジャンルは様々です。
配信したい内容によって向いているアプリがあります。
配信というと、顔を出して配信するのが一般的でしたが近年では顔を出さずに音声のみで配信を行うライブ配信アプリも増えてきました。
ライブ配信アプリ導入のメリット
ライブ配信アプリ導入のメリットは以下の2つです。
・ライブ配信がアプリを利用するだけで簡単にできる
・自分の得意分野を生かした配信ができる
順番に説明していきましょう。
ライブ配信がアプリを利用するだけで簡単にできる
ライブ配信は以前、機材の準備などが大変なため誰でもできるものではありませんでした。
しかし、現在ではスマートフォンが飛躍的に進化したため手軽に誰でも配信ができるようになりました。
また、それに伴い多くのライブ配信アプリがリリースされています。
今ではアプリをインストールするだけで、配信の環境が整うようになりました。
誰でも手軽に、様々な機能を使いながら配信できるのがメリットです。
自分の得意分野を生かした配信ができる
ライブ配信では様々なジャンルがあります。
ゲームの実況や、AMSR・〇〇をやってみた・雑談など多岐にわたります。
多くのライブ配信では、顔を出して行うのが一般的です。
近年では音に特化した映像がない配信も人気があります。
自分が配信したい内容に合わせて、強みを持ったライブ配信アプリを利用すると視聴者が集まりやすいでしょう。
ライブ配信アプリを導入する際のデメリット
ライブ配信アプリを導入する際のデメリットには、何があるのか把握しておくことも大事です。
デメリットを把握しておくことでマイナス要素を防ぐこともできます。
ライブ配信アプリを利用する際のデメリットは以下となるため、確認してください。
・機材やネットの状況によって上手くいかない場合がある
・編集ができず撮り直しを行えない
・顔出しを行う場合は知人にばれる可能性もある
機材やネットの状況によって上手くいかない場合がある
ライブ配信アプリを使用するなら、自分のスマホのみで情報発信を行うことができますが、機材やネットの状況に左右されます。
もし、ライブ配信中にネット環境が悪くなってしまうと、ユーザー側は音声が聞こえなかったり、画像が乱れてしまったりして、計画通りの配信を行えない可能性があります。
また、映像が止まってしまうことで、ユーザー側から批判を浴びることもあるため、機材やネット環境の確認はしっかり行っておく必要があるでしょう。
しかし、注意していても機材トラブルなどは生じることもあるため、ライブ配信するときはリスクを想定して配信するようにしてください。
編集ができず撮り直しを行えない
ライブ配信アプリを利用するなら、編集や撮り直しを行うことができません。
ライブ配信中はリアルタイムで情報発信することになるため、全てのユーザーに見られています。
録画であれば何か失敗をしたときに、編集や撮り直しをしてライブ動画のクオリティを向上させることができますが、ライブ配信の際は1発勝負になるため、事前にしっかり準備して配信する必要があります。
もし、ライブ配信で不適切な発言などをしてしまうと大きなダメージになり、最悪炎上して運営側から注意を受けることもあります。
編集できない分、ミスが生じたときのリスクも大きくなるため、この点を把握して利用するようにしましょう。
顔出しを行う場合は知人にばれる可能性もある
ライブ配信アプリを利用する際、顔出しの場合知人にバレてしまう可能性もあります。
ライブ配信は様々な人をターゲットにしているため、基本的に誰もが閲覧できます。
登録ユーザー数が多いと、それだけたくさんの人に見てもらうことができますが、当然自分の友人や親戚などにも見られる可能性が生じるでしょう。
顔出しをしても特に問題ない人ならデメリットにはなりませんが、知人にばれると都合が悪くなるようであれば、ライブ配信は大きな支障になる場合があります。
顔出しをせずにライブ配信を行う方法もありますが、その場合はユーザー数が伸びにくくなるなどデメリットが付いてきます。
そのため、顔出しリスクを承知でライブ配信する必要があると明記しておきましょう。
ライブ配信で視聴者を増やす方法
ライブ配信アプリを使用するなら、視聴者を増やすことも大事です。
ライブ配信は視聴者を増やすことが収益につながるため、ポイントを押さえて成果を出す必要があります
。視聴者を増やすために以下のような方法を行えます。
・ユーザーネームを簡単なものにしておく
・ライブの配信日はできるだけ固定する
・SNSによって情報発信する
ユーザーネームを簡単なものにしておく
ライブ配信アプリを使用して視聴者数を増やしたいなら、ユーザーネームを簡単なものにしておくことも1つのポイントです。
ライブ配信するときは自分のユーザーネームを付けますが、長い名前や英語の表記など、複雑化しているとユーザーに覚えてもらいにくいです。
ユーザーネームが読みにくく、覚えにくいと視聴者にとっても相談や質問などがしにくいため、今後リピーターとなってもらう際にデメリットとなります。
ユーザーネームはインパクトがあるのも大事ですが、覚えてもらうのが第一になるため、シンプルな名前になるように考えてみましょう。
ライブの配信日はできるだけ固定する
ライブ配信するときは、できるだけ日時を固定しておくべきです。
視聴者を増やすためには、いつライブをしているのか把握してもらう必要があります。
良いライブ配信をしていても、いつから行うのか視聴者が分からないなら集客できないのでファンを増やすことは難しくなります。
配信ライブは自分の状況や企画などによって日時が不定期になることも多いですが、できるだけ固定しておくと、視聴者はいつ配信するのか把握しやすく、計画もしやすくなるでしょう。
また、固定しておけば自分も企画に応じてライブ配信の準備を定期的に行い、継続して配信できるため、着実にファン層を広げていくことが可能です。
視聴者を増やすために、固定化を考えておきましょう。
SNSによって情報発信する
ライブ配信のファン層拡大には、SNSを有効活用することもポイントです。
SNSを利用することにより、フォロワーがライブ配信を見てくれる可能性があるので、視聴者数を増やせる期待を持てます。
さらに、SNSだと拡散作用もあるため、おもしろい企画であれば、どんどん拡散されて大きな宣伝になることもあるでしょう。
TwitterやInstagramなどSNSを利用して集客を考えてみましょう。
ライブ配信アプリを選ぶポイント
ライブ配信アプリを選ぶときは、以下の3つのポイントをあらかじめ確認しておきましょう。
・配信したいジャンルの配信があるか
・視聴者の数
・アーカイブ配信の有無
それぞれのポイントを解説します。
配信したいジャンルの配信があるか
メイク動画を配信したいと仮定しましょう。
利用するアプリでライブ配信されている動画がゲーム実況や特技の披露の場合、メイクの勉強をしたい人は視聴者にはあまり多くないと考えられます。
そのため、再生回数の増加は望めないでしょう。
いくつかのライブ配信アプリをインストールして、視聴者として調べてみることで再生されやすい動画のジャンルが把握できます。
自分が配信したいジャンルを多く扱っているライブ配信アプリを利用しましょう。
視聴者の数
ライブ配信アプリを選ぶ上で、見落としがちなのが視聴者の数です。
視聴者の数、すなわちアプリのダウンロード数を確認しましょう。
ライブ配信は、視聴者の数により報酬が変化します。
あなたの配信を観る可能性のある潜在的な人数が多いアプリを選ぶことが大切です。
また日本だけではなく、海外でのユーザーが多いアプリもあります。
海外での人気も獲得したい配信者は、そうしたライブ配信アプリを利用するのもおすすめです。
アーカイブ配信の有無
ライブ配信アプリといっても、最近のものは多くにアーカイブ配信機能がついているものがあります。
ライブ配信の臨場感はもちろんですが、参加できなかった人が後から配信を確認できる機能は大変魅力的です。
配信の内容が企画ものなどの場合、後から視聴できる機能があった方が配信後の再生回数も見込めるでしょう。
おすすめライブ配信アプリ5選を徹底比較
ここでは、おすすめのライブ配信アプリを比較していきます。
ライブ配信アプリ名 | 特長 | ダウンロード数 | アーカイブ配信の有無 |
Pococha | DeNAが運営している
知名度が高い 配信も見る側も無料で利用可能 |
250万回以上 | あり |
ふわっち | 雑談のような配信が多い
企画や特技がなくても始めやすい |
20,000万回以上 | あり |
BIGO LIVE | 日本では使用者が少ないが、世界での利用者数が多い
配信の種類が多い |
40,000万回以上 | なし |
HAKUNA | 日本だけでなく海外のユーザーとも繋がることができる
特定の人だけを招待する限定配信も可能 |
1,500万回以上 | なし |
Spoon | LIVE機能・CAST機能・TALK機能など大きく分けて3つの配信方法がある
寝落ちしても自動で退出する「寝落ちタイマー」機能が便利 |
3,000万回以上 | あり |
Pococha
・DeNAがサービスを提供、安心して利用できる
・配信するだけで報酬がもらえるシステムがある
・配信する側も、観る側も無料で利用できる
PocochaはDeNAが配信するライブ配信アプリです。
DeNAはインターネット関連の大手企業です。
CMなどでPocochaを見かけた方も、多いのではないでしょうか?
アプリの機能は初心者でも扱いやすいシンプルなものです。
また顔を可愛く見せてくれるフィルターもあるので、ライブ配信の敷居も下がるでしょう。
視聴者とコミュニケーションを取れ、ファンが配信者を応援するファミリー機能もあります。
また、ライブ配信を行うだけで配信時間に応じて報酬相当のアイテムがもらえるシステムもあります。
Pocochaのこのシステムを「時間ダイヤ」と呼ばれています。
通常は配信を観ている人の時間や、プレゼントされるギフトによって報酬アイテムがもらえる配信アプリが多いです。
しかし、Pocochaでは人が配信を観ていなくても配信時間に応じて報酬アイテムを受け取れます。
配信初心者でも、ライブ配信の練習がてら報酬が発生するのは嬉しいですね。
ふわっち
・ダウンロード数が多く、知名度が高い
・顔を出さずにライブ配信ができる
・雑談のような雰囲気のライブ配信が多い
ふわっちはダウンロード数も多く、利用者の多い配信アプリです。
配信者は日常の雑談などを中心に配信しています。
友人と日常会話を楽しむように利用している人が多いようです。
さらに、顔を出さなくても配信できるのが、ふわっちの特長といえます。
視聴者は匿名でのコメントもできるため、参加者が多い傾向にあります。
老若男女問わず、使用者が多いライブ配信アプリです。
BIGO LIVE
・ダウンロード数が多く、海外では特に有名なアプリ
・視聴者の数が多い
・多数のライブ配信のジャンルがある
BIGO LIVEは世界で4億回以上のダウンロード数を誇る、最大のライブ配信アプリです。
日本での知名度はまだ低いですが、ライブ配信アプリとしては有名です。
視聴者の数も多く、世界に向けて配信を行っていきたい人は利用することをおすすめします。
配信のジャンルも多岐にわたります。
歌や特技の披露から、ゲーム実況など多くのジャンルが揃っていることでしょう。
アーカイブ配信機能はないので、リアルタイム配信のみのアプリです。
HAKUNA
・海外の視聴者とも繋がることができる
・顔を出さずにライブ配信ができる
・特定の人だけを招待する限定配信も可能
HAKUNAは他のライブ配信アプリとは少し異なり、顔を出さずに配信する人が多いアプリです。
この配信方法はラジオ配信と呼ばれています。
ライブ配信というと、一般的には顔を出して自分を撮影しながら行うのが一般的です。
しかしHAKUNAでは、顔を出さなくても視聴者が集まりやすいのが特長です。
ライブ配信をしてみたいけれど、顔を出して配信するのは少しためらいがある人もおすすめのライブ配信アプリです。
海外の利用者も多いため、様々な国の人とも繋がることができます。
また、自分の配信を観てほしい人だけを招待して行う限定配信もあり機能も充実しています。
Spoon
・音声のみのライブ配信アプリ
・LIVE機能やCAST機能、TALK機能などが利用可能
・寝落ち配信や様々な音を楽しむASMRの配信が人気
Spoonは音声のみのライブ配信アプリです。
顔を出しての配信はなく、ラジオ配信のみに特化したライブ配信アプリです。
音に集中して配信を行いたい人、聴きたい人におすすめとなっています。
Spoon では主に3つの機能が利用できます。
LIVE機能が一般的な配信機能です。
最大2時間まで連続で配信できます。
CAST機能は録音した音声の配信機能です。
いわゆるアーカイブ配信を指します。
TALK機能は、配信者が設定した内容についてリスナーが回答できる機能です。
Spoonでは音にこだわって配信する人が多いです。
そのため、配信を聴いていると「癒される」「寝るときに聴いているとリラックスしてすぐに眠れる」といった感想も多いのが特長です。
まとめ:ライブ配信アプリで日常を楽しく彩る!
本記事では、ライブ配信アプリの機能、導入メリット、選ぶポイント、おすすめのライブ配信アプリを紹介しました。
ライブ配信というと難しそうと思う人もいるかもしれません。
近年ではシンプルで使いやすく、すぐに配信を始められるアプリも増えてきました。
また日本国内だけでなく、海外の視聴者が多いアプリもあります。
自分が誰に向けて配信したいのかを考えてから、利用するアプリを選択しましょう。
記事を参考に自分に合ったライブ配信アプリを探してみてはいかがでしょうか。