世間で起きていることを知るツールには、新聞やTVのニュースが挙げられます。
どのツールでも、時間をかけてゆっくり見ることで正確な情報が得られるでしょう。
しかし、『朝は時間がない』『夜はすぐ寝たい』という思いで、新聞を取っていなかったりTVのニュースは観ていなかったりという人は少なくありません。
それでは、社会人として、どのような方法で世間の動きを追っていくのでしょうか?
この問いに対するひとつの提案として、【ニュースアプリ】があります。
ニュースアプリを使えば、スマホがあればいつでもどこでもニュースをチェックできます。
そのため、忙しいときでも、通勤時や休憩時のスキマ時間を使って世間の動きを把握できるはずです。
本記事では、ニュースアプリのメリットや種類、選ぶときのポイントを解説したうえで、おすすめなニュースアプリを10選紹介していきます。
本記事を読むことで、自分に合うニュースアプリの選び方を学べるだけではなく、人気のニュースアプリを把握できます。
スキマ時間を有効活用したい方や、ニュースを手軽にチェックしたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
アプリでニュースを読むメリット
スマホの普及に伴って、最近ではアプリでニュースを見ることが主流になりつつあります。
それでは、アプリでニュースを読むことには、一体どんなメリットがあるのでしょうか。
新聞を読むよりコスパが良い
新聞を契約して読む場合、1か月で数千円など、定額の料金が必要になります。
1部だけ購入するケースでも、200円前後の料金がかかります。
しかし、ニュースアプリなら、完全無料で利用できるものが多いです。
ニュースアプリは金銭面での負担が少ないため、気軽に続けやすい点がメリットです。
なかには有料のニュースアプリも存在しますが、高くても1か月で1,000円前後と、新聞と比べて安価に読むことができます。
自分の知りたい情報を検索しやすい
ニュースアプリには新聞と同様、ビジネスに関わるニュースからエンタメに関するニュースまで、幅広い情報が存在しています。
ビジネスマンであれば、政治や経済のニュースをチェックする重要性が高く、必要なニュースを簡単に見られるとうれしいですよね。
そんな需要にも応えるのが、ニュースアプリです。
アプリには、さまざまな情報が揃っていますが、タブやメニューをクリックするだけで目的のニュースへ簡単にアクセスできます。
自分が知りたい情報を検索しやすいニュースアプリであれば、忙しい朝の時間帯でも、スマートにニュースをチェックできて便利です。
通勤時も見ることが出来る
ビジネスマンの朝は忙しく、自宅でゆっくりとニュースや新聞を見る時間を、毎朝確保するのが難しいという人は多いものです。
ニュースアプリでは、スマホさえあれば通勤電車のなかでも気軽にニュースを見られます。
また、検索によって必要な情報だけを効率的にチェックできるため時短になりますし、スマホで見るという便利さから毎日継続しやすいでしょう。
そのほかにも、会社の昼休みや休憩といったスキマ時間でも、ニュースアプリなら気軽にニュースをチェックできます。
通勤時や休憩時といったスキマ時間を有効活用したい方にも、ニュースアプリはおすすめです。
ニュースアプリの種類
ニュースアプリと一口に言っても、いくつかの種類が存在することはご存知でしょうか。
ここでは、ニュースアプリの種類のなかでも代表的な2種類をピックアップして、解説していきます。
報道機関系アプリ
報道機関系アプリとは、アプリ名に新聞社やTV局など、報道機関の名前が入ったアプリです。
また、アプリ名に報道機関名が入っているだけではなく、実際に報道機関やその関連会社が運営しているのが特徴です。
ニュースや報道のプロフェッショナルである報道機関が作成した記事が掲載されているため、信憑性が高いと言えます。
また、独占取材に基づくニュースも載っていることがあるため、自分の知見を広めるのに役立つでしょう。
ただし、報道機関系アプリはクオリティが高い分、料金が無料ではなく有料となっているケースが少なくありません。
料金が多少かかっても、質の高いニュースアプリを利用したい人にはおすすめです。
キュレーションアプリ
キュレーションアプリとは、報道機関系アプリのように運営元がニュース記事を執筆しているのではなく、どこかほかのメディアで執筆されている記事を掲載するアプリです。
さまざまなメディアから記事を引用しているため、政治や経済、ビジネスに関わるニュースだけではなく、エンタメやグルメなど幅広い記事があるのが特徴です。
そのため、ビジネスに限らず、さまざまなジャンルのニュースを見たい人にはおすすめです。
キュレーションアプリは、特に読みたいジャンルが決まっていない方でも使いやすく、無料でつかえるアプリも多いです。
したがって、初めてニュースアプリを利用する人は、まずはキュレーションアプリを試してみるのも良いでしょう。
ニュースアプリを選ぶときのポイント
ニュースアプリを選ぶとき、一体どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか?
それでは、自分に合うニュースアプリを選ぶためのポイントや判断基準を詳しく見ていきます。
自分が使いやすいと感じるアプリ画面かどうか
ニュースアプリを毎日使用する場合、自分が使いやすいと感じるアプリ画面でなければ、使い続けることが苦痛になってしまいます。
その結果、せっかくニュースアプリをインストールしたのに、読む習慣が身に付かないおそれがあります。
したがって、メニューやタブのレイアウトやアプリ画面全体のデザイン、文字のフォントなどにおいて、自分が使いやすいと感じるアプリを選ぶようにしてください。
使いやすさがいまいちわからない場合は、まずはお試しで使ってみるか、シンプルなデザインのアプリを選ぶことをおすすめします。
興味のあるジャンルが充実しているかどうか
ニュースアプリは、ビジネス系のニュースに特化したものから、エンタメ関連のニュースが充実なもの、バラエティーに富んだジャンルを取り揃えているものまでさまざまです。
そのため、まずは自分がニュースアプリで読みたいニュースのジャンルを明確にしたうえで、そのジャンルが充実しているかどうかをチェックしていきましょう。
自分が求める機能が備わっているかどうか
ニュースアプリは、それぞれ備わっている機能が異なることから、自分が求める機能があるかどうかという基準で選ぶのもおすすめです。
例えば、お気に入りのニュース記事をアーカイブできる機能や、コンビニや飲食店で使えるクーポン機能、Twitterのタイムラインのようにニュースを時系列に並べる機能などが挙げられます。
次の項目では、おすすめのニュースアプリを10選紹介していくため、どのような機能が存在するのかをぜひ確かめてみてください。
ニュースアプリ10選を比較
おすすめのニュースアプリ10選を、【ジャンル】【記事数】【使いやすさ】【金額】について比較していきます。
報道機関系アプリとキュレーションアプリにわけて、紹介します。
報道機関系アプリ
まずは、報道機関系アプリからです。
朝日新聞デジタル
【ジャンル】オールジャンル
【記事数】無料会員は毎月5本まで、有料会員のスタンダードコースなら毎日約500本の記事を無制限に読むことが出来ます。
【使いやすさ】紙面ビューアーアプリもあり、新聞のような感覚で読みたい方にも適しています。
【金額】スタンダードコースはひと月1,980円ですが、初月は無料です。
毎日新聞
【ジャンル】オールジャンル
【記事数】無料記事を含めて、毎日約700の記事が配信されます。
【使いやすさ】無料IDを登録する必要があります。ちなみに、『毎日新聞ニュース』『毎日ビューアー』は、IDがあればすべて無料で読めるコンテンツとなっています。
【金額】スタンダードプランで1か月自動更新にすると、ひと月1,078円ですが、初月は99円で利用できます。
読売新聞オンライン
【ジャンル】オールジャンル
【記事数】不明
【使いやすさ】ログインは最初の一度だけのため、煩わしさがありません。同じアプリ内に、紙面ビューアーがあるのが便利です。
【金額】無料でも、鍵付き以外の記事が読めます。有料会員は、ひと月4,400円(朝刊・夕刊)で、すべての記事を読むことが出来ます。
NHKニュース・防災アプリ
【ジャンル】オールジャンルですが、気象情報や速報などに特化しています。
【記事数】不明
【使いやすさ】スマホではウィジェット機能が利用できるため、いつでも目に留まりやすいです。
【金額】無料
テレ朝News
【ジャンル】オールジャンル
【記事数】不明
【使いやすさ】読み返したい記事は、最大50本まで保存ができます。また、SNSでの共有がしやすいです。
【金額】無料
日本経済新聞 電子版
【ジャンル】オールジャンルですが、主に経済情報が多くなっています。
【記事数】有料会員なら一日1,000本の記事を読むことができますが、無料会員は毎月10本のみ閲覧できます。
【使いやすさ】時系列表示や記事に直接書き込めるメモ機能、グラフ保存機能があります。また、過去の記事を検索できます。
【金額】ひと月4,277円ですが、初月は無料です。
キュレーションアプリ
次に、キュレーションアプリを見ていきます。
みんなの経済新聞
【ジャンル】グルメ、シネマ、アートなど、趣味分野が多くなっています。
【記事数】国内外で100以上の記事媒体から情報を集めています。
【使いやすさ】Twitterのように、『タイムライン』表示が出来ます。
【金額】無料
Smart News
【ジャンル】オールジャンルですが、趣味分野や外食のクーポンなどの情報が豊富です。
【記事数】3,000以上の記事媒体から情報を集めています。
【使いやすさ】プッシュ通知の時間を設定することが出来るため、通知に煩わしさを感じません。
【金額】無料
Yahoo!ニュース
【ジャンル】オールジャンルですが、TV番組表や株価も見られます。
【記事数】不明
【使いやすさ】編集部が記事の要点をまとめるQ&Aがあり、難しいニュースが苦手な人でも読みやすいです。また、閲覧者がコメントできる機能があります。
【金額】無料
グノシー
【ジャンル】オールジャンルですが、趣味分野が多く、外食のクーポンやギフト券、ラジオ配信もしています。
【記事数】不明
【使いやすさ】短めの見出しのため、気になる記事だけ読むことができます。また、興味のあるジャンルを選択・削除できることから、効率よく情報取集できます。
【金額】無料
まとめ:ニュースアプリを比較しておすすめを見つけてください
この記事では、
・アプリでニュースを読むメリット
・ニュースアプリの種類
・ニュースアプリを選ぶときのポイント
・ニュースアプリ比較
を解説していきました。
アプリのメリットは、【新聞を読むよりコスパが良い】【自分の知りたい情報を検索しやすい】【通勤時も見ることができる】でした。
アプリの種類には、【報道機関系アプリ】【キュレーションアプリ】があり、キュレーションとはいろんな媒体の記事を引っ張ってきて、掲載されているものを指します。
ニュースアプリを比較すると、報道機関系アプリは紙面ビューアーが使えるため、新聞により近いテイストでした。
反対に、キュレーションアプリは、グルメやアート、クーポンなど趣味分野が豊富に含まれていることがわかりました。
どちらが良いか悩んだときは、まずはダウンロードして、使い心地を確かめてみるのも良いですね。