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プレスリリース配信サービスを徹底比較!おすすめはどれ?

プレスリリース配信サービスを徹底比較!おすすめはどれ?

「自社の新商品・サービスを効果的に宣伝したい。」「マーケティングに力を入れて企業の売上を伸ばしたい。」

企業のマーケティングや広告を担当している方は、こんな悩みを抱えていることもあるでしょう。

そんなお悩みにおすすめなのが、プレスリリース配信サービスです。

プレスリリース配信サービスを利用することで、より多くの人の目に自社の新商品・サービスの情報を伝えられることができるため、効果的な宣伝や売上アップが実現します。

本記事では、プレスリリース配信サービス利用のメリットや選ぶポイント、おすすめのプレスリリース配信サービスを詳しく紹介します。

企業のマーケティング・広告担当者は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

プレスリリース配信サービスとは

プレスリリースとは、新商品やサービス開始を開始する前にメディアに取り上げてもらうために事前に行う宣伝のことです。

プレスリリースを見て、興味を持ったメディアが追加で取材を行うこともあります。

メディアが取り上げることで、

・商品やサービスの開始前から、世間の注目度を上げられる

・プレスリリースを見たメディアが追加で情報発信する可能性がある

などの効果があります。

 

プレスリリース配信サービス利用のメリット

プレスリリース配信サービスのメリットは以下の4つです。

・プレスリリースを見たメディアが商品やサービスについて情報発信する

・一般の人にも、サービスや商品の情報を伝えられる

・自社でメディアリストを作成する手間が省ける

・WEB検索によって時間が経っても宣伝効果を期待できる

順番に説明していきましょう。

 

プレスリリースを見たメディアが商品やサービスについて拡散

プレスリリース配信サービスは、各種メディア向けに、新商品や新規サービスの発表を行うものです。

サービスを運営する企業はさまざまな新聞社やWebメディアと提携しているため、プレスリリースを行うことでそのまま大手メディアに掲載される場合もあります。

複数のメディアに商品情報やサービス情報が拡散されることで、幅広い層の消費者の目にプレスリリースが止まることから、高い宣伝効果を期待できます。

 

一般の人にも、サービスや商品の情報を伝えられる

近年では、プレスリリースを一般の人が見る機会も増えてきました。

プレスリリースを毎日確認し、新商品の情報をチェックする人もいます。

またプレスリリースを引用してブログの記事を書く人もいるため、サイトの閲覧者も増加傾向にあります。

既存のメディアを利用したプレスリリースももちろんですが、一般の人への認知度を上げることも可能です。

 

自社でメディアリストを作成する手間が省ける

メディアリストとは、テレビや新聞、ラジオやWEBメディアといった媒体のなかから、自社商品・サービスを効果的にアピールできそうなメディア情報をまとめたものです。

一般的に、自社商品やサービスをアピールする際、このメディアリストに沿って各種媒体への情報掲載を依頼していきます。

しかし、プレスリリース配信サービスを使えば、自社で各種媒体へ情報掲載を依頼する手間が省けます。

さらに、そもそもメディアリストを作成する必要もなくなるため、広告・マーケティング担当者の業務負担が軽減するメリットがあります。

プレスリリース配信サービスでは、各種媒体への情報掲載をサービス会社へ代行してもらえますが、プレスリリースの内容次第ではさらに大きなメディアに取り上げてもらえるかもしれません。

広告・マーケティング担当者の負担が減れば、ほかの業務に時間をさけるようになり、業務効率化が実現することでしょう。

 

WEB検索によって時間が経っても宣伝効果を期待できる

プレスリリース配信サービスでは、WEBメディアを中心にプレスリリースを掲載します。

WEBメディアに掲載された情報は、掲載から時間が経ってもWEB検索によって誰かの目につく可能性があります。

その結果、より多くの経路で自社商品・サービスを宣伝できると期待できます。

最近では、自分が気になるワードでWEBブラウザを検索し、購入する商品やサービスを検討する人は増えてきています。

プレスリリース配信サービスでは複数のWEBメディアへ一度にプレスリリースを掲載することもできるため、長期間にわたって宣伝効果が持続するかもしれません。

 

プレスリリース配信サービスを選ぶポイント

プレスリリース配信サービスを選ぶときは、以下の2つのポイントをあらかじめ確認しておきましょう。

・提携するメディアの種類やプレスリリースの方法

・コスト

・提携しているメディアの数

・サポート機能

・プランの種類

それぞれのポイントを説明します。

 

提携するメディアやプレスリリースの方法

利用するプレスリリース配信サービスにより、提携するメディアは異なります。

自社関連の業種の情報が載りやすいメディアを絞り、それを提携先として持っているサービスがおすすめです。

サービスの多くが、提携するメディアの資料を公開しているため、確認すると良いでしょう。

 

コスト

有料のプレスリリース配信サービスは、1配信あたり約30,000円程度が相場となっています。

無料のものと比較して、有料のものは校正や添削のサービスが付属することが多いです。

また、記事自体を作成してくれる場合もあります。

提携するメディアの数が多いことは言うまでもありません。

定額プランがあるプレスリリースサービスもありますので、配信頻度も予想しながらどのサービスを利用するか検討するのがおすすめです。

 

提携しているメディアの数

プレスリリース配信サービスによって、プレスリリースの配信先として提携しているメディアの数はさまざまです。

もちろん、単純に提携しているメディアの数が多ければ多いほど良いというわけではありません。

あくまで、自社商品・サービスの分野を得意とするメディアと提携中のサービスを選ぶことが重要です。

しかし、より多くのメディアにプレスリリースが掲載されれば、情報を目にする人の絶対数が増えることは事実です。

その結果、もともとターゲットにしていた層だけではなく、隠れたターゲット層のニーズを掘り起こせる可能性もあります。

そのため、プレスリリース配信サービスが提携しているメディアの数も、サービスを選ぶうえでのひとつの指標になることでしょう。

 

サポート機能

プレスリリース配信サービスには、プレスリリースを配信する機能だけではなく、配信した後の効果を測定する機能やプレスリリースを校正してくれる機能が備わってるものもあります。

効果測定機能を使えば、プレスリリース配信の内容を振り返ることができて、次回以降のプレスリリース作成に役立てられます。

また、プレスリリース校正機能があると、既存のプレスリリース内容をプロの手によってブラッシュアップできるメリットも期待できます。

そのほかにも、プレスリリース作成についてノウハウがない企業のために、商品やサービスのジャンル別にプレスリリースのテンプレートを用意しているサービスも存在します。

各サービスのサポート機能を確認したうえで、自社にとって必要な機能がなにかを考えることをおすすめします。

 

プランの種類

同一のプレスリリース配信サービスでも、いくつかのプランが用意されていることが多いです。

具体的には、1回のみの配信を行う「単発配信」や回数が決まっている「回数制限配信」が挙げられます。

そのほかにも、月額と年額の料金が決まっていて、回数無制限でプレスリリースを配信できるプランも存在します。

基本的には、配信できる回数が多ければ多いほど料金は高くなります。

自社が希望する配信回数や配信ペースを明らかにしたうえで、プランを検討するのがおすすめです。

また、初めてプレスリリース配信サービスを利用するときは、まずは気軽に使える「単発配信」プランを使ってみるのもひとつの手です。

 

おすすめプレスリリース配信サービス5選を徹底比較

プレスリリース配信サービス名 特長 コスト 運営会社
PR TIMES 日本企業のプレスリリースが最も多く掲載される
上場企業の50%以上が利用
ひと月あたりに6,000万PVを誇る
基本プラン:30,000円/1件
定額プラン:70,000円~/1件
株式会社 PR TIMES
@Press 専任スタッフによる原稿チェックあり
適切な場所にプレスリリースを行える
大手4つの新聞社にもプレスリリースが掲載できる
ライトプラン:1配信30,000円
ライトプラス:1配信39,800円
スタンダードプラン:1配信59,800円
※複数使用向けのチケットを利用すると割安に利用できる
ソーシャルワイヤー株式会社
valuepress 最短60分でプレスリリースを出せる
原稿の無料作成からアフターフォローまで行ってくれる
中小企業で、初めてプレスリリースを利用するときもおすすめ
エコノミープラン:1配信 30,000円
スタンダードプラン:30日ごとに 30,000円
ビジネスプラン:30日ごとに 70,000円
株式会社バリュープレス
DreamNews 低コストでプレスリリースを利用できる
原稿の添削や校正は別料金のため、不要な場合はプラン料金のみで利用できる
30日間プラン:11,000円
360日間プラン:110,000円
グローバルインデックス株式会社
Digital PR Platform 大手4つの新聞社にもプレスリリースが掲載される
拡散力が高い
プレスリリースの効果を可視化するためにPRオートメーションを活用している
STANDARDプラン:月額115,000円
PREMIUMプラン:月額250,000円
プラップノード株式会社

 

 

PR TIMES

PR TIMES

・国内最大規模のプレスリリースサービス

・上場企業の半数以上が利用している

・サイトが見やすく、一般人も見る機会が多い

 

PR TIMESは、株式会社 PR TIMESが提供するプレスリリースサービスです。

日本国内では最大規模です。

公式HPによると、日本国内にある上場企業のうち半数以上が利用しているそう。

月間PV数の合計が1億を超えるメディアとも連携しています。

讀賣新聞・朝日新聞・毎日新聞など大手新聞社にも提携があります。

さらにFacebook・Twitter・LINEなどから直接ユーザーにプレスリリースを届けることもできます。

その結果、ひと月あたりにサイトを閲覧する人数も多く6,000万PVを超えているほどです。

PR TIMESは一般の人も見やすいプレスリリースが特長です。

公式HPもプレスリリースを知らない人にも見やすい作りになっています。

新商品の紹介記事などを読んでいて、PR TIMESのプレスリリースを見かけたユーザーもいるのではないでしょうか。

 

 

 

@Press

@Press

・規模の大きいプレスリリースサイト

・プレスリリースの内容をもとに配信先を選別してくれる

・依然として人気のあるFAXでの発信も料金内で可能

 

@PressはPR TIMEと同じくらいの規模を持つサービスです。

ソーシャルワイヤー株式会社がサービスを提供しています。

プレスリリース原稿のミスがないか、原稿チェックを行ってくれます。

さらに、配信先を情報が欲しい業種・企業に狙いを定めて行うため、必要なところにプレスリリースが届く仕組みです。

現在ではプレスリリースはネットが中心となってきました。

しかし、TV業界や・新聞業界・雑誌業界では依然としてFAXでの配信が望まれています。

紙で送られてきたものに、目を通す文化の名残ともいえるでしょう。

@PressはFAX配信も料金に含まれています。

プレスリリースが起爆剤となり、取材に繋がればより多くの人に知ってもらえるでしょう。

 

 

 

valuepress

valuepress

・最短60分でプレスリリースができる

・原稿作成依頼が可能、添削も行ってくれる

・配信結果や効果測定の結果も報告してもらえる

 

valuepressは株式会社バリュープレスが行うプレスリリースサービスです。

valuepressの特長は最短60分でプレスリリースが可能な点です。

会員登録から配信までのスピード感が魅力といえるでしょう。

急いで配信する必要があるときは、有力な候補になります。

さらにvaluepressでは、原稿作成の依頼も可能です。

自社の新商品やサービスをプロが記事にしてくれます。

添削も行ってくれるので、初めてプレスリリースを行う企業も安心して利用できますね。

さらに、配信して終わりではなく配信による効果測定や配信の結果も受け取れます。

プレスリリースの効果を実感できるでしょう。

 

 

 

DreamNews

DreamNews

・低コストでプレスリリースできる

・プランの30日間であれば、何度配信しても料金は変わらない

・導入企業は10,000社を超える

 

DreamNewsはグローバルインデックス株式会社が提供するプレスリリースサービスです。

DreamNewsの大きな特長は、低コストでプレスリリースできる点です。

月額11,000円(税込み)で利用できます。

プレスリリース大手ではおよそ、1配信あたり30,000円前後が必要になります。

しかしDreamNewsでは、30日間の契約で何度配信しても11,000円なのでコストを抑えて配信することができます。

しかし掲載メディアの数は多く、十分な役割を果たしてくれます。

なお、原稿の作成や添削は別料金となっていますので必要であればオプションを利用しましょう。

DreamNewsによるプレスリリースを導入している企業は10,000社を超えます。

手ごろに利用しやすいプレスリリースといえるでしょう。

 

 

 

Digital PR Platform

Digital PR Platform

・PRオートメーションの活用でデータ分析や、PRの効果を上げる

・大手4つの新聞社にもプレスリリースが掲載される

 

Digital PR Platformはプラップノード株式会社が提供するプレスリリースです。

PRオートメーションというツールを利用できます。

これにより、プレスリリース作成のための時間を短縮するか、どこに配信を行うかなど過去の履歴から簡単に選別することが可能です。

配信後のデータ分析もPRオートメーションで完結します。

また、Digital PR Platformでは毎日新聞・讀賣新聞・朝日新聞・産経新聞の4つと提携しています。

プレスリリースの掲載幅も広いのが特長です。

Digital PR Platformの用意しているプランは、最低契約期間が6カ月以上である点に気をつけましょう。

 

 

 

まとめ:プレスリリース配信サービスを利用し、幅広

本記事では、プレスリリース配信サービス利用のメリットから、選ぶポイント、おすすめのプレスリリース配信サービスを詳しく紹介しました。

元々はメディア向けの新規情報の発信であったプレスリリースも、今では一般の人の目に留まる機会が増えてきました。

自社の商品やサービスを宣伝するために、プレスリリースは今や欠かせないものになっています。

発信したい情報に強いメディアと提携のあるサービスがおすすめです。

記事を参考に自社に合ったプレスリリースサービスを探してみてはいかがでしょうか。

 

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