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アンケートフォーム作成ツールを徹底比較!機能や料金など。

アンケートフォーム作成ツール絵を徹底比較!機能や料金など。

企業はマーケティング業務が大事なので、いろいろなツールを使用することでしょう。

情報収集をしっかり行うことは、業務の方針決定にもつながります。

マーケティングの一環として、WEBなどでアンケートを取り、ニーズを掴むこともあるのではないでしょうか。

そんな時に利用するのが、アンケートフォーム作成ツールです。

今回は、そんなアンケート作成フォームツールの選び方、またおすすめツールがあるか紹介しましょう。

 

アンケートフォーム作成ツールとは

アンケート作成フォームとは、WEB上でアンケートを取るために用いられます。

そのフォームを作成するためのツールをアンケート作成フォームツールと呼ばれています。

アンケートの設問を自由に作成できたり、アンケートURLを発行できたり、アンケート結果を集計できたりなどの機能が備わっていることが多いです。

 

アンケートフォーム作成ツール比較[5選]

早速、アンケートフォーム作成ツールについて比較していきます。

サービス名 料金
Googleフォーム パーソナルプラン:無料
ビジネススタンダード:1,360円
Questant 無料プランあり
通常プラン:5万円/年
ビジネスプラン:15万円/年
プレミアムプラン:30万円/年
formrun 無料
ビギナー3,880円/月
スターター12,980円/月
プロフェッショナル25,800円/月
Hub Spot スターター5,400円/月
プロフェッショナル96,000円/月
エンタープライズ432,000円/月
Kintone ライトコース1ユーザー780円/月
スタンダードコース1ユーザー1,500円/月

 

Googleフォーム

Googleフォーム

Googleフォームは、作成質問数と集計回数が無制限のアンケート作成ツールです。

複数の質問形式による選択肢やドラッグ&ドロップで質問を並べ替えたり、リストを貼り付けるようにカスタマイズしたりできます。

また評価スケールなども豊富であり、画像や動画の挿入、スキップ質問などの作成も行えるため、アンケートを自分なりにアレンジしてみることが可能です。

さらに、スプレッドシートと自動で同期することもできるため、結果もエクスポートして、他のデバイスに保存することできます。

リアルタイムで更新される回答データはグラフで確認することができ、Googleシートを利用すれば以前のデータと比較して詳細な分析や自動化を行うこともできるでしょう。

スマホでもしっかり見やすくしており、様々な画面で作成や編集ができるため、外出先からでもアンケートに関わることが可能です。

アンケートの内容は高度なセキュリティによってマルウェア対策やプライバシー保護、データ保護が実施されています。

アンケート作成ではやりやすさがあり、無料で使用もできるため試してみてください。

 

 

 

Questant

Questant

Questantは、ネットリサーチ会社であるマクロミルが開発したアンケート作成ツールです。

70以上のテンプレートと100を超える質問データベースが用意されており、豊富な選択肢の中から必要なものを選ぶだけで簡単にアンケートを作成することができるようになっています。

アンケート作成も直感的で無料で行うことができ、作成が終わればURLやQRコードを自動発行してくれます。

そのままメールやSNSに貼り付けたらWebサイトに設置して、アンケート回答の募集を行うことができ、必要であればオプションで提携サイトや調査モニターなどに、アンケートを投げかけて回答者を集めることも可能です。

デザイン性のも見やすい画面となっており、パソコンでもスマートフォンでも最適な表示を行うことができるので、回答者も違和感を抱くことなく最適な回答を狙うことができます。

必要であればグラフのカスタマイズも自由に行うことができるため、自分の見やすいアンケートに仕上げることができるでしょう。

このようないろいろな機能が豊富で、年間2万件を超える調査実績があることから、安心して利用することができるはずです。

 

 

 

formrun

formrun

formrunは、最短で30秒のアンケート作成ができるツールであり、40種類以上あるテンプレートの中から自分好みのものをクリックして、テキスト入力することで見栄えの良いアンケート設計を行うことが可能です。

テンプレートフォームの中には、問い合わせ対応や資料請求、申込フォーム、予約フォーム、などがあり、自分の用途に合わせて追加することもできるため、専門知識が無くても使用できます。

また、フォームの設置から、問い合わせ対応状況の確認、メールの対応などを全て一元化することができるので、管理もしっかり行えるでしょう。

さらに、顧客データもGoogleスプレッドシートや別のものにエクスポートできるので、データとして保管しておくことも可能です。

他にもリアルタイムの問い合わせを通知によって即座に対応できるので漏れ防止につながられる他、無料版でも送信、受信は共に無制限など使い勝手がも良いです。

こちらも、まずは無料からアンケート作成してみることができるでしょう。

 

 

 

Hub Spot

Hub Spot

Hub SupotはNPS(顧客ロイヤルティー指標)やCES(顧客努力指標)、CAST(顧客満足度指標)の3つを調査可能です。

目的に合わせて最適な調査を実施するため、カスタムアンケートやフィードバック収集ツールを駆使し、顧客の本音に併せて質の高い顧客の声を多く集めることができます。

多様な質問タイプとカスタマイズ可能なテンプレートを基に、ニーズに合わせてアンケート調査をきめ細かく調整できるため、より自分の希望した結果を知ることもできるでしょう。

作成したカスタムアンケートは、リンクやメールとして顧客に送信することができます。

得られた結果を社内で効率的に共有することもできるため、全体で内容把握して、それぞれ行動を取ることができるでしょう。

他にも、顧客ロイヤリティーを測定したい場合は、Eメールやチャット、Webリンクなど、最適なアンケート方法を選択できるため、高い確率で回答してもらうことも可能です。

アンケートの回答はダッシュボードに自動的に取り込まれるため、結果を直ぐに理解できて、自社の用途に合わせて分析もできます。

カスタマーサポートにはチケットやフィードバック、チームの共有アドレス、レポートなどがあります。アンケート回答のサービスとして利用を考えてみましょう。

 

 

 

Kintone

Kintone

Kintoneはサイボウズ社が提供するグループウェアであり、顧客管理やアプリによるドラッグ&ドロップによるアンケート作成、グラフ化や結果の共有などの基本機能が揃っています。

オンラインで手軽にアンケート調査を行えるように、ペーパーレスでPCやスマホから「かんたん入力」を行うことができ、ワンクリック集計で直ぐに業務へ活かすことができます。

文言も自由に設定することができ、入力フォームも豊富なパーツをマウスで組み合わせられるため、用途や業種に問わず様々な種類のアンケートを作成可能です。

必須項目の設定や回答内容の重複を制限することもでき、回答漏れや二重回答などを防いでより正確な回答データを集めることができれば、メンバー設定で匿名アンケートや顧客の個人情報をいろいろ集めることも可能です。

さらに、アンケート回答だけでなく、調査結果の分析や議論などもワンストップで完了することができるように、ワンクリックによるグラフ化、またレポートやワークフローなどの機能の追加も行えます。

オンラインで手軽にアンケートを行いたいなら、利用を考えてみましょう。

 

 

 

アンケートフォーム作成ツールを利用するメリット

アンケートフォーム作成ツールを利用するときは、どのようなメリットがあるのか知っておきたいでしょう。

アンケートフォーム作成ツールのメリットを知っておくなら、利用を前向きに考えることができます。

以下のようなメリットがあります。

簡単に独自性のあるアンケートフォームを作成できる

アンケートフォームを利用するなら、独自性のあるアンケートフォームを簡単に作成することが可能です。

アンケートフォームの作成は通常、プログラミングの知識やネットのスキルが必要になるため、専門的です。

そのため、アンケートフォーム作成の際は依頼する必要もありますが、それだと手間も時間も費用もかかるため、効率性を考えると良くありません。

その点、アンケートフォームを利用するなら、テンプレートが提供されているため、自社に合うものを選択し、その中から必要な質問や項目を追加して独自のアンケートを作成できます。

デザインも自分で決定できるため、自社に合うフォーマットにし、質問もサンプルがあるため全てを自分で考える必要がありません。

アンケートフォームを簡単に作成しつつ、クオリティも高いので納得できるでしょう。

アンケートの配布や回収も簡単に行える

アンケートフォーム作成ツールでは、配布や回収も簡単に行うことが可能です。

作成ツールにはアンケートにQRコードやURLを発行できる機能もあり、メールで回答することができます。

メール配信システムと連携しておくなら、アンケートをメールで一斉送信することができるツールもあり、紙で行うよりも手間をかけずに送る子ことが可能です。

対象者の方がアンケートに回答した場合は、そのままデータとして保管されていくため、スピーディーに内容を回収して分析することができます。

お店でタブレットを使用してアンケートに答えてもらうなど、やり方も企業によって合わせることができるため、効率性という点で大きな期待ができるでしょう。

データ分析をしっかり行える

データ分析が簡単になるのも、アンケートフォーム作成ツールのメリットです。

アンケートフォーム作成ツールには、回答されたデータが自動でデータ化できる機能が付帯されています。

そのため、回答結果を別のソフトに入力するなど、手間を省くことができるので時間を節約することが可能です。

さらに、回答結果の入力ミス防止へとつなげることもなるため、修正などの業務も必要ありません。

ツールによってはデータをグラフ化することもでき、他の従業員と共有して連携を取りやすくもできるため、会議のプレゼン準備など、いろいろな場面で活用することもできます。

時間の短縮という点も考えているなら、アンケートフォーム作成ツールの利用を検討してください。

 

 

アンケートフォーム作成ツールを利用するときの注意点

アンケートフォーム作成ツールは注意点もあります。

どのような注意があるのか確認しておくことで、自社の要求に沿った結果を得られるのか考えることができます。

以下のような注意点があるためご覧ください。

設問文は簡潔で分かりやすくする

アンケートを作成するときは、設問文をできる限り分かりやすくすることが大事です。

アンケートの設問で専門用語や難しい表現を用いるようであれば、回答者も意味をよく理解できないため、途中で離脱してしまう可能性があります。

アンケートを作成しても離脱者が多くなってしまうなら、必要なデータを得ることができず、分析結果も説得性に欠けるなど成果を得られないこともあります。

そのため、設問文を記載したときに「回答者に理解してもらえる内容となっているか」「文章におかしな点や矛盾点などはないか?」などを確認するようにしましょう。

順番も考える

順番も意識して作成するアンケートを作成するときは、順番も意識しておくことが大事です。

アンケートは流れや順番によって回答者は答えやすくなり、離脱も防ぎにくくなるため流れがおかしくなっていないか作成したときに確認する必要があります。

例えば、いきなりアンケートで「この商品についてどう思っていますか?」と質問して、次に「この商品の特徴を知っていますか?」と質問したなら、回答者はすでに思ったことを回答したのに特徴を答えるため、混乱してしまうことになるでしょう。

この場合だと先に「この商品を知っていますか?」「この商品についてどう思っていますか?」の順番が流れとして答えやすいため、確認して作成しましょう。

「その他」などを作成する

アンケートを作成するときは、「その他」や「当てはまらない」という解答も想定しておくべきです。

設問によっては回答が複数になることや、どちらも該当しないものもあり、そのときはユーザーが回答に困ってしまうこともあります。

ただ、「当てはまらない」のみの回答だと有意性が無くなることもあるため、自由記述欄を設けて回答者に内容を記載してもらうのがおすすめです。

回答の分析をしやすいように作り方を工夫するのもいいでしょう。

 

 

アンケートフォーム作成ツールの選び方とは

アンケートフォーム作成ツールを利用するときは、選択に迷ってしまうこともあるでしょう。

ツールにもいろいろあるため、自分とマッチしたものを選択する際はポイントを押さえておくことが大事です。ツールには以下のような選択のポイントがあります。

機能と質問数を確認

アンケートフォーム作成ツールを選択するときは、機能と質問数を確認することも大事です。

機能が充実していることで、細かくアンケートの内容を設定することができ、より詳細な点まで分析することが可能です。

ただ、機能を細かくするほど、オプションとして費用が加算されることもあり、出費が大きくなることもあるため、バランスを考える必要があります。

質問数も多いほどユーザーの意見を集めやすくなるため、これらの点を確認しておくのがおすすめです。

ツールとの互換性やサポート制度

アンケートツールは、顧客情報をCRMツールやMAツールと組み合わせるとより有効活用できます。

ツールによって種類は異なりますが、できればCRMツールと連携できるものを選ぶと、意図に沿ったものになるはずです。

また、サポートも回答者集めの代行や、依頼文書作成などがあると自社で行う負担が減るため、行うようにしてみましょう。

 

 

アンケートフォーム作成ツールの利用の流れ

アンケートフォーム作成ツールを利用するときは、どのような流れになっているのか確認することが大事です。

流れを把握することでスムーズな導入を行うことができます。

以下のような流れになっているため確認してください。

アンケート計画を作成する

アンケートフォームを利用して作成していくときは、まず計画を立てるようにしましょう。

アンケートはどのような目的で作成し、調査していくのかがポイントになるからです。

例えば、新商品の開発のため、市場のニーズを探るのが目的であれば、既存商品の受け止められ方や満足度などについてアンケートを作成していく必要があります。

また、若い人のトレンドや意向を知るためにアンケートを作成するなら、調査対象をどの年代にまで設定するのかも大事です。

アンケートを作成するときに目的をしっかり押さえていないと、幅広いニーズへの対応や納得できる結果を得ることができません。

調査対象者をしっかり確認して、調査を進めていくようにしましょう。

仮説の構築

実りのアンケート調査を行うためには、調査に対する仮説を構築する必要があります。

アンケートの質問を考える際はある程度の資料や調査に基づて考えなくては、的外れな結果に終わってしまう場合があるからです。

仮説の構築を行うためには、競合の分析や社会情勢のリサーチ、既存商品やサービスに対しての改善点などを抽出して、現状を把握して課題は何があるのか確認することが大事です。

現状と課題が分かれば、それらの項目をアンケートの質問として盛り込ませ、どのような課題を1番改善すべきなのか結果から分かることも可能です。

例えば、リモートワークによる仕事の変化について仮説を立てたなら、仕事場所や通勤回数という点で調査をして質問を考えることができるでしょう。

仮説をしっかり立てることも大事な準備になるため、忘れないようにしましょう。

アンケートの調査票設計

アンケートの目的と仮説を決定することができれば、調査票の設計を行います。

仮説につながる質問の設定をいくつか用意して、結果にどう関わるのか考えると必要な項目を絞っていくことが可能です。

調査票は仮説を元に検証していく必要もありますが、回答率を高めるための工夫を行うことも大事です。

例えば、マルチデバイスへの対応やスマホでしっかり質問が把握できる文章にするなどです。

アンケートはできるだけ簡単で答えやすいようにすることで、より効果を増すことができるため、その点を考えて設計してください。

アンケートフォームの作成

調査票を作成することができれば、質問項目をアンケートツールに入力していきます。

アンケートツールに入力する際は自由回答ではなく、できればYES、NOで答えられるような簡単なもので作成していくことがおすすめです。

複雑なものになれば回答結果の信頼性が低くなり、回答率も下がることになるため、予想した結果を得られない場合もあります。

また、自由欄が多いと回答者の負荷も大きいです。

アンケートフォームも工夫しながら作成しましょう。

実施と結果の集計

アンケートを作成したなら、配布して多くの人に回答してもらいましょう。

メールで配布する方法もあれば、SNSやLINE、Webサイトなど様々な媒体を利用して回答結果を上げることが可能です。

アンケートの成果が集まれば簡単に集計して分析を行います。

ツールによって項目ごとや単純集計、属性分けしたクロス集計などを行えるため、しっかり分析して事業に活用しましょう。

 

 

アンケートフォーム作成ツールを使いこなすポイントとは

アンケートフォーム作成ツールは、使いこなすポイントを把握しておくことも大事です。

使いこなすポイントを把握しておくことで、より成果を期待することができます。

アンケートフォーム作成ツールの使用ポイントをご覧ください。

設問数と回答時間の目安を記載

アンケートを作成して実行するときは、設問数と回答時間について目安を記載しておくのがおすすめです。

設問数や回答時間の記載が無ければ、回答者はいつ終えることができるのか確認することができず、途中での離脱や回答を避ける可能性が生じます。

事前設問数と時間を記載しておくなら、回答者はペース配分や回答までのゴールが理解できるため、心理的負担が軽減されます。

回答率を高めることができるため考えてみましょう。

目的や個人情報の取り扱いを記載

アンケートフォームには、目的や個人情報の取り扱いについて記載しておくことも大事です。

回答者はWebでの回答で個人情報の流出を心配するため、事前に不安を軽減させるようにすべきです。

もし、不安があればアンケートを避けられてしまい、情報収集することができません。

個人情報の取り扱いやプライバシーポリシーの記載、またSSLのロゴを表示するサイトシールを貼っておくと、回答者も安心して利用することが可能です。

 

 

まとめ:アンケートフォーム作成ツールを利用してニーズを掴もう!

アンケートフォーム作成ツールについて、内容を紹介してきました。

アンケートフォーム作成ツールにもいろいろな種類があり、特徴が違うため、自社に合ったものを選択する必要があります。

ぜひ、今回紹介したもので合うものがあれば、まずは問い合わせだけでも行ってみてください。

 

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