大切な予定を忘れてしまった、そんな失敗はありませんか。
仕事や家族との予定を確実に記録できれば、時間を有効活用できます。
本記事では、カレンダーアプリ導入のメリットから、選ぶポイント、おすすめのカレンダーアプリを詳しく紹介します。
カレンダーアプリとは
個人の予定を入力して後から確認できるものや、家族や仕事の関係者との予定を共有できるものまであります。
通知してくれるものが多く、忘れていても後から気付くことができます。
紙媒体のスケジュール帳とは異なり、スケジュールを消すのも簡単です。リアルタイムで最新のスケジュールを把握できるのがメリットといえます。
導入することで以下の機能が利用できます。
・スケジュールを記録できる
・自分以外の人と予定を共有可能
・予定が近づいたら通知
・スケジュールの修正、消去も簡単
カレンダーアプリ導入のメリット
カレンダーアプリ導入のメリットは次の3つです。
・自分以外の人と予定を共有可能
・予定が近づいたら通知
・スケジュールの修正、消去も簡単
・思い出を残せる
順番に説明していきましょう。
自分以外の人と予定を共有可能
紙の手帳なら、スケジュールを書き込んでも他の人に共有されることはありません。
各々が予定を記録する必要があります。
しかしカレンダーアプリでは、複数人の予定を共有して表示させることができるものがあり、1人が入力すれば他の人はアプリを確認するだけです。時間の短縮や、間違ったスケジュールを記録することもなくなります。
予定が近づいたら通知
カレンダーアプリの多くは、予定が近づいてきたら通知する機能があります。
入力した日が随分前で、予定を忘れてしまっていても通知機能をONにしておけば思い出すことができます。通知を出す時間やタイミングも自分でカスタムできるものが多くなっています。
スケジュールの修正、消去も簡単
紙の手帳と大きく異なるメリットです。
スケジュールの時間がずれたり、日付が変更になったりと大変忙しい昨今ですがアプリで管理すれば変更も簡単に行えます。
消去した記録は確認できるものもあります。スケジュールが一目見てきれいなのもアプリならではのメリットです。
思い出を残せる
カレンダーアプリを利用するなら思い出を残すことが可能です。
カレンダーアプリには写真やメモを残せるものもあり、その場合は自分が行った場所やその日の出来事を貼り付けておくことで、見返したときに思い出として楽しむことができます。
紙のカレンダーに写真などを貼り付けて思い出を残すこともできますが、保管場所の確保が必要になるため、限度があるでしょう。
カレンダーアプリとして利用するなら保管場所を確保しなくて済むので、手間もありません。
カレンダーアプリを利用するときのデメリットとは?
カレンダーアプリを利用するときはデメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのか確認しておくことで、より利用について前向きに検討することができるででしょう。
カレンダーアプリのデメリットは以下の点です。
・コストがかかってしまう
・設定が面倒に思えることも
・予定を確認するためにはタップしなくてはいけない
コストがかかってしまう
カレンダーアプリを利用するときは、コストがかかってしまうことも予想しておくべきです。
カレンダーアプリには無料のものも提供されていましが、費用がかかるアプリもあり、毎月費用を支払わなければいけません。
カレンダーアプリにかかる費用は高くなく、数百円程度のものが多いですが、毎月支払うとなると負担になる人もいるでしょう。
有料版のカレンダーアプリであれば、機能が充実していることも多いので利用したいはずですが、コストがネックになることもあるでしょう。
設定が面倒に思えることも
カレンダーアプリを利用するときは、設定が面倒に思えることもあります。
アプリを利用して予定を記載するときは、日付を選択して時間を指定して内容を入れるなど、いろいろな段階があるため、逐一設定するのに手間がかかります。
紙の手帳などであれば直ぐに時間や内容を記載することができるため、直ぐに完了させることができます。
カレンダーに複数の内容を記載するとなると、より予定を入力するのに時間がかかってしまうこともあるため、効率という点でメリットを感じない人もいるかもしれません。
予定を確認するためにはタップしなくてはいけない
カレンダーアプリによって予定を入れたとしても、詳細な点を確認するためにはその日付をタップしなくてはいけないこともあります。
仕様にもよりますが、カレンダーアプリによっては予定があることは分かっても時間が表示されていないことがあり、日付をタップして詳細を開かなければ確認できないことがあります。
予定を一目で把握できない場合、逐一カレンダーを開かなくてはいけないため、複数の予定があるなら面倒に思えることもあるでしょう。
また、長い文章で登録している場合は途中で内容が切れており、タップしないと確認できないこともあります。
そのため、予定を確認する際も自分の予想通りにいかない場合もあるでしょう。
カレンダーアプリを利用するときの注意点とは?
カレンダーアプリを利用するときは注意点もあります。
どのような注意点があるのか知っておくなら、よりカレンダーアプリを効率的に使用することができます。
以下のような注意点があるため内容を紹介しましょう。
・機能性は充実しているか
・予定が多いと見づらくなる
・端末のスペックによっては動作が重くなってしまう
機能性は充実しているか?
カレンダーアプリを利用するときは、機能性が充実しているのか確認することが大事です。
機能性が充実しているなら、よりカレンダーで自分の希望通りに内容となるため、満足して使用することができるでしょう。
カレンダーアプリで付帯させておきたい機能には、ToDoリストやタスク機能、タイムスケジュール機能などがあります。
ToDoリストやタスク機能があるなら、予定だけでなくやりたいことも記入することができるため、かなり細かく管理を行えるようになります。
また、時間を設定できるため、アラームによって通知できる予定を忘れていても思い出すことができます。
タイムスケジュール機能は月や週、日単位だけでなく、分単位で予定を管理することも可能です。
より細かに予定を管理できるため、人によって使い勝手は良いでしょう。
他にもスタンプ機能やバックアップ機能など、いろいろな機能が付帯されているのか、しっかり確認するようにしましょう。
予定が多いと見づらくなる
カレンダーアプリは、予定が多いと見づらくなってしまいます。
予定が多過ぎるとアプリによっては「+...」という形で表示されることがあり、タップしなければ詳細な内容を確認できません。
予定をたくさんアプリに記録しておきたい人の場合は手間がかかることを確認しておくべきです。
また、1日あたりの表示範囲が広いアプリもあるので、選択にも注意しておきましょう。
端末のスペックによっては動作が重くなってしまう
自分の利用している端末によっては、スペックが重くなってしまうこともあります。
端末のスペックが重くなると、アプリが動かないなどの不具合が生じてしまい、うまく予定を立てられないこともあるからです。
また、不具合が生じると予定が全て消えてしまうなどリスクもあるため、スペックの確認はしっかり行っておきましょう。
カレンダーアプリを選ぶポイント
カレンダーアプリを選ぶときは、以下の2つのポイントをあらかじめ確認しておきましょう。
・デザインと使いやすさ
・コストと機能のバランス
それぞれのポイントを解説します。
デザインと使いやすさ
優秀なカレンダーアプリでも、デザインが原因で使いづらく感じるときもあるでしょう。
この点は個人によって感じ方が異なります。
そのためテーマや着せ替えができるアプリもあります。
使ってみて、自分にとって見やすい、使いやすいデザインかを確かめてみることをおすすめします。
コストと機能のバランス
カレンダーアプリはすべて無料で使用できるものから、無料版と有料版の2つがあるものがあります。
無料版のカレンダーアプリで、多くの機能を持っているアプリもあります。
アプリ上の広告を消して、スケジュールだけを表示させたい場合などは有料版も検討してみましょう。
おすすめカレンダーアプリ5選を徹底比較
アプリ名 | 特長 | コスト | 対応機種 |
Time Tree | カレンダー共有機能あり | 無料
月額300円の有料版あり |
iOS,Android,PC |
シンプルカレンダー | カレンダー共有機能あり | 無料
1回の課金で無期限に広告を非表示 |
iOS,Android |
ノコメカレンダー | 可愛くてシンプルなアプリ | 無料 | iOS,Android |
Yahoo!カレンダー | カレンダー共有機能あり | 無料 | iOS,Android,PC |
Lifebear | 日記やノート機能も付いている | 無料
ベーシックプランとプレミアムプランでより快適に使用可能 |
iOS,Android,PC |
TimeTree
1つ目はTimeTreeです。
・ 無料版でもカレンダー上に広告が表示されない
・Googleカレンダーと同期できる
・家族や会社の人と目的に合わせてカレンダーを作成可能
・アラーム機能付き
カレンダーアプリに予定を入力していると、間違って広告を押してしまうことがありますがTimeTreeはその心配がありません。
またカレンダー形式でアプリを表示したときに、シンプルなデザインとなっているので見やすさに定評があります。
仕事でGoogleカレンダーを使用している人も多いかと思われますが、TimeTreeはGoogleカレンダーと同期することが可能です。同期設定しておけば、片方で入力した予定を両方で確認できるため便利です。
指定した時刻になるとその日のスケジュールが表示され、教えてくれるので忘れていたときも思い出せます。
TimeTreeの特長は複数のカレンダーを作れることです。
家族との予定を入力したカレンダーや、仕事の予定を入力したカレンダーなど様々なシーンに合わせて作ることができます。
共有で簡単にできるので趣味あう友人とのスケジュール管理にも利用できます。
自分専用のカレンダーも作れるので、プライベートと共有用など使い方は様々です。
シンプルカレンダー
2つ目はシンプルカレンダーです。
・見やすい文字サイズやデザインに変更可能
・Googleカレンダーと同期できる
・1回の課金で無期限に広告を非表示にできる
名前の通りシンプルなデザインで使いやすいカレンダーアプリです。
デザインはカラーから文字の大きさまで変更できるため、自分に合った使いやすいカレンダーアプリにカスタムすることができます。
Googleカレンダーとも同期できるため、仕事の予定も把握しやすくなります。
シンプルカレンダーは無料版でも十分に使いやすいカレンダーアプリですが、1回課金すると無期限で広告を非表示にできます。
月額ではなく、1回の課金でよいのが魅力といえます。
※AndroidとIOSで価格が異なる可能性があるので要お問い合わせ
ノコメカレンダー
3つ目はノコメカレンダーです。
・可愛らしくて使いやすいカレンダーアプリ
・ToDoリストも作成可能
・アラーム機能付き
ノメコカレンダーは可愛らしいカレンダーアプリで有名です。
500種類以上のスタンプを使ってスケジュールを可愛く設定できます。
アプリはすべての機能が無料です。
予定を入力するときは関連するスタンプを入力したい日付に貼り、詳細な時間やメモを入力すれば完了です。
アラーム機能つきで、予定を忘れないようにサポートしてくれます。
ToDoリストも作成できるため、タスクチェックもこのアプリ一つで完結できます。
手帳感覚をイメージしたカレンダーアプリのため、学生や若い人におすすめです。
すべての機能が無料で使用できます。(2022/10/25現在)
Yahoo!カレンダー
4つ目はYahoo!カレンダーです。
・無料のカレンダーアプリ
・複数の用途でカレンダーを作成可能
・多数のデザインの中から自分好みにカスタマイズできる
Yahoo!カレンダーは累計1100万ダウンロードを突破した知名度の高いカレンダーアプリです。
スマホだけでなく、Web版をインストールすればパソコンでも使用できます。
すべての機能を無料で利用できます。
カレンダーを同期すれば、忙しい時はスマホで予定を入力し後でパソコンから予定をゆっくり確認できます。
カレンダーを用途ごとに作成できます。
自分だけのスケジュールから、仕事関係の予定を記録したカレンダーなど使い方は様々です。
カレンダーアプリのデザインも無料で変更可能です。
シンプルなデザインから、キャラクターのものまで選ぶことができます。
1週間先の天気予報までカレンダーアプリ内で確認できるのも、便利なアプリです。
Lifebear
5つ目はLifebearです。
・無料版でも多数の着せ替えやスタンプがある
・ToDoリストやノート、日記の機能付き
・有料版は広告が無くなる上に、充実の機能追加
無料版でも1500種類以上のスタンプと20種類以上の着せ替えがあり、オリジナリティ溢れるカレンダーが作れる。
iOS、Android、Webブラウザ版があり様々な端末でスケジュールを確認できる。
わかりやすいToDoリストや、料理の作り方などを記録しておくノート、日記の機能まで揃っています。
ノートは複数作成できるほか、日記には写真も記録できるため、便利です。
無料版では広告が表示されますが、ベーシックプランまたはプレミアムプランの2種類では広告は非表示になる。
さらに2000種以上のスタンプを新たに使用できるようになるため、より自分好みのカレンダーアプリにカスタマイズ可能。
日記としても使用できるLifebearは、有料プランでは画像緒アップロード容量が追加されるます。
毎日の記録をより詳細に行うことができます。
アプリにパスコードをつけることができるようになり、セキュリティ面も安心して使用できます。
まとめ:カレンダーアプリを利用してスケジュールを可視化!
カレンダーアプリの機能、導入メリット、選ぶポイント、おすすめのアプリを紹介しました。
シンプルなデザインが人気のアプリや、1つのアプリで複数のカレンダーを作成できるものなど様々なアプリがあります。
おすすめカレンダーアプリはどれも無料で利用できるので、最初は無料版を利用してから有料版を検討するのがおすすめです。
記事を参考に自分に合ったカレンダーアプリを探してみてはいかがでしょうか。