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営業事務って何するの?仕事内容とメリット・デメリットを紹介 

 仕事を探していると、営業事務の募集を見かけますよね。

応募したいけど、

「営業事務って実際どんな仕事をするの?」

「人が苦手でも大丈夫?」

「仕事量は多いのかな?」

このように、業務の内容がわからず応募を迷っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、営業事務の仕事内容とメリット・デメリットをご紹介します。

  • 営業事務に興味がある
  • 営業事務が自分に向いているか知りたい!

という方は、ぜひ最後までお読みください。

 

 営業事務はどんな仕事内容を行うの?

 営業事務は、営業担当者の事務アシスタントとして、業務をサポートすることが仕事です。

業務内容は取引先への見積書など、書類作成から入出金管理まで多岐にわたります。

そのほか、営業担当者の代理として取引先とやり取りすることもあるでしょう。

具体的には、以下のような業務を行っています。

1.見積書・請求書発行

2.受発注データ入力

3.納品・在庫管理

4.納期調整

5.入出金管理

6.書類のファイリング

7.営業担当のサポート

8.来客対応

9.電話、メール対応

営業事務は「営業担当者のサポートを行い、業績を上げることが仕事」と言えるでしょう。

 

営業事務の仕事内容(1日の流れ)を公開

営業事務は、実際どのようなスケジュールで1日を過ごしているのか、モデルケースを見てみましょう。

時間 業務内容
7:40 出社、清掃
8:00 全体朝礼、始業開始、上司へお茶出し
8:10 部署ミーティング
8:25 営業担当者と今日の予定を打ち合せ
8:30 FAX確認、書類整理、メールチェック
8:45 注文依頼の確認、見積書発行、来客対応
10:00 休憩
10:10 FAX確認、書類整理、メールチェック、郵便物のチェック
10:30 データ入力
12:00 お昼休憩
13:00 FAX確認、メールチェック、郵便物の発送、発注業務
13:30 取引先へ連絡
15:00 休憩
15:10 データ入力、注文依頼の確認、見積書発行、来客対応
16:30 上司と面談
16:40 営業担当者と今日の内容を情報共有
17:00 終業、帰宅

全体朝礼後、朝の部署ミーティングから業務開始です。

担当ごとの予算進捗や、今日のスケジュールを情報共有し、チーム全員が行動を把握しておきます。

部署ミーティングが終われば、営業担当者とも軽く打ち合わせを行います。

営業担当者との打ち合わせが終わった後は、以下の業務を臨機応変に行うのです。

1.見積書・請求書発行

2.受発注データ入力

3.納品・在庫管理

4.納期調整

5.入出金管理

6.書類のファイリング

7.営業担当のサポート

8.来客対応

9.電話、メール対応

そのほか必要に応じて、取引先とのやり取りが発生します。

終業前の上司との個別面談、営業担当者との情報共有も大切です。

上司から残業をお願いされなければ、ほぼ定時で帰宅することができます。

 

営業事務の仕事内容に必要なスキル

営業事務の仕事をする上で、以下5つのスキルがあると強みになります。

1.コミュニケーション能力

2.協調性

3.臨機応変さ

4.責任感が強い

5.スケジュール管理能力

業務を遂行する上で役立つスキルになりますので、1つずつチェックしていきましょう。

1.コミュニケーション能力

営業事務は取引先など外部との交渉も多くなるため、コミュニケーション能力が特に大切になります。

感じの良いやり取りや、分かりやすい説明が出来ることは、業務成績をあげることに繋がるからです。

そのため一方的に話しをする人ではなく、相手の気持ちを察するコミュニケーション能力が求められるでしょう。

2.協調性

営業事務は営業担当者とチームで行うため、協調性も重要なスキルになります。

お互いの意見を尊重し、協力して業績アップに向かうからこそ、チーム力があがるのです。

協調性は、チームプレーを円滑に進めるためになくてはならないスキルと言えます。

3.臨機応変さ

営業事務の仕事を行う上で、臨機応変に対応できる能力も必要です。

一般事務と違って外部との交渉も多くなるため、予定の変更や取引先とのトラブルなど、さまざまなことへの対応が要求されます。

そのためパニックにならず、落ち着いて対応していく臨機応変さが重宝されるのです。

4.責任感が強い

 営業事務をする上で、責任感の強さも欠かせません。

請求書の作成や入出金管理など、小さなミスでも信頼関係に影響を及ぼしてしまいます。

途中で投げ出さず、慎重に最後までやり切る力は、営業事務の仕事に欠かせないスキルだと言えるでしょう。

5.スケジュール管理能力

営業事務の仕事は多岐にわたるため、スケジュール管理能力は非常に大切です。

取引先から、急ぎの案件を依頼されることもあるでしょう。

そのような依頼にいつでも応えられるよう、常に余裕をもって業務を終わらせる必要があるのです。

指示されなくても、自主的にスケジュール管理出来る人が求められています。

 

営業事務のメリット

営業事務が、多岐にわたる仕事内容であることをお伝えしました。

これから真剣に「やってみたい」と考えている方のために、ここからは営業事務の仕事をするメリットについて紹介します。

1.パソコンスキルが覚えられる

 営業事務の仕事はデスクワークが主体となります。

そのため、必然的にWord、Excelなどの基礎的なパソコンスキルを覚えることが可能です。

意欲的な方であれば、より専門性のあるパソコンスキルを習得し、今後の就職活動に活かすことも出来るでしょう。

2.営業の仕方が学べる

 営業担当者の代理として商談をサポートする機会も多くあるため、営業のイロハを傍で学ぶことができます。

この経験を活かし、自分のキャリアを変更したいと思ったときには、職種の選択肢を広げることも可能なのです。

3.チームで行う達成感を味わえる

 チームで働くからこそ感じられる達成感は、何より嬉しい経験となるでしょう。

同じ目標に向かっている、誰かに必要とされている、仲間がいる、このようなプラスの感情は仕事のやりがいへと変化します。

チームで仕事をする楽しさを味わうことができるのです。

4.感謝される

営業事務の仕事は、チームや取引先など人と関わることが多くなります。

業績があがれば営業担当者から感謝され、取引先に良い提案が出来れば「〇〇さんがいてくれて良かった」と、重宝されるでしょう。

こうした感謝の積み重ねは、あなたの存在を唯一無二にしてくれます。

5.コミュニケーション能力が鍛えられる

 営業事務にとってコミュニケーション能力は、切り離せない必須スキルです。

取引先や外部の人と、毎日やり取りをしますので、自然と身についてきます。

最初は取引先に対して適切な言葉が使えないかも知れません、しかし半年、一年後には見違えるほど成長していることでしょう。

こうしてコミュニケーション能力を磨いておくことは、転職活動にも非常に有利に働きます。

 

営業事務のデメリット

営業事務のデメリットについても確認しておきましょう。

1.慣れるまでは忙しい

営業事務は業務内容が多岐にわたるため、最初は煩雑だと感じるでしょう。

  • 社内システムの使い方
  • 受発注業務
  • 納期調整
  • 取引先とのやり取り
  • 来客・電話対応

このように最初は覚える事が多いので、辛いと感じる人もいるはずです。

対応策は、最初の3ヵ月はとにかく頑張る!そう思って続けてみましょう。

2.スケジュールが読めない

営業事務はルーティンワークだけではないため、どうしても急ぎの案件が発生します。

ときにはクレーム対応が入るかも知れません。

そのためスケジュール通りにならない事も多く、ストレスを感じるときもあるでしょう。

対応策は、納期を前倒しに考えるクセをつけ、無理なく取り組むことが理想です。

3.人と話す事が苦痛な人は辛い

営業事務は、事務の中でも人と関わることが多い職種です。

チームや取引先と話さずに、業務を行うことは難しいでしょう。

このタイプの人が営業事務をすると、毎日苦痛を感じるかもしれません。

営業事務ではなく、別の事務職を選ぶと良いでしょう。

 

まとめ:営業事務は営業と密に関わりサポートをする組織!

営業事務の仕事内容は多岐にわたるため、事務職の中でもやりがいを感じる職種だと言えます。

営業事務のメリットであるコミュニケーションスキルを磨き、関わる人達から信頼され始めると、仕事が楽しくなるからです。

苦手意識のある人は、業務に慣れるまで多少辛いかも知れません。

しかし一般的には最初の3ヵ月を過ぎると業務にも慣れ、ずいぶん楽になると言われています。

ぜひ魅力的な営業事務のお仕事にチャレンジしてみて下さいね。

 

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