人事・労務

人事のおすすめ資格【10選】人事経験者が語る。

人事業務は多岐にわたり、勤務する会社の規模や事業内容によって担当する業務は千差万別です。

時代と共に変化が求められる人事の仕事において、本当に必要な資格とは何でしょうか。

今回は、時代に対応する人事担当者にオススメの資格10選をご紹介いたします。

 

人事担当者におすすめの資格10選

早速、人事におすすめの資格を紹介していきます。

外国人雇用管理者主任

外国人雇用管理者主任

外国人採用は、採用業務の中でも特に専門知識が問われる分野になります。

日本人採用とは異なり手続きの方法が違う為、外国人採用経験者のニーズは年々高まっています。

外国人雇用管理者主任は、外国人雇用についての専門知識を習得し、外国人就労者に対しトータル的サポートが提供できる資格といえます。

資格の難易度はそれほど高くなく、通常業務にプラスしてステップアップを目指す方にオススメの資格です。

 

 

TOEIC

TOEIC

グローバル化が進む日本では、年々外国人労働者の数が増加しています。

外資系企業勤務の社員はもちろん、海外支店のある企業の社員も社内で英語を使用する頻度は高くなります。

人事担当者の場合、面接の場面で英語力が求められるケースや、従業員への人事事項の説明の際にも英語を使用することがあります。

TOEICを取得する事は、さまざまなシーンで役立つといえるでしょう。

転職の際もTOEICを取得していることで、応募ができる企業の幅が広がるだけでなく、

英語を習得することは人事だけではなく、全ての職種においてニーズが高いため違う職種へのキャリアチェンジも可能になります。

 

 

人事総務検定

人事総務検定

あまり広く知られていない検定になりますが、人事・総務の実務や基礎知識、人事に関わる法律などを体系的に習得することが可能な資格になります。

資格は2級と3級にわかれており、これから人事職を希望される方には、人事の全般的業務を知る足がかりとなる資格と言えるでしょう。

 

 

PRプランナー

PRプランナー

本来、広報担当者の取得が多いPRプランナーの資格。

そもそもPRプランナーとは、広報としての基礎知識・技能を有していると証明できる資格になります。

広報は、会社の商品や業績、事業内容を社外の方に対して発信する業務がある為、広報担当者にとっては必要不可欠な知識がつまった資格になります。

ではなぜ人事担当者にも必要なのか?

現代では求人募集の手法が多岐にわたり、求人媒体への掲載だけでなくTwitterやInstagramなどのSNSを使用して募集をするケースが増えてきています。

企業の広報活動も兼ね、採用募集もあわせた配信業務も多く見受けられるようになりました。

人事担当者も相手にわかりやすく伝える能力がより必要になってきた現代において、

PRプランナーの基礎知識を付けることで、より良い採用活動を行うことが可能になります。

 

 

衛生管理者

衛生管理者

衛生管理者とは国家資格になり、主に職場環境の整備・改善業務が全般的な業務になります。

常時50人以上の労働者を使用する事業者は、衛星管理者を選任しなければなりません。

過重労働・労働災害を未然に防ぐ業務もあるため、幅広い知識が求められます。

試験には、労働基準法、労働安全衛生法など人事にとって必要不可欠な法律を学ぶ為、

人事業務の基本的知識を習得するのに良い資格と言えます。

 

 

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは、勤務する従業員の本来の仕事の適正を見極めアドバイスする事が可能になる資格です。

適材適所の人事配置や会社内の人事異動の際にも、キャリアコンサルタント資格は活かせます。

以前までの転職エージェントや人材派遣会社向けの資格と言うイメージではなく、現在では多くの人事担当者も学んでいる資格のひとつです。

 

 

メンタルヘルス・マネジメント検定

メンタルヘルス・マネジメント検定

現代の日本全体として、心の病気による求職・退職者が増加傾向にあり、企業も頭を悩ませる大きな問題となっています。

働く人たちのメンタルが悪化しないよう未然に防ぎ、よりよく働ける環境を作ることが目的のこの資格。

メンタルヘルス・マネジメント検定資格は、現代の企業において必須スキルともいえるようになりました。

 

 

産業カウンセラー

産業カウンセラー

産業カウンセラーとは、仕事や職場内で生じる心理的問題に対してカウンセリングを行い解決にあたるお仕事です。

近年では、メンタルヘルス・マネジメント検定と同様注目が集まっており、産業カウンセラーの資格取得者を採用条件としている企業も増えてきました。

また産業カウンセラーの資格取得後は、フリーランスやカウンセラーとして独立も可能な資格です。

 

 

ビジネスキャリア検定

ビジネスキャリア検定

ビジネスキャリア検定とは、社会人として必要とされる知識を幅広く学ぶことができる資格です。

人事・労務管理・人材開発、生産管理や経営戦略、営業・マーケティングなど8分野44試験を自由に選ぶことができます。

人事面談では、企業が募集するあらゆる職種内容を把握しておく必要があるため、

ビジネスキャリア検定の資格を取得することで会社の全体像を把握し、スムーズな面談を行うことが可能になります。

資格を取得後は、社内ビジネスマナー研修なども行う事ができます。

 

 

社会保険労務士

社会保険労務士

人事総務の代表的資格である「社会保険労務士」。

通称社労士と呼ばれる国家資格になり、難易度が非常に高い資格のひとつです。

資格取得後は、雇用における入社から退社までのあらゆる手続きを行い、労働問題等に関する全ての業務を行う専門家として位置づけされます。

人事業務全てを網羅すると言っても過言ではない資格になり、長期的なキャリアアップを考える際、挑戦する価値がある資格といえます。

また人事業務だけでなく、人事コンサルタントへの転職や社会保険労務士として独立・開業が可能な資格になります。

 

 

まとめ:おすすめ資格を取得して人事としての信頼を深めましょう

ここまで、人事担当者にオススメの資格10選をご紹介しました。

人事業務は時代とともに刻々と変化しており、企業の規模や担当する業務によって必要とされるスキルは異なります。

現在人事業務を担当されている方も、これから人事を目指す方も、自身のキャリアプランに合った資格を選び、楽しみながら資格取得を目指してはいかがでしょうか。

 

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