転職したいけど不安...
転職失敗するのは嫌だ...
と感じている人は少ないでしょう。
今回はそんな方々に向けて、実際に転職で失敗経験のある方の体験談をご紹介します。
本当にリアルの声をそのまま載せていますので、今後の転職活動の参考にしていただければ幸いです。
転職失敗体験談[10人のリアルな声]
では、早速紹介していきます。
転職失敗体験談1(女性)
もともと仕事が忙しい金融業界で事務を行っていたのですが、2人目を出産して家庭に重点を置いて働き方をしたくて転職活動を行いました。
30代前半の頃に使用していた大手の転職サイトで30代後半になって探してもなかなか良い案件を見つけることができず、知り合いの会社で人手が足りないとのことで働かせてもらうことにしました。
最初は知り合いがいて心強く分からないことも聞けて働きやすいと思っていたのですが、子供の体調不良で急遽休むことが増えて有給を取りづらくなったり、知り合いの方の職場での人間関係に巻き込まれてしまい非常に面倒な思いをしました。
職場に知り合いがいるとメリットになる部分よりもデメリットに感じるところの方が多かったので、次の転職活動をする際には転職サイトよりも自分にあった案件を探しやすい転職エージェントで探して、1人でできる作業だったり人間関係は職場だけで完結できるような職場に就職したいと感じました。
転職失敗体験談2(男性)
今から30年くらい前の話になりますが、大学時代はあまり勉強をせずにバイトばかりでほとんど就職活動もしなかったというのが正直なところです。
絶対にしてみたいという職業もなくたまたま会社説明会に行って何となく将来伸びそうだなと思った某小売店に就職をしました。
入ってみるとしている事がバイトの延長みたいでまた休日も平日しか取れず、周りの友人や彼女とも遊ぶ時間が合わず、このままでは将来がつまらないものになると感じ2年後にリクルートエージェントを利用させて頂き製造業の営業に転職する事が出来ました。
小売店勤務当時は販売の仕事より営業の方が直接成果が自分に反映されるためやりがいがあり魅力的だなと思っていたのですが、実際仕事をしてみるとルートセールスという事もあり、販売と同じで毎日に変化がなく同じ事の繰り返しでやりがいはほとんど感じられず、前職の方が給料も良くて更に退職して2年後に東証一部に上場したので失敗したなと正直後悔しました。
戻れるなら学生時代に一生懸命勉強をして真剣に就職活動をして納得いく人生を送りたかったです。
転職失敗体験談3(男性)
私は以前工業系の仕事をしていました。ですが毎日機械を操作してもくもくと作業をこなす毎日であり、全くやりがいを感じることができませんでした。
そこで私は介護の仕事をしたいと感じ、ハローワークに行って介護施設への転職を決めました。
そこでは最初はとてもやりがいを持って仕事をすることができていたのですが、徐々にお局にいじめのような理不尽な説教をくらい、仕事にやりがいを見出せなくなりました。
また職場の雰囲気もあまり良くなく、資格を持っている人たちが上で、それ以外は命令されながら仕事をさせられるような環境であり、とても毎日が苦痛な日々でした。
そして給料面に関してもハローワークになっている給料とはだいぶ差があり、基本給や賞与もかなり求人票より低いものでした。
下調べが足りなかったと後悔しています。
これから介護や医療の仕事をしたいと思っている方は介護や医療に特化した転職サイトがあるのでそちらでしっかり職場の環境や給料について把握することをおすすめします。
転職失敗体験談4(女性)
転職前は事務職として総務・経理などを担当していました。
社会人になってからずっと事務職の経験しかなかった私。
10年以上働き続けた事務職のキャリアを終了させ、転職先に選んだのは飲食業界でした。
そのときの私には「将来自分の飲食店を持ちたい」というかなり漠然とした夢があり、その夢を叶えるためにまずは飲食業界に入って経験を詰もうと思ったのです。
事務の仕事でも接客業務はたくさんあったので、接客には少し自信もありました。
早く多くの経験を積みたいとも思い、求人サイトで規模の大きめな飲食店を探し応募。
とんとんと採用されました。
全て順調に進んでいる!と思っていたのですが…今思えば私の考えが浅はか過ぎたなという一言です。
全く新しい業界で働き始める難しさを計算に入れていなかったのです。
接客と言っても事務業務における接客と飲食における接客は全く内容が異なります。
それに加えて店内のセッティング・注文・配膳・会計など新しく覚えなければならないことに対応するのに精一杯で、これまでの自分の経験を活かす余裕なんて全くありませんでした。
規模の大きな飲食店を選んだため、仕事量が多いことも完全に裏目に。
それに加え、ずっと同じ職種で働いてきた自分にとって、完全なる新人として働き始めるのはとても久々の経験で…「自分はいい歳をしてここまで仕事ができないんだな」と情けない気持ちになってしまい、結局数ヶ月で退職してしまったのです。
もう少し小規模なお店で焦らず働いていたら、もう少し転職前にはっきりしたビジョンを持って今後のキャリアを具体的に考えていたらなど、振り返って思う改善点はいろいろあるのですが、自分のスキルや経験を過信しないことはとても大切だなと感じました。
転職失敗体験談5(女性)
転職前も転職後も法律関係の事務職をしていました。
転職後の事務所は、私の所在地の近くに新たに開設されたブランチです。
そのブランチには、弁護士一人とアシスタント一人だけ在籍していました。
弁護士とマンツーマンで仕事ができる環境を法律関係の転職サイトで発見し応募したところ、めでたく採用となりました。
ここまで聞けばいい話で終わるのですが、私が参加してからすぐにその弁護士はブランチに来なくなったのです。
本部とのけんかが原因だったようです。本部は代わりの弁護士を採用しようとしてくれましたが、慌てて採用したのが失敗でした。
未経験で実務力が怪しいですし、何よりも性格に問題がありました。
自分の非を認めず、アシスタントとけんかをしますし、クライアントにも逆切れする始末。
立ち上げたばかりでクライアントなんてそんなに多くいるわけではないのに、クライアントの信頼をどんどん損ねていきました。
弁護士とマンツーマンで仕事をして実務力を養うどころか、将来が危ぶまれましたので、転職後半年で再び転職活動をすることになりました。
以上の通り、スタートアップのようなもので裁量が大きくやりがいがあると期待していましたが、一年後すら見通せない結果に終わりました。
ある程度、体制がしっかりしているところで働くべきだと勉強になりました。
転職失敗体験談6(男性)
IT関連のエンジニア職として働いていて、転職先は、営業職に就きました。
転職エージェントを通じて営業職の求人を紹介され、自分自身も新しいことに挑戦してみたかったことから転職を決断しました。
しかし、実際に転職後の営業職では、自分の興味やスキルに合わず、業務に対するモチベーションが上がらず苦戦しました。
また、エンジニア職とは異なる営業職のスキルや知識を持っていなかったため、業績も芳しくありませんでした。
自分自身の自己評価が高かったため、自分に甘く転職前の業績やスキルを過信してしまったことが失敗の一因でした。
次に転職する際には、自分自身の興味やスキルに合った職種や業種をより深く考え、現職の業務内容や労働環境をより詳細にリサーチすることを意識します。
また、自己評価を客観的に見つめ直し、自分の強みや弱みを正確に把握することで、適切な転職先を選ぶようにします。
転職エージェントや知人の紹介だけでなく、転職サイトや情報収集を多角的に行い、より多くの情報を得て判断するようにします。
さらに、自己啓発を継続し、新しい職種についてのスキルや知識を身につけることを意識します。
転職失敗体験談7(女性)
一般事務をしていた時、毎日同じ事の繰り返しでこのままで良いのだろうかとふと思うことがありました。
安定した収入があることで続けていたものの、もっと充実できる魅力的なお仕事がしたいと思うようになり、転職を決意…エージェントやサイトなどを利用し転職活を開始しました。
仕事をすぐに辞められない事から、続けながらの転職活動となりましたが、これが大変…ストレスの毎日です。
休日のスケジュールはすべて転職活動に費やし、勤務後にエージェントとやり取りというパターン…すべて条件をクリアした求が見つからなかった事もあり、嘆いていました。
当時を振り替えるとプライベートと仕事、転職活動をうまく両立できず、ストレスで身も心もボロボロになっていたと思います。
ただ、コンサルタントが丁寧にサポートしてくれていたことが心強かったです。
そんな事もあり、成功させたいという向上心がより確かなものになり、よりいっそう努力をしました。
何とか採用が決まりましたが、時間をかなりムダにさせてしまったので、もう少し効率良く転職できたら良かったと反省しています。
転職失敗体験談8(女性)
以前働いていたところは、健診センターでした。
そして転職して総合病院に就職しました。
すごくマンパワーが少ないことに入職してから気づき、仕事にも慣れないので毎日残業。
求人を出しているのに誰も応募がこない、その割に離職率も高いという病院でした。
その中でも、私は整形外科に配属され、仕事内容にはやりがいを持って勤務していたのですが、やはり夜勤は休日の仕事などハードすぎて結局2年しか働くことができませんでした。
転職に失敗したなと思ったのは、もう少し離職率や定着率、またマンパワーに関する情報を事前に調べておけばよかったなということです。
そうすれば、ここでの仕事がハードすぎるのかどうか事前に想像することはできたかな。
私の場合は、そこに土地勘もなく、転職しようと思った先の地元の評判なども全然知りませんでした。
だから、給料はこれくらいなら妥当かなと思って選んでしまったのですね。
今思うと、給料だけではなく、もっと働き方をよくするために、マンパワーや環境に注目するべきでしたね。
転職失敗体験談9(女性)
前職を辞めて、新しく転職先を探しました。
私は、家から近くて通勤がしやすい所というのが良いと思い、仕事内容も大切ですが、同じ市内で働ける場所を探して、面接をして働き出しました。
車通勤ではなく、電車で通うことになったのですが、不便なところにある会社で、自宅からバスに乗って、電車に乗って、またバスに乗らないといけなく、同じ市内なのに通勤時間が1時間ほどかかってしまうことになりました。
また、転職先には、契約社員として仕事をしているのが私だけで、私が何をすればよいかは誰も把握しておらず、いつも仕事は残業ばかりで帰るのも遅くなってしまい、通勤に関して自分でもっと時間を調べたり実際に通ってみたりすれば良かったという後悔と、職場環境をもっと働き出す前に確認しておけば良かったと感じました。
転職の際には、実際に自分が働きだしたときのことを想定して、職場まで行ってみたり、職場の雰囲気を見学させてもらうことが大切だと感じました。
転職失敗体験談10(男性)
転職前の仕事は、大手ゼネコンの建築施工管理技術者でした。
その名の通り、ビル建築等の施工管理。
現場監督をしていました。
新卒で入社して5年ほど働いていましたが、会社の規模が大きかったので、特に人と接する機会が多くて、人間関係に悩む事が多かったです。
また、勤務時間もダラダラと残業をする毎日で、体力的にも結構大変でした。
そこで、20代だった自分は、会社の規模の小さい建築会社なら、もっと自由度が高くて、人間関係も比較的に楽ではないかと考えて転職を決意しました。
転職方法は、ハローワークを利用して、自宅から比較的近い、それ程に大きくない、社員10名程の建築会社に転職しました。
大手ゼネコンからの転職は珍しいらしく、即採用されました。
しかし、働き始めると、すぐにこれは失敗したと感じました。
会社の規模が小さいと、人間関係が固定化され、より濃密な関係になる事を、自分は分かってませんでした。
仕事とプライベートの境目もハッキリしなくなり、以前の会社よりストレスは大きくなりました。
「アットホームな職場です」みたいな感じです。
私は、そこの会社を1年弱で退職しました。それ以来は、建築関係では働いていません。
次に転職する時は、フリーランスで働ける仕事を選びます。
自分は、給与は安くても、マイペースで1人で働ける方が向いてるようです。
まとめ:転職失敗体験談を自身に活かしてください
ここまで、リアルな転職失敗体験談の利用体験談についてみてきました。
転職の成功ばかりがクローズアップされることが多いですが、一方で失敗している人もいます。
より良い転職のために最善を尽くしましょう。