「プログラミングを学んで、転職したい。」
「今、使っているプログラミング言語以外も勉強したい。」
プログラミングに関わる、こんな悩みはありませんか?
昨今では、プログラマーの需要が高まるにつれて、オンラインスクールを中心としたプログラミングスクールが増加しています。
また、プログラミングを学ぶ環境が充実している情勢を背景として、未経験者が学んで転職することも多くなってきました。
この記事をお読みいただいている方のなかにも、プログラミングを一から学びたいと思っている方がいらっしゃるかと思います。
しかし、プログラミングスクールのメリットや選び方がよくわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、プログラミングスクールのメリットや選ぶポイントなどを解説したうえで、おすすめのプログラミングスクールを詳しく紹介します。
プログラミングを初めて学ぼうと考えている方や、新たなプログラミング言語を習得したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
プログラミングスクールとは
プログラミングスクールは、Java ・Ruby・PHPをはじめとしたプログラミング言語の使い方を教えてくれるスクールです。
近年ではフリーランスのエンジニアも増加しており、働き方も柔軟に変化しています。
様々なプログラミング言語を使いこなせることは、転職や自由な働き方のために役立つことでしょう。
また未経験からでも、プログラマーとして転職できるように作られたコースもあります。
プログラミングスクールで学べる内容
プログラミングスクールで学べる内容はスクールによって多少異なりますが、どのスクールでも主に各プログラミング言語を使いこなすための知識を教えたり、実際にプログラミング言語を使ってみたりといった内容となっています。
特に、Java、JavaScript、PHP、Pythonあたりが社会的にニーズが高いプログラミング言語であるため、これら4つのプログラミング言語を中心に学べるスクールが多い傾向です。
ここでは、各プログラミング言語について、プログラミングスクールで学べる内容や学習によって体得できるスキルを解説します。
Javaの学習で体得できるスキル
Javaは、国際的に見ても一番開発現場で使われていると言える、代表的なプログラミング言語です。
そのため、Javaのプログラミングスキルに関する求人数は常に高水準を保っていて、転職を検討する人からも人気が高くなっています。
プログラミングスクールでJavaを学ぶと、Javaを使ったプログラミング方法の基礎から、データベースの活用に必要な実践的スキルまで幅広く体得できます。
また、Webシステムやアプリケーションの開発手順や、システム開発現場で必要な開発支援ツールの使い方も学べるため、転職先でも評価されるような実践的スキルを身に付けられることでしょう。
JavaScriptの学習で体得できるスキル
JavaScriptは、Webブラウザにおける動作処理に関わるプログラミング言語です。
最近では、アプリケーション開発やシステム開発でも活用されるシーンが増えてきていて、需要が高まりつつあるプログラミング言語のひとつです。
JavaScriptをプログラミングスクールで学ぶことで、プログラムのデバッグ処理時のポイントを理解できるほか、Webブラウザやアプリケーションにおけるアニメーションの作成スキルも体得できます。
JavaScriptをプログラミングスクールで学ぶ際には、「jQuery」や「HTML5 API」といった、開発現場で必要性が高い項目を学習できるかどうかに注意が必要です。
PHPの学習で体得できるスキル
PHPはプログラミング言語のなかでも比較的理解しやすいと言われていますが、プログラマーやWebデザイナーなどの業務上で重宝されるプログラミング言語でもあります。
また、ECサイトやブログ管理ページの開発で登場する場面が多いプログラミング言語です。
プログラミングスクールでPHPを学習すると、掲示板システムの開発スキルや、ECサイトの開発で必要な「クッキーとセッション」についての知識、WordPressのカスタマイズスキルを体得できます。
Pythonの学習で体得できるスキル
Pythonは、最近話題になっているAIやデータサイエンスといった分野で登場することが多いプログラミング言語です。
需要が高い一方で、シンプルで理解しやすく、初心者にもおすすめできるプログラミング言語となっています。
Pythonをプログラミングスクールで学習すると、問い合わせフォームの作成スキルやECサイト開発の実践的スキル、データ分析を行うための知識が身に付きます。
このように、Pythonでは可能なことが幅広いため、プログラミングスクールを選ぶ際には自分が身に付けたいスキルがきちんと体得できるのかどうかを確認しましょう。
プログラミングスクールの主な種類
プログラミングスクールと一口に言っても、そのスタイルごとに「対面型」「オンライン型」「オンデマンド型」の3種類にわけられます。
それぞれの種類ごとに、メリット・デメリットが存在しているため、これらをしっかり理解したうえで自分に合うタイプを選ぶのが重要です。
それでは、プログラミングスクールの主な種類3つを詳しく見ていきます。
対面型スクール
対面型スクールとは、レッスン時間に合わせてスクールへ通学し、教室で講師から直接レッスンを受ける対面型のタイプです。
通学に時間や交通費がかかったり、集団授業の場合には質問しにくかったりといったデメリットがあります。
しかし、受講生が一堂に会するためモチベーションアップしやすく、臨場感たっぷりのレッスンでやる気が上がりやすいメリットを期待できます。
また、わからないところは講師へ直接その場で質問できる点も魅力のひとつです。
対面型スクールは、家の近くや通勤ルートにスクールがある人におすすめです。
オンラインスクール(レッスン型)
オンライン型スクールは、ビデオ通話ツールを使って、講師からオンラインでレッスンを受けるタイプのスクールです。
対面型と異なり、受講生同士で意見交換できないデメリットや、自宅で受講する場合には集中力が持続しにくいデメリットが懸念されます。
その一方で、通学の時間を節約できたり、自分のペースでゆっくり学習を進められたりといったメリットもあります。
近くにスクールがない方や、仕事とスクールの両立に不安がある方におすすめです。
オンラインスクール(オンデマンド型)
オンデマンド型スクールは、インターネットを使って授業を受ける点で、オンライン型スクールと類似しています。
しかし、オンラインでもリアルタイムでレッスンを受けるオンライン型に対して、オンデマンド型ではあらかじめ録画されたレッスン動画を自分が好きなタイミングで視聴するという違いがあります。
オンデマンド型は完全に自分のペースでレッスンを受ける必要があるため、集中力の持続をいかに実現するかが難しく、さらに質問をしにくいというデメリットがあります。
一方、自分の好きなタイミングと時間で学習できるためスキマ時間を活用できたり、受講料が安かったり、何度でも繰り返し視聴できたりといったメリットもあります。
レッスン料金をなるべく抑えたい方や、通勤のスキマ時間で学習したい方におすすめです。
プログラミングスクール利用のメリット
プログラミングスクール利用のメリットは次の2つです。
・カリキュラムが用意されている
・挫折しないように、モチベーション維持のサポートを受けられる
・転職保証が付属するコースもある
順番に説明していきましょう。
カリキュラムが用意されている
自分で学習できて、能力が身につけば、プログラミングスクールは不要です。
ただ、正直、何から学習していいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そんなときにプログラミングスクールであれば、洗練されたカリキュラムがあるので、それに沿って進めることができます。
挫折しないように、モチベーション維持のサポートを受けられる
オンラインでプログラミングを学べるのは手軽で、通学の必要がないので簡単です。
その分、勉強でつまずいた時にモチベーションの維持が難しいともいわれています。
最近のオンラインスクールでは、24時間質問できるものや、専属のメンターがついてつまずきを解消してくれるものまであります。
最後まで一緒に走り抜けてくれる人がいるのは心強いものです。
一緒に勉強している受講生とオンライン交流会を行っているコースもあります。
転職保証が付属するコースもある
未経験者が学んでプログラマーを目指す場合は、やはり無事に転職できるかは気になるポイントです。
複数のプログラミングスクールには「転職保証」が付属するものがあります。
受講後に専門のスタッフが求人を紹介、履歴書の書き方やポートフォリオの添削などを行ってくれます。
転職保証のコースは、各社の条件を満たして勉強したにも関わらず転職できなかった場合に受講料が返金される仕組みです。
初めから転職を目的にしている場合は、こうした保証が付いているものも検討するとよいでしょう。
プログラミングスクールを選ぶポイント
プログラミングスクールを選ぶときは、以下の3つのポイントをあらかじめ確認しておきましょう。
・学びたい言語があるか
・自分に必要なサポートがあるか
・受講スケジュールが合っているか
それぞれのポイントを解説します。
学びたい言語があるか
プログラミング言語にはたくさんの種類があります。
複数のものを使いこなせるほうが、未経験からの転職には有利です。
検討しているスクールが、どの言語を学べるかは確認しておきましょう。
自分に必要なサポートがあるか
プログラミングスクールはオンラインで受講できるものが多いので、挫折が大きな壁になります。
スクールによっては挫折してしまう受講生の割合が低いことを特長にあげるものもあります。
自分にどのようなサポートがあれば、学習を続けられそうか考えてみましょう。
受講スケジュールが合っているか
プログラマーへの転職を考えている人にも、仕事を辞めて毎日長時間勉強したい人もいれば、働きながら長期間学んで転職したい人もいるでしょう。
そうした学び方に柔軟に対応したスクールが増えています。
最短で転職を目指す人向けのコースから、就業中でも夜に無理なく学べるコースなどです。
受講生のタイミングでスケジュールを組めるものもあります。
オンライン説明会で、自分がどのような学習スタイルで学びたいかを話してみましょう。
おすすめプログラミングスクール5選を徹底比較
ここでは、おすすめのプログラミングスクールをいくつか比較・紹介していきます。
プログラミングスクール名 | 特長 | 学習期間 | 受講料 |
DMM WEBCAMP | 現役エンジニアが講師 コースが豊富で、学べる言語も多数 転職保証付きのコースあり |
4週間~ | 169,800円~ |
RaiseTech | 現場主義の実践的なスクール 月単価80万以上の現役講師 チャットでの質疑応答無制限 |
4ヶ月 | 234,800円~ |
TECH STADIUM | 業界最安値のプログラミングスクール ゲーム業界への転職に強い 質問が無制限にできる |
~8週間 | 99,000円~ |
侍エンジニア | 転職成功率が高い キャリアサポートが充実している 転職保証付きのコースがある |
4週間~ | 165,000円~ |
TechAcademy | 実務経験3年以上の現役エンジニアが講師 サポート時間内に、チャットでの質問に即対応 |
4週間~ | 99,900円~ |
【番外編】
オンラインスクール名 | 特長 | 学習期間 | 受講料 |
ササエル | インフラエンジニア向け 1人につき1台、VPS(仮想サーバー)を提供 現役エンジニア陣のメンター |
14~15レッスン ※期間は個々による |
19,800円~ |
DMMWEBCAMP
・大手DMMが運営するプログラミングスクール
・モチベーションの維持にも力を入れている
・転職保証制度つきのコースもある
DMMWEBCAMPは、DMMグループの株式会社インフラトップが提供するプログラミングスクールです。
大手企業のグループ会社が提供するスクールなので、知っている人も多いでしょう。
オンラインスクールは、どうしても挫折しがちですがDMM WEBCAMPでは、モチベーションの維持に力を入れています。
学習者同士の交流会などを定期的に実施し、学習意欲を高めます。
転職保証つきのコースもあり「短期集中コース」と「就業両立コース」の2つが対象です。
転職保証とは、所定の条件を満たし転職できなかったときに受講料を全額返金される制度を指します。
「短期集中コース」は12週間、「就業両立コース」は24週間が学習期間です。
「短期集中コース」の受講料は690,800円(税込)
「就業両立コース」の受講料は889,350円(税込)
となっています。
RaiseTech
・現場主義の実践的なスクール
・月単価80万以上の現役講師
・チャットでの質疑応答無制限
RaiseTechは、稼げるエンジニアを目指す実践的なプログラミングスクールです。
Java、AWS、Wordpress、デザインなど幅広いコースが用意されています。
講師は全員、現場の最前線で活躍している月単価80万円以上の現役エンジニア/デザイナー/マーケッターです。
チャットによるバックアップは勿論、受講者から講師への質疑応答は期間中は無制限に可能です。
また、状況に応じて運営側から補講の実施やビデオチャットによるマンツーマンサポートも行ってくれます。
料金は、コースによって異なり、248,000円〜498,000円/4ヶ月で受講できます。
TECH STADIUM
・現場主義の実践的なスクール
・月単価80万以上の現役講師
・チャットでの質疑応答無制限
TECH STADIUMは、ゲーム業界で活躍するスキルが学べるプログラミングスクールです。
オンラインレッスンで学ぶことができます。
プロのエンジニアから、UnityやUE4・サーバーからAIまで学ぶことが可能です。
1コースあたりの費用は、2か月分 99,000円(税込)で学ぶことができます。
業界最安値基準です。
さらに、TECH STADIUM経由で就職・転職が決まれば就職後に受講料を全額返金してもらえます。
プログラミングスクールの中でも、VRやアニメーションなどゲーム業界に特化したスキルを身に付けることができます。
侍エンジニア
・受講生の90%が未経験者から学習をスタート
・転職保証コースもある
・挫折しにくいサポート
侍エンジニアはオンラインレッスンで学ぶプログラミングスクールです。
公式サイトによると、受講生の90%が、プログラミング未経験者から学習を始めています。
プログラミングスクールというと、転職のためのスキルアップのイメージが強いかと思いますが、侍エンジニアには「転職保証コース」があります。
転職成功率は99%で、途中で挫折する人も2.1%と驚異的な数字です。
モチベーションの維持から、質問への24時間対応など充実した仕組みでサポートを受けられます。
転職保証コースは16週間プランと、24週間プランの2つがあります。
16週間コースはAWSの資格取得がメインのプランです。
24週間コースはAWSの資格とWebアプリ制作に必要な開発スキルも身に付けることができます。
侍エンジニアのスクールを受講するためには、入学金99,000円が必要です。
16週間コースの受講料は、47,3000円(税込)です。
24週間コースの受講料は649,000円(税込)となっています。
TechAcademy
・現役エンジニアから学ぶことができる
・初心者からスキルアップまでコースが多数
・生徒に関わるすべての人が現役エンジニア
TechAcademyは、オンラインレッスンで学ぶプログラミングスクールです。
現役エンジニアが講師なので、転職のためのスキルアップにも適しています。
学べるプログラミング言語はRuby・PHP・Javaとなっています。
受講コースが豊富なのも特長です。
初めてプログラミングを学ぶ人向けの「はじめてのプログラミングコース」では、HTML/CSSやPHP・データベースなどの基礎から学ぶことが可能です。
未経験でも、教養としてではなくエンジニアに転職したいと思う人には「エンジニア転職保証コース」もあります。
最短で16週間の学習期間を経て、エンジニアに転職を目指せるコースです。
就職に向けてのサポートが充実しています。
16週間プランの料金は547,800円(税込)です。
その他にPython基礎、データ分析の学習・データサイエンスを学べるコースなど現役のエンジニアがスキルアップのために学びたい講座もあるかと思います。
メンターも含め、受講生と関わる人すべてが現役エンジニアであることも特長です。
【番外編】ササエル
・インフラエンジニア向けのオンラインスクール
・初級〜上級まで幅広いコースあり
・メンターは現役エンジニア陣
ササエルは、アシストアップ株式会社が提供するオンラインスクールです。
インフラエンジニア向けのオンラインスクールになっており、初級〜上級までの各コースが用意されており、どのレベルの方でも取り組める内容が揃っています。
例えば、初級コースでは、「クラウドとは」・「ネットワークの仕組み」・「サーバーとは」・「OSとは」・「セキュリティ」・「運用保守」など、インフラエンジニアになるために必要な基礎知識の習得を目指します。
各コースごとに動画によるレッスンがあり、それを視聴しながら、学習を進めていく形になります。
また、業界初となる1人につき1台、VPS(仮想サーバー)を提供しており、本格的な学習をすることが可能です。
分からないことがあれば、経験豊富な現役のインフラエンジニアがメンターとして、あなたをサポートしてくれます。
「初級コース」は、14レッスン:19,800円
「中級コース」は、15レッスン:98,000円
「上級コース」は、要問い合わせとなっています。
まとめ:プログラミングスクールを比較して、自分に合うものを選ぼう!
本記事では、プログラミングスクールのメリットから、選ぶポイント、おすすめのプログラミングスクールを詳しく紹介しました。
それぞれのスクールに特長があり、自分が学びたい内容や転職保証などの仕組みも考慮することをおすすめします。
気になるプログラミングスクールがあれば、まずはオンライン相談を利用するとよいでしょう。
記事を参考に自分に合ったプログラミングスクールを探してみてはいかがでしょうか。