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営業リスト購入サービス比較!費用やサービス内容など。

営業リスト購入サービス比較!費用やサービス内容など。

企業の売上アップにつながる部署と言われると、どの部署を思い浮かべますか?

マーケティング部や商品開発部など、売上に関わる業務を行う部署はさまざまです。

なかでも、顧客へ直接働きかけて自社商品を販売する営業は、企業の売上アップに大きく関わっています。

しかし、『営業成績が伸びない』『事前に営業先の情報が欲しい』といった悩みは、いつの時代もビジネスマンに付きまとっています。

それでは、営業成績を伸ばすためには具体的にどのような方法が考えられるのでしょうか。

営業成績が不振だからと言って、営業スタイルを変えるのは大きな負担が伴うものです。

また、営業先の情報を自社で収集しようとするとさまざまな媒体を確認することになって、時間も労力もかかりますよね。

そこで、本記事では営業成績や企業の売上をアップさせる解決策のひとつとして、『営業リストの購入サービス』を解説していきます。

営業リストを購入することで、時間をかけずに営業先の情報を仕入れることができますし、結果的に営業成績を伸長させられたという声もあります。

営業成績や企業の売上を高めたいと考えている企業の担当者は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

 

営業リスト購入サービスとは?

営業リスト購入サービスは、営業活動には欠かせない営業リストを購入できるサービスです。

営業リストとは、『住所』『電話番号』『FAX』『メールアドレス』『ホームページ』『担当者名』など、営業先の情報がリスト化されたデータです。

営業リストのなかから営業先の目星を付けて、営業活動のアポイントメントを初めて取るといった形で営業リストが活用されます。

営業リストに掲載されている企業の情報が多ければ多いほど、アポイントメントをお願いできる営業先の母数が増えます。

その結果、より多くの企業からアポイントメントを獲得できて売上につながる可能性が高くなるのです。

したがって、営業活動を成功させて売上をアップさせるためには、できる限り多くの営業リストを収集することが重要です。

しかし、企業の情報を一つひとつウェブサイトで調べることは、時間も労力もかかりますよね。

営業リストを購入すれば、情報収集の手間が省けて営業活動そのものに注力できるため、営業成績を伸ばしたい会社にとっては魅力的なサービスです。

 

 

営業リスト購入サービスの利用メリット

営業リスト購入サービスにはどのようなメリットがあるでしょうか。

 

自社で営業先の情報収集をする必要がない

営業リスト購入サービスを利用することで、自社で営業先の情報収集を行う必要がなくなります。

自社で情報収集を行う場合、電話帳サイトや国税庁法人番号公表サイトで検索をかけながら、情報を一つひとつリストにまとめる必要があります。

もしくは、展示会やセミナーといった交流の場面で名刺を交換し、データベースに情報を入れる方法が考えられます。

いずれの方法でも情報収集に多くの手間と時間がかかってしまい、営業活動に十分なリソースを充てられなくなります。

しかし、あらかじめリスト化された営業リストを購入すれば、情報収集にかかる手間と時間を省略できます。

その結果、売上に直結する営業活動へ注力できるようになって、企業の生産性や売上アップにつながる可能性が高いです。

 

プロによる精度の高い情報が手に入る

自社で情報収集を行うなかでは、集めた情報が本当に正しいものなのかどうかの検証が必要です。

インターネット上で収集した情報でも、必ずしも正確で最新の情報であるとは限らないからです。

しかし、営業リスト購入サービスなら、情報収集のプロによる精度の高い情報が入手できます。

最新かつ正確な情報であるかどうかを心配することなく、営業リストを活用できます。

 

営業活動の効率化を図れる

営業リストを購入することで、情報収集や情報精査の労力や時間を省けます。

その結果、営業担当者はアポイントメント獲得や営業活動へ全力を注げるようになります。

また、営業リスト購入サービスでは、自社で情報収集するよりも圧倒的に多い件数の営業先情報を入手できます。

やはり、営業をかける件数は多ければ多いほど受注件数が伸びやすいですから、多くの営業先情報を得ながら本来の営業活動を重視できるのはありがたいことですね。

 

 

営業リスト購入サービスのデメリット

営業リスト購入サービスを利用するときは、デメリットについて確認しておくべきです。

デメリットを把握しておくことで、損失やトラブルを抑えることができます。

営業リスト購入サービスのデメリットは以下の点です。

 

コストがかかる

営業リスト購入サービスを利用するなら、コストがかかることを確認しておくべきです。

営業リスト購入サービスは無料で使用することができないため、しっかり予算を組んでおくことが大事です。

どれくらいのコストがかかるのかは各サービスによって違いがあるため、プラン内容の確認や問い合わせによる詳細な内容を把握しておくようにすべきです。

また、サービスを利用するときはオプションなどにより追加費用がかかってしまうこともあります。

コストを安くするためにオプションを選択しないほうほうもありますが、それで効率化があまり改善しないようであれば意味がありません。

逆にコスト負担が大きくなれば、経営に支障が生じることにもなるため注意が必要です。

コストと業務効率のバランスも考えながら利用するようにしましょう。

 

選定や導入までに時間や手間がかかる

営業リスト購入サービスを利用するなら、選定や導入までに時間や手間がかかることも予想できます。

各営業リストの購入サービスは、特徴やコスト面で違いがあるため、自社でよく考慮して決断しなくてはいけません。

そのため、自社内で必要なポイントについてピックアップすること、また各サービス内容を比較することなど、詳細な点まで確認することになれば選定までに時間がかかるでしょう。

また、サービスを導入した、直ぐに成約がスムーズにできる保証もなく、効果を得るまでに時間がかかってしまうこともあります。

導入後も全く成果を得られないようであれば、選定を間違えて失敗してしまうリスクもあることを念頭に置いておくべきです。

業務の効率化として検討できますが、営業リスト購入サービスを利用しても直ぐに成果を得られないこともあるため注意してください。

 

ターゲットでは無い企業が入っている可能性もある

営業リスト購入サービスを利用しても、ターゲットのみの企業が入っているわけではありません。

営業リストが集まっていても自社とは関係ない営業先リストが入っている場合もあるため、しっかり見極める必要があります。

特に、専門業者とはヒアリングをしっかり取り、意思疎通をしていなければ自社がターゲットにしている業者以外が多く混じることになり、成果を得られないこともあります。

そのため、具体的な絞り込みを行うためにも、情報がどれほど網羅されているのか、しっかり確認することが大事です。

ただ、コミュニケーションを取ったとしても、リスト全てに自社に関係のある企業のみを網羅することも難しいため、ある程度はターゲット以外の企業が入っていることも認識しておきましょう。

もし、顧客リストについて確認したい場合はサービス業者に問い合わせをして、情報の確認をしておくのがおすすめです。

 

 

営業リスト購入サービスで成功するポイント

営業リスト購入サービスを利用する際は、成功へのポイントを把握しておくことも大事です。

ポイントを把握しておくと、サービスを活用して見込んだ成果を得ることが可能です。

営業リスト購入サービスを利用する際は以下のポイントを押さえておくようにしましょう。

 

データの更新性や正確性について確認

営業リスト購入サービスを利用する際は、データの更新性や正確性について確認することも大事です。

営業リストは随時新しくなるため、会社によってデータの更新が必要になります。

しかし、サービス会社によっては更新が行われず、古い情報のままで営業としての成果を得られないこともあります。

そのため、営業リストを得る際は、すでに情報が更新されていることを確認するようにしましょう。

最新の情報になっているなら、正確な情報により顧客へのアプローチ方法を考えることができます。

また、営業による取引への契約成立も行える可能性が高いため、自社の目的を果たしやすいです。

データについてはしっかり正確性をチェックしましょう。

 

違法な業者では無いかチェックする

営業リスト購入サービスを利用する際は、業者に違法性が無いのか確認する必要もあります。

営業リストの収集源は主に国税庁の登記情報や民間企業のポータルサイト、Google検索などで調査した情報からです。

それぞれの方法によってリスト化は違いますが、どれも正規のやり方であるのか確認することは大事です。

違法に取得した場合のリストは取引先から疑問に思われ、トラブルに発展することもあるからです。

また、違法な方法の場合はリスト化されている企業も怪しい部分がある可能性もあるため、詐欺などの被害に巻き込まれてしまうリスクもあります。

そのため、営業リスト購入サービスで情報源を質問して、違法の可能性は無いのかチェックしましょう。

 

 

営業リスト購入サービスを比較

ここからは、【データ数】【データ項目】【収集方法】【ターゲット抽出】【データ出力・保存】【無料プラン】【費用】の7つの観点から、営業リスト購入サービスを比較していきます。

Urizou

Urizou

1つ目はUrizoです。

【データ数】650万件以上

【データ項目】メールアドレス・電話番号・FAX番号・住所などです。

【収集方法】31のサイトから自動で収集しているので、企業情報が現時点で一部不明であっても、どこかのサイトで情報が上がり次第自動で追加されます。

【ターゲット抽出】業種、地域でソートが出来ます。

【データ出力・保存】同じデータでも回数無制限で出力できます。また、手持ちのリストを読み込ませることも可能

【無料プラン】1600件分、まずはお試しで利用できます。

【費用】ひと月5000件のコースなら9900円〜(初期費用を除く)。

 

 

 

Musubu

2つ目はMusubuです。

【データ数】140万件以上

【データ項目】メールアドレス・電話番号・FAX番号・住所を軸として、企業概要説明、役員プロフィール、売上高、株主データ、問い合わせURLなど36項目の情報が得られます。

【収集方法】非公開

【ターゲット抽出】文字入力で検索することもできますが、地域指定や電話番号のみ、企業規模などでも絞り込むことが出来ます。

【データ出力・保存】手持ちリストをCSVでインポートすることが出来ます。

【無料プラン】30件分ご利用になれます。

【費用】初期費用無料。ひと月1000件ならば、22500円〜

 

 

 

NaviT

NaviT

3つ目はNaviTです。

【データ数】約680万件のデータがあり、毎月自動で最新情報に更新

【データ項目】企業名、住所、電話番号、郵便番号

【収集方法】日本の検索エンジンから収集しています。

【ターゲット抽出】売上高、従業員数、規模、設立年などで絞り込めます。

【データ出力・保存】不明

【無料プラン】なし。デモで体験することはできます。

【費用】初期費用無料で、1〜1000件までが12円ですが、2000円単位での支払いになります。また、抽出項目は有料オプションになっています。

 

 

 

FORCAS

FORCAS

4つ目はFORCASです。

【データ数】150万件以上

【データ項目】業界、独自のシナリオ(企業の特徴など)、利用サービス、インテントデータ(企業の興味関心)があります。

【収集方法】非公開

【ターゲット抽出】手持ちリストをアップロードすれば、自動で成約確度の高い企業が分かります。また、FORCASのデータは、独自に企業属性を560に細分化することで、よりターゲットを絞りやすくしています。

【データ出力・保存】定額プランなら、同じデータを何度も使うことが出来ます。

【無料プラン】なし

【費用】月額固定制です。詳しくはお問い合わせください。

 

 

 

日本ソフト販売

日本ソフト販売株式会社

5つ目は日本ソフト販売です。

【データ数】2000万件以上のデータを保持

【データ項目】企業リスト、自営業リスト、新規開拓リスト、チェーン店リスト、架電リスト、アンケートリスト、新規企業リスト、その他カスタマイズできるリストがあります。

その上で、企業名、電話番号、FAX、住所、業種といった項目を閲覧できます。

【収集方法】全国電話帳情報とチェーン店リストから収集しています。

【ターゲット抽出】地域、業種、企業体系(自営業or法人格)、新規企業などで絞り込めます。

【データ出力・保存】データは、CSVのテキストで提供されます。

【無料プラン】なし

【費用】要問い合わせ

 

 

 

営業リスト購入サービス利用時のポイント

最後に、営業リスト購入時のポイントをいくつか紹介いたします。

 

月額か買い切りか

営業リストサービスには、月額利用のものと買切りのものがあります。

月額利用のものは、サービスにログインすることで使い放題になるケースが多いです。

買い切りのものは、リストを購入すると、エクセルやCSVなどで情報がまとめられたものを受け取るケースがほとんどです

定期的に利用するのであれば月額利用、単発の利用であれば買い切りが良いでしょう。

 

抽出の項目

利用する営業リストは、何の項目が抽出できるのか確認しておきましょう。

企業名、電話番号、住所、従業員数、メールアドレス、企業HPURLなど...欲しい情報が入っていなければ、リストを購入しても意味がありません。

まずは自社の営業活動で必要な情報を洗い出したうえで、それらの情報を入手できる営業リスト購入サービスを選びましょう。

 

トライアル利用の有無

営業リスト購入サービスのなかには、トライアル利用やデモ利用をできるものも多いです。

もし、実際に利用してから決めたい場合は、トライアル利用を検討しましょう。

サービス提供元のHPにトライアル利用の記載がなくても、問い合わせすれば1週間程度体験利用をさせてくれるケースもあります。

 

 

まとめ:営業リスト購入サービスは営業のスピードを格段に上げられます!

ここまでは、営業リスト購入サービスの比較や、購入時のポイントなどをまとめてきました。

営業リスト購入サービスを比較していくと、【データ数】は140万〜2000万件とかなり幅があり、【データ項目】は提供会社ごとにバリエーションが異なります。

【収集方法】については、ホームページ上に明記されていない部分が多いです。

【ターゲット抽出】に関しては、提供会社によっては、手持ちのリストであってもアップロードすることで、提供されたリストと同様にデータを管理できます。

【データ出力・保存】は、CSVが一般的なようです。

費用は有料ですが、トライアルやデモ利用をできるサービスもありました。

営業リストを購入することで、リストアップ時間を大幅に省いて、営業活動そのものに時間を割くことができます。

その結果、営業の質を向上させることができるため、営業成績や売上アップを目指す企業担当者は、ぜひ営業リストの購入を検討されてはいかがでしょうか。

 

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