口コミや情報サイト、ECなど自社メディアを運用していらっしゃる企業様では、自社メディア活用の一環としてアフィリエイトプログラムへ参加されていることも多いのではないでしょうか。今回ご紹介するケースでも、自社メディアでのアフィリエイト利用に関する業務を、クラウド型RPAツールで自動化されました。

なお、RPAの導入に興味がある方はこちらの記事もお読みください。

「カスタムリンクを取得する」という大量の繰り返し作業が課題

アフィリエイトプログラムを利用するには、紹介したい商品ごとに、広告種別に応じた自社用のカスタムリンクを取得し記事中にリンクを貼っていく必要があります。

ひとつひとつの業務は比較的シンプルで、

といったものになります。

業務でも個人でも、アフィリエイトプログラムへ参加し、ブログ等を運営したことのある方も多いと思います。実際に作業した経験をお持ちの方であれば、アフィリエイトプログラムを利用した商品紹介は、どうしても手間と時間がかかってしまうという点に共感いただけるのではないかと思います。

特に企業運営のメディアでは、次のような課題が生じます。

始めてしまえばいわゆるルーティンワークですが、心身ともに負担と責任の大きい大切な業務です。もし、作業途中にコピペミスをしてURLを間違えてしまえば報酬が発生せず、商品とリンク先の紐付けを間違えれば読者にも迷惑をかけてしまいメディアの信用が傷つく恐れもあります。業務として量とスピードを求められると、担当者の受けるプレッシャーはどんどん大きくなります。

手を動かす部分をすべてRPAツールで自動化、人は企画・コミュニケーションなどへ時間を使う

今回お手伝いした企業様では、クラウド型RPA「AUTORO」で次の業務を自動化されました。

この一連の業務を自動化することで、担当者は本来やるべき記事のディレクションや商品選定といった企画やコミュニケーションに専念できるようになりました。アフィリエイトリンク検索〜取得の業務に関しては、担当者はスプレッドシートのメンテナンスのみ実施するだけ。あとはRPAツールが自動でやってくれるようになりました。

AUTOROは、安定した動作が魅力

この業務をAUTOROで自動化する際にポイントとなったのが、「動作が安定している」という点でした。特に効果を感じていただけたのが次の点です。

人間には当たり前にできたとしても、RPAロボットには難しい操作があります。特に「ログイン」「要素認識」の2点は、ブラウザ自動化をする際につまづきがちなポイントです。

管理画面へログインできないとその先の操作ができませんし、発行されたカスタムURLを認識できなければ選択もコピーもできません。この点、クラウド型RPA AUTOROはもともと要素認識の精度に優れていますし、また弊社CSチームはいろいろなケースへ対応してきたノウハウがあるので、エラーが少なく安定して動作してくれます。

人は「作業」ではなく「価値創造」に注力できる

企業が運営するメディアでは収益化が必須ではありますが、ことアフィリエイトに関しては収益さえ発生すればそれでよいというものではありません。メディアとしては、読者の課題解決につながるような価値ある情報をお届けすることが本来あるべき姿です。

クラウド型RPAで単純な繰り返し業務を大量に繰り返す部分を自動化することで、人が本来取り組むべき部分に注力できるようになります。

貴社においても貴重な人的リソースを「作業」から開放し、ビジネスにおける「価値創造」に取り組んめる体制を構築してみませんか？

クラウド型RPAなら「AUTORO」