AUTORO

クラウド型RPAでEC管理ツールからのCSVデータ取得を自動化! BPO事業の成長にも寄与

ECビジネスでは、日々集まる膨大なデータをどう管理するが重要です。

出品商品情報の取得、刻々と変動する在庫状況の管理、各種ECサイトへ掲載する価格情報の更新など…。やるべきこと、やりたいことはたくさんあるものの、人手不足がボトルネックとなって対応しきれていない業務が多くあるのでないでしょうか。

今回は、そのECビジネスにクラウド型「AUTORO」を導入した事例について、ご紹介していきます。

課題:CSVデータのダウンロードに毎日100分!

とあるECビジネスのお客様では、大きな課題をお持ちでした。

出品製品に関する全情報が記録されたCSVファイルを取得する必要があるのですが、対象データの容量がとても大きく、ダウンロードするのに1件あたり約20分かかるのです。しかも、これを必ず1日5回実施する必要があるので、毎回スムーズにダウンロードできたとしても1日約100分かかります。

こちらのお客様では、この業務専任の担当者をつけて毎日人手で作業していましたが、ひたすらCSVファイルをダウンロードするだけという単純作業が大きな負担となっていました。

また、当該業務はBPOで受託していらっしゃる業務のうちの1つでした。

本当は既に請け負っている以外のお客様にも同様のニーズがあることはわかっていたものの、この業務に必要な人員体制を用意すると利益を出すことが難しく、結果として人員を増やすことができません。お客様の顕在ニーズを目の前にしながらも、他の顧客への提案ができない状況でした。

繰り返し単純作業の生産性を向上させるポイントは「自動化」

この課題を解決するには3つの選択肢が考えられます。

  • 現体制のまま、労働時間を増やす
  • 当該業務のために、追加で人を雇う
  • RPAを導入し、業務を自動化する

人を増やさずにこれ以上労働時間を増やすことは物理的に難しく、たとえ気合と根性で頑張ったとしても担当者の離職リスクもあり、本質的な解決にはなりません。

また、人手不足の労働環境の中では、当該業務のために新たに人を採用することも難しい状況です。派遣社員を活用したとしても、当該業務を担当すれば稼働時間が長くなり、コストが大きくなってしまいます。

さらに、単純作業によるストレスやモチベーション低下、アウトプットがもたらす売上・収益への貢献度を考えると、人員に対する投資は「割に合わない」という判断になるのではないでしょうか。

解決:クラウド型RPA「AUTORO」が各種要件へジャストフィット

当該業務を抜け漏れ間違いなく毎日繰り返しながらも生産性を向上するために、人力や人海戦術ではなくRPAで自動化するという手段が選ばれ、ツールにはクラウド型RPA「AUTORO」が選定されました。

RPAツール選定にあたってはオンプレミス型・デスクトップ型・クラウド型それぞれの他社製品と比較検討された結果、数あるRPAツールの中でもAUTOROがジャストフィットするとご評価いただきました。

具体的に高評価だった点は、次の通りです。

1. Web管理画面操作の安定性
  • 自動化対象業務である「大容量ファイルのダウンロード」を、問題なく完了させられた
  • 動作時のエラーが少なく、運用保守の手間が少ない
  • 平日営業時間にチャットサポートを利用でき、困ったときにもすぐに解決できる

2. システムのスケーラビリティ
  • SaaSなので柔軟にスケール拡大できる
  • SaaSなので端末依存なしで利用できる
  • 従量課金ではないため、業務量が増えても定額で使える

3. 夜間実行が可能
  • クラウド上で24時間動作し続けるので、営業時間の制約を受けなくなった
  • ロボットを動かしている間に、端末を起動しっぱなしにしなくてもよい

今回の業務対象となるEC管理ツールはブラウザで操作するものだったので、クラウド型RPA「AUTORO」とは特に相性が良く、効果を感じていただきやすかったといえます。

問題業務の自動化だけではなく「ビジネスの成長」という成果も

AUTOROで当該業務を全て自動化した結果、この業務を担当していた方の負担が軽くなり、精神的ストレスが激減。当該業務も抜け漏れや間違いがなくなり、業務全体の品質向上を実現しました。

しかも、効果はそれだけではありませんでした。先送りとなっていた「同様のニーズを持つ他の顧客への提案」も可能となり、業務効率化だけではなくBPO事業の成長にも繋げることができたのです。

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