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情報収集をRPAでラクに実現!活用事例もあわせてご紹介

インターネットが発達した今日、情報収集は企業の発展に欠かせません。ですが、情報収集は単純作業のようで意外に手間と時間がかかります。
そこで今回の記事では、そんな情報収集をRPAを使ってラクに実現した活用事例をご紹介します。

RPAで出来ること

まずRPAとは何なのかをまずご説明します。RPAとは、Robotic Process Automationの略称で、人がパソコンで行っているルーチンワークを自動化するツールです。昨今、業務効率化や働き方改革が注目されている中、RPAを導入する企業が年々増えています。
RPAが出来ることは多岐に渡りますが、データ入力やレポート作成、転記作業でよく利用されます。情報収集もRPAで出来ることの一つです。

RPAで情報収集をするメリット

人手と時間を削減

RPAに情報収集を任せることで、その分の人手と時間を別の業務に割り当てることが出来ます。手作業よりもRPAの作業スピードの方が早いので、情報収集の時間を早めることも可能です。またRPAは24時間365日稼働出来るので、夜間に動かし翌朝には情報収集を終わらせることも出来ます。

手作業よりも正確

人の手で情報収集を行うと、転記作業等でどうしても入力ミスが発生しがちです。しかしRPAで情報収集を行えば、ミスなくプログラムを実行してくれるので入力ミスを0件にすることが出来ます。

最新の情報を素早く更新

情報収集にRPAを使えば、指定した時間に必ず情報を収集してくれるので、最新の情報をいつでも手に入れることが出来ます。また、人と違って情報収集のし忘れを心配する必要がないのもメリットの一つです。

AUTOROを使った情報収集の事例

それでは、弊社製品のAUTOROを活用して実際にRPAで情報収集をラクにした事例をご紹介します。

活用事例1:スクリーンショットの収集

web広告の運用改善のためには、的確な情報分析が必要不可欠です。そのためには、まず膨大なデータの情報収集が欠かせません。そこで、数十件あるキーワードを、1日3回、複数の検索エンジンで1年365日毎日検索し、結果をスクリーンショットと記録する作業をAUTOROで自動化しました。この情報収集をRPAに任せることで、担当者は情報分析に注力出来るようになりました。

活用事例2:検索サジェスト調査

企業イメージやブランドの風評被害を防ぐには、検索サジェストのチェックが欠かせません。そこでAUTOROを活用し、Google 検索上でのサジェストキーワードを収集、集計シートに転記する作業を自動化しました。これにより、風評被害の恐れがある検索サジェストの早期発見と、発見後のスムーズな対応が可能になりました。

活用事例3:営業リストの作成

営業に必要なアタックリストを作る際には、ターゲットとなる業界・職種・専門領域・使用ツール・課題感などのキーワードで検索し、集計シートに転記する作業が発生しがちです。しかしRPAを導入したことで、キーワード検索からデータの抽出、転記作業まで全てを自動化。人手も費用も気にせずに営業リストを作れるようになりました。

活用事例4:スカウトメッセージの送信

RPAを使った情報収集は自社の採用活動にも活用できます。各求人サイトから資格、年齢、経験等の条件で絞り込んだ求職者一覧を取得、集計シートに転記し、その求職者にスカウトメッセージを送信するところまでをRPAで自動化。採用担当者の業務負荷を大幅に減らすだけでなく、効率的にマッチング度合いが高い求職者にアプローチが出来ます。

活用事例5:SEOの順位変動調査

オウンドメディアの運営には、日々検索順位をチェックすることが重要です。RPAを使うことで、決まった頻度で忘れずに検索順位のチェックが可能です。具体的には、検索したいキーワードをRPAがシート上より取得し、10分ごとや早朝など任意のタイミングで検索を実施、検索順位をシートに転記する作業まで自動化出来ます。

​​RPAで情報収集する際の注意点

RPAを活用して情報収集をすることは多くのメリットがありますが、いくつか注意点もあります。

アクセス負荷をかけすぎない

RPAで情報収集する手法は、「スクレイピング」と呼ばれます。スクレイピングとはWebサイト上で取得したHTMLの中から情報を取得・加工することです。このスクレイピングによりアクセスが集中すると、相手のサイトとサーバーに過剰な負荷がかかります。最悪の場合、業務妨害罪に該当するとして法律上のトラブルに発展したケースもあります。相手のサイトに過剰な負荷をかけすぎないように過度なアクセスは控えるなど、配慮を忘れないようにしましょう。

利用規約を守る

webサイトによってはスクレイピング自体を禁止しているサイトもあります。そのようなサイトではスクレイピングを行わないように注意しましょう。万が一スクレイピングをしたことが発覚した場合は、裁判になった事例もあります。無用なトラブルを避けるために、webサイトの利用規約にはきちんと従うようにしましょう。

まとめ

情報収集は重要ですが、手間と時間がかかる単純作業です。ですがRPAを活用すれば人手と時間を削減出来るだけではなく、入力ミスが減るので情報の正確性も保つことが出来ます。またRPAを導入すれば、情報収集だけでなくデータ入力やレポート作成など毎日行うルーチンワークも自動化し業務の効率を大幅に上げることが可能です。もし日々の単純作業に追われているのであれば、RPAの導入を検討してみるのはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

Mori
Mori

2023年1月にオートロ入社。 主にイベントやセミナーの運営、web広告の運用を担当しながらマーケティングを勉強中。 趣味は映画鑑賞でたまに怖い映画を見るのが好きです。 東京育ちでお気に入りスポットは上野。