- 分析対象データの種類と数が多く、人力では業務が回らなかった
- 途中までは自動化できていたが、最終的なレポート完成まで全て自動化したかった
- SalesforceとGoogleデータポータルから、データ取得・結合を行った
- GoogleデータポータルのGUI操作ができた
- 他のRPAツールではできなかった、レポート作成業務全体の自動化を実現
目次
KPI達成状況のモニタリングレポートを、複数のデータソースから作成する
デジタル広告代理店では、KPI達成状況のモニタリングを繰り返しながら、課題抽出〜施策立案というサイクルを週次・月次で構築しています。
このモニタリングで重要なのは、複数の軸での分析です。
具体的には、目標値と実績との比較にあたって、
- 全社
- 顧客別
- 部署別
- グループ別
という軸での分類をしながら実績値を観測し、目標値と比較したうえで課題を抽出することで、次のアクションに繋げるというものです。
異なるデータの結合が、業務自動化を阻んだ
この分析は週次・月次で実施されているのですが、KPI達成状況のレポートをタイムリーに作ることは容易ではありませんでした。
顧客数が多く出稿している媒体も予算も様々なことから物量が多いのに加え、部署やグループ別といった社内用の管理指標を加味する必要もあります。
各広告媒体が提供するレポートについては、Googleデータポータルを使ってダッシュボード化できていました。しかし、顧客別や部署別、グループ別といった分析軸を加えるには自社内にある顧客データとの結合もしなければなりません。
異なるデータの突き合わせ〜最終的なレポートの完成と共有ドライブへの格納については自動化が難しく、人力で行っていました。
クラウド型RPA「AUTORO」で業務全体を自動化!
以前使っていた別のRPAツールでは自動化できなかったこの業務ですが、AUTOROで業務全体を自動化することに成功しました。
AUTOROで自動化した業務は次のとおりです。
- Google データポータルで作成したデータを読み出す
- Salesforceから顧客情報と社内担当者情報を読み出す
- スプレッドシートへ転記する
- 結合したデータを共有ドライブへ格納する
これまでは図の右半分、広告データとSalesforceデータの突き合わせ以降の業務を人力で行っていましたが、AUTOROで自動化した後は完成したレポートを確認するだけでOKに。これで週次・月次のレポート作成業務時間が不要になり、スタッフの負担が一気になくなりました。
他のRPAツールではできなかった自動化も、AUTOROならできる!
Googleデータポータルはデジタル・ダッシュボードですから、それ自体が最終のアウトプットとなることが多く、そこからデータを抽出して利用するという使い方はどちらかというとレアケースのようです。
データポータルからデータを出力するには、
- CSVダウンロード
- PDFダウンロード
- スプレッドシートへのエクスポート
といった限られた手段しか用意されていませんし、人でもRPAでも正確に要素を指定して操作する必要があります。また、SalesforceについてもRPAツールでの自動化は簡単ではありません。
GoogleデータポータルとSalesforce、この2つからデータを取り出し、別のレポートを作成する業務全体の自動化の難易度は高いと言えます。
しかし、AUTOROなら、要素認識の正確さや複雑な処理にも対応できる柔軟性があるので自動化できました。
諦めていたその業務自動化、クラウド型RPA「AUTORO」なら出来るかもしれません。お気軽にご相談ください!
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