【無料】動画生成AIツールおすすめ10選!制作や高画質化ができる編集アプリ【2024最新】

2023年末から急激な発展を見せている動画生成AI。今回は無料で始められる動画生成AIツールを、作例と合わせてご紹介します。

動画生成AIとは、生成AIのうち動画の自動作成に特化したもの。主に以下のようなことができます。

  • 作りたいイメージを「文章で」入力するだけで、0から動画を自動生成
  • 動画を部分に編集したり、CGのような合成を加えたりする
  • 一枚の静止画(写真やアニメイラストなど)を動かして動画にする
  • 静止画の選択部分だけを動画にする

実際にどんな動画が作れるのかはこの後見ていきましょう!

動画生成AIツールおすすめ無料10選!

無料で始められる動画生成AIツールを10種類ご紹介します。それぞれの特徴を押さえて、気になるものがあればぜひ試してみてください。

概要使い方主な機能無料プランでの制限有料プランの料金
Pika labs(Pika 1.0)商用利用可能で圧倒的な知名度と支持を誇るブラウザまたはDiscordText/Image to Video300クレジットまで8ドル/月〜
Runway Gen-2機能性充実の代表的な動画生成AIツール公式サイトVideo to Video、Text/Image to Video、Motion Brush
125クレジット(動画25秒分)まで15ドル/月〜
Stable Video Diffusion画像生成AIの定番、Stable Diffusionの動画版ローカル環境にインストールText/Image to Video無制限
Leonardo.AI生成した画像から、簡易的な動画を即時作成ブラウザまたはアプリImage to Video1日150クレジットまで(動画生成6回分)10ドル/月〜
PixVerseテキストから動画やアニメを自動生成DiscordText to Video無制限
Animatediff一貫性のあるAIアニメを作成ローカル環境にインストール(Stable Diffusion)Video to Video、Text/Image to Video無制限
DomoAI既存の動画を様々なスタイルのアニメにするDiscordVideo to Video、Text/Image to Video45クレジット(1回のみ)9.99ドル/月〜
MagicAnimate一枚の画像から人物を自由に動かせるColabImage to Video無制限
FlikiブログやSNSの投稿、テキストから動画生成ブラウザText to Video毎月5分まで28ドル〜
DragNUWA画像の一部分を好きな方向に動かせるGoogle ColabImage to Video(画像を部分的に任意の方向に動かす)無制限

利用料金等の最新情報は公式サイトをご参照ください。

『Pika labs(Pika 1.0)』- 最大級の動画生成AI

Pikaは動画生成AI業界の中でも群を抜いて話題のツール。操作性やクオリティの高さ、そして誰でも無料で始められる手軽さがPikaの魅力と言えるのではないでしょうか。さらに生成画像は商用利用が可能であるという点も特徴的です。

使い方

Pikaは、公式サイトまたはDiscord上で動作します。

  1. Discord上の指定チャンネルでコマンド「/」を入力
  2. 任意のプロンプトを入力する

公式サイトでの場合は、入力フォームにプロンプトを入力するだけです。

主な機能

  • Text to Video:テキストから動画生成
  • Image to Video:静止画の動画化

無料プラン

登録が混雑している場合はアカウント登録で順番待ちの可能性あり
300クレジットのみ

有料プラン料金

StandardPro
10ドル/月(年払いで8ドル/月)60ドル/月(年払いで48ドル/月)
1050クレジット/月3000クレジット/月

無料版の場合、生成動画にPikaのロゴ(Watermark)が入ります。

『Runway Gen-2』- 高品質な動画生成AI

Runwayもハイクオリティな動画が生成できる代表的な動画生成AIツールです。Runway Gen-2は最新モデルで、現在まで多くの動画が制作されています。

非常にリアリティが高く、まるで映画のような迫力のある映像が話題です。

使い方

公式サイトにアクセスして、作りたい動画のイメージのプロンプトを入力してください。

主な機能

  • Video to video:既存の動画を元に作成・編集・合成
  • Text/Image to Video:テキストまたは既存の画像から動画生成
  • Motion Brush:画像のブラシで塗りつぶした(選択した)部分のみを動かす

無料プラン

動画3つまで、125クレジットのみ(1秒につき5クレジット消費)

有料プラン料金

StandardProUnlimited
15ドル/月35ドル/月95ドル/月
625クレジット2250クレジット無制限

『Stable Video Diffusion』- 画像生成AIの定番Stable Diffusionシリーズ

画像生成AIで話題のStable Diffusionシリーズに動画生成AIツールとして登場したStable Video Diffusion。生成動画のクオリティの高さが評価されています。

最近は携帯会社のauがAIを活用して作成したアニメーションCMが話題になりましたが、こちらもStable Diffusionが使われたようです。

使い方

現在はローカル環境でのみ動作します。詳しくはこちらのHuuging Faceページをご確認ください。

主な機能

  • Text to Video:テキストから動画生成
  • Image to Video:静止画から動画生成

無料プラン

ローカル環境に無料でインストール可能です。詳しくはこちらのHuuging Faceページをご確認ください。

有料プラン料金

なし

『Leonardo.AI』- 画像生成AIも話題

登場以来様々な進化を続ける画像生成AIツール、Leonardo.AI(レオナルドAI)。新たに追加された「Motion」という機能で簡易的な動画生成が可能になりました。

こちらはLeonardo.AI上で作成したAI画像を短い動画にできる新機能です。

使い方

Leonardo.AIで生成した画像を[Personal Feed]選択し、[Image2Mottion]のボタンをクリックするだけです。

主な機能

Leonardo.AIで生成した画像を簡易的な動画にする

無料プラン

登録無料、150クレジット/日(動画1つにつき25クレジット消費)

有料プラン料金

Apprentice StandardArtisan UnlimitedMaestro Unlimited
10ドル/月24ドル/月48ドル/月
8,500クレジット/月無制限無制限、3つ同時生成可能

『PixVerse』- Discordで使える動画生成AI

筆者も個人的に利用しているPixVerse。Discordから完全無料で使える今がチャンスです

利用方法がお手軽で、何より、無料・無制限なので、動画生成の練習にも最適です。また他のユーザーが作成した動画とプロンプトをDiscord上で見られます。

使い方

  1. PixVerseの公式サイトからDiscordのサーバー[https://discord.com/invite/MXHErdJHMg ]にアクセス
  2. [Generate]のチャンネルいずれかでショートカットキー『/create』を選択
  3. 任意のプロンプトを入力
  4. 送信し、生成を待つ

主な機能

  • Text to Video:テキストから動画生成

無料プラン

完全無料(デモ)

有料プラン料金

なし(2024年1月10日時点)

『Animatediff』- AIアニメ生成

アニメーションに特化した動画生成AI、Animatediff。特に一枚のイラストからアニメーションを作成する機能に優れており、現在でも様々なユーザーが気軽にAIアニメを作成しています。

専用のモーションモジュールを使用して動画を生成するため、元絵を保ったまま、一貫性のあるアニメーションを作成することができます。

使い方

Animatediffは、Stable Diffusionの拡張機能としてインストールすることで利用可能です(ローカル環境)。

主な機能

  • Text to Video:テキストから動画生成
  • Image to Video:静止画の動画化
  • Video to Video:元動画から動画生成

無料プラン

ローカル環境に無料でインストール可能です。

有料プラン料金

なし

『DomoAI』- 既存の動画をアニメ化する

DomoAIでは、既存の動画を様々なスタイルのアニメーションに変換できます。

人間の顔や動きの一貫性に優れており、例えばダンスや空手といった複雑な動きにも対応可能であることから話題になっています。

使い方

  1. Discordサーバー[https://discord.com/invite/domoai ]にアクセス
  2. [USE DEMO]のいずれかのチャンネルからショートカットキー[/video]を入力
  3. 任意のファイル(動画)をアップロード
  4. プロンプトを入力
  5. 送信し、生成を待つ

主な機能

  • Video to Video:元動画から動画生成(アニメ化)
  • Text to Image:テキストから画像生成
  • Image to Video:静止画の動画化

無料プラン

Freeプラン45クレジット(一回のみ)

有料プラン料金

Basic PlanStandard PlanPro Plan
9.99ドル/月19.99ドル/月49.99ドル/月
500クレジット/月1200クレジット/月3000クレジット/月

『MagicAnimate』- 一枚の画像を動かせるアニメーションAI

MagicAnimateでは、静止画や動画からキャラクターの動きや表情を生成したり、一枚の写真から人やキャラクターを自在に動かしたりできます。実写はもちろんイラストでも可能です。

この技術は2023年11月に論文が発表され、ByteDance(TikTokの親会社)が開発しました。

使い方

GithubリンクからColabファイルを開くことで利用できます。解説サイトがいくつかありますが、以下のリンクを参考にして使ってみてください。初心者でも簡単なステップで試せます。

MagicAnimateの使い方を解説!AI美女を動かしてみた【2024年最新】 

主な機能

一枚の画像から、人物やキャラクターを動かす。

無料プラン

無料

有料プラン料金

基本無料。公式サイトには「一部の高度な機能には支払いが必要な場合があります」と記載があります。

『Fliki』- ブログやSNSの投稿を動画にするAI

Flikiでは、ブログ記事やPowerPoint、SNSの投稿などのテキストを自動で読み込み、内容に対応した動画を自動生成できます。動画制作にかかる時間とコストを劇的に削減し、しかもプロの仕上がりを実現できると期待されています。

また、人間のような自然なテキスト読み上げ音声も利用可能。豊富なストックメディアライブラリ、ブランドカラーやフォントオプションで個性的な動画を作成することができます。

使い方

  1. Fliki[https://fliki.ai/?via=tomi ]にアクセス
  2. [New file]をクリック
  3. 言語、サイズなどを選択
  4. 任意のテキストをアップロード
  5. 細部を調整

主な機能

  • テキストの動画化
  • 読み上げ音声

無料プラン

月5分間までの動画生成(商用利用不可)

有料プラン料金

StandardPremium
28ドル/月88ドル/月
月180分まで月600分まで

『DragNUWA』- 最新の動画生成AIツール

DragNUWAは、テキスト、画像、および軌跡を制御する拡散モデル系の動画生成モデルです。意味的な情報や要素の配置、空間的な構造、時間的な変化など、様々な側面で制御ができます。

DragNUWAでは、背景や画像内のオブジェクトを選択して直接操作でき、さらには矢印を書き込んで動きを操作することも可能です。例えば、車が走っている道路の写真のうち、車だけが矢印で示した方向に動いている、というような動画を作ることができます。

使い方

HuggingFace上の公式デモやGoogle Colab上で利用可能

主な機能

  • Text to Video:テキストから動画生成
  • Image to Video:静止画の動画化(画像を部分的に任意の方向に動かす)

無料プラン

無料

有料プラン料金

なし

動画生成AIの作例

動画生成AIの活用には、画像生成AIとの組み合わせが効果的です。ここからは動画生成AIツールと、他の生成AIとの組み合わせによって作られた動画の作例を見ていきましょう。

動画生成AIツールの比較

こちらは画像生成AIのMidjourneyで元となる画像を生成し、それをRunwayとLeonardoAIそれぞれに読み込ませ、作成した比較動画です。

画像生成が得意なMidjourneyと、動画生成AIの組み合わせによって、本物かどうか見分けのつかない高品質な動画を制作している事例です。

AKIRAの実写リメイク映像を制作

クリエイターのクラークさんが制作した、アニメAKIRAの実写リメイク。AKIRAをご存知の方には夢のような世界観を、動画生成AI「Pika」で見事に表現しています。

こちらも、まずはMidjourneyでAKIRA風の静止画をいくつか生成し、それぞれを動画化。複数のAI動画を繋ぎ合わせてこのような映像に仕上げているようです。一貫性に優れたMidjourneyを使ったからこそできる、雰囲気にブレのない一貫性のある映像です。

昭和の戦隊ヒーロー

同じくMidjourneyを使用した映像作例で、日本の昭和の雰囲気を反映した、戦隊ヒーローもののモノクロ映像です。言われなければAI生成とは到底思えないクオリティ。特に人間の表情や、爆発の質感がリアルで目を惹きます。

またこちらは音楽やその歌詞までAI生成とのこと。ぜひ音声をオンにして見てみてください。

addidasのスニーカーのプロモーション「風」映像

アメリカの掲示板サイトRedditに「コーヒーブレイク中にアディダス AI スペックのコマーシャルを制作しました」というコメントとともに投稿されたこちらの映像。addidasのスニーカーのプロモーション「風」の動画ですが、本当にこんなCMがあってもおかしくないと思わされるクオリティです。

プロの手によって過去のCMをリメイク

(0:42〜過去のオリジナルとリメイク映像の比較)

プロのクリエイターであるMatan Cohen-Grumiさんが、1年前に使われていたCMを動画生成AI「Pika」を使いリメイク・再利用した事例です。元となった映像は、ハイスピードカメラによって撮影し、30名のスタッフと約1ヶ月かけて制作。一方、Pikaでのリメイク版は撮影なし、個人で制作されました

個人的にはオリジナルの方が好みでしたが、Pikaのリメイクもオリジナルの要素が忠実に再現されていました。

動画生成AIの活用事例3つ

今後はAIを使ったCMが主流になるかもしれません。ここからは、実際にCMとして動画生成AIが活用されている事例を3つご紹介します。

伊藤園のCM

伊藤園は2023年9月にリニューアル発売した「お~いお茶 カテキン緑茶」のテレビCMに、生成AIで作成した女性モデルを起用しました。AIのモデルがテレビCMに起用されることは、日本で初めての試みです。

AIタレントを活用することで、特定のイメージや表現をより効果的に伝えることができると考えられており、製品の特徴やメッセージを効果的かつユニークに伝えるためにAI技術を活用する、新しい広告戦略の一環といえます。

参考:日本初!AIタレントを起用したTVCM誕生の舞台裏|伊藤園 | Vook(ヴック)

パルコのCM

パルコは2023年10月30日に「HAPPY HOLIDAYS キャンペーン」と題したファッション広告を公開しました。特筆すべきなのは、この広告がモデルの撮影を行わず、ビジュアルや音楽もすべてが生成AIによって作成された点。CMに登場する人物はAIで作成された実在しないモデルです。表情や動きがほとんどありませんが、人間味はあえて抑えられているとのことです。

参考:パルコ、広告に“AIモデル”起用 ナレーションや音楽も生成AIで作成 | ORICON NEWS

auのお正月のCM

auのCMでお馴染みの三太郎シリーズは、2024年に10周年を迎え、その節目を祝して、2024年1月1日から年始限定で生成AIを活用した新CMが放映されていました。

このCMは、約160本もの過去の三太郎CMから厳選されたシーンを活用し、イラストレーター松本ぼっくりさんの作品を約200点学習した生成AIがアニメーション化したものです。

特設サイトでは、2024年にやりたいことやニックネームを入力すると、その内容に合わせて三太郎CMソングに乗せたオリジナル歌詞やイラスト、歌声を生成AIが作成し、オリジナルのMVを作れる「さぁ、何やる?メーカー」というサービスが公開されています。

動画生成AIの課題

短い時間の動画しか作れない

動画生成AIツールは急速に発展しているものの、現段階では数秒程度の短い時間の動画しか作れません。長い動画を作りたい場合は、複数の短い動画を繋ぎ合わせたり、再生速度をスローにしたりなどの工夫が必要です。

研究が進めば、より長い動画の生成が可能になり、実用化も進むと考えられます。

人間の顔の一貫性を保てない

動画生成AIは、人間の顔に一貫性を持たせることが苦手です。例えば、一人の女性の画像を読み込ませて、その女性を動かしてみると、体は比較的自然に動かせますが、顔は角度によって全く別人になってしまう、という事態が生じます。

この場合、精度の高いツールを使用するか、別途人間の顔を補正するツールを活用するのが効果的です。

指示通りに動画を動かせない

動画生成AIは、思い通りの動画を作成する難易度が非常に高いです。プロンプトを工夫し、試行錯誤しながら何度も試してみるのがおすすめです。

まとめ:動画生成AIの進化に期待!

今回はおすすめの動画生成AIツールを10選ご紹介しました。

動画生成AIの進化のスピードは凄まじく、今後も生成動画の精度向上や、新たなツールの誕生が期待されています。

この動画生成AIの勢いに乗り遅れないよう、今から色々なツールを知り、更なる実用化に備えていきましょう。

生成AIについての詳しい資料はこちら

生成AIについて独自にまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。
2023年の生成AIトレンドから2024年のAI動向予想まで、活用例を含めてご紹介しています。

この記事を書いた人

Ayuka Fujii
Ayuka Fujii

2023年3月〜オートロに従事し、現在は主にAI系の記事制作と公式X(@autoro_io)の運用を担当。初心者目線で親しみやすい記事作りを心がけています。趣味は日本全国のグルメマップを作ることで、行ってみたいお店の数が全国3000を突破しました。新潟生まれ新潟育ち。