クラウド型RPAなら自動化リソースを必要な時だけ瞬時に増やせて、年180万円以上コストダウン

課題
  • 不定期・大量の登録業務を素早く完了させなければならない
  • 月間を通じて常時フルパワーが必要なわけではない
  • デスクトップ型RPAだと処理能力に過不足が生じてしまう
実現したこと
  • 一時的なリソース追加機能「Robotless」で、必要なときだけ瞬時にスケールアップ
  • 時間単位でリソースを増やせるので、コスト効率が良く、無駄がない
  • リソースを柔軟に確保しながら、15万円/月以上のコストダウンを実現

大量のデータ登録業務が不定期に発生、短時間での対応が必要

消費者向け商材を扱う情報サイトでは、情報の鮮度が重要です。全国各地の販売網にある在庫は常に変動し、同じ販売網の中でも店舗間の在庫移動が行われることもあります。どの商品をどの店舗からどの店舗へ移動するのか? 日本全国にある販売店の在庫状況を正確かつタイムリーに把握し、変化があったら即座にサイトへ反映する必要があります

この業務の流れは、

  1. 販売店からデータを入手
  2. システムへ反映する

というシンプルなものです。

しかし、この業務ニーズが発生するのは不定期・大量という条件があり、一度ニーズが発生したら一気に変更する必要があります。もちろん正確さも要求されます。

実在庫をサイトへ反映するタイムラグがあまり大きいと、そこにあるはずの在庫が実際は存在しない…といったように、購入されるお客様にご迷惑をおかけすることになってしまいます。ですから、いかに小さなタイムラグの中で大量のデータ反映を正確・高速に行えるかという点は、商売の根幹に関わる重要な要素です。

処理能力(リソース)の柔軟性が欠けるデスクトップ型RPA

とあるお客様では、この業務をデスクトップ型RPAのライセンスを複数契約し、専用マシンを何台も用意して回していたそうです。しかし、ある時突然500時間分の業務が発生するなどタイミングによっては処理能力が足りなくなり、データ反映が遅くなってしまうことが問題になっていました。

では、必要に応じてRPAの処理能力を増やせばよいと思うのですが、話はそう簡単ではありません。このニーズは最大の処理能力が求められる局面は1ヶ月のうちでもごく一時的なのと、不定期に発生するので事前のスケジューリングができないのです。

ここからは、デスクトップ型RPAの柔軟性が低いことによるデメリットについて、もう少し深堀していきます。

1. リソースをピークに合わせると無駄な費用が発生する

デスクトップ型のRPAだと、リソースを増やそうとするとソフトウェアのライセンスとRPAを動かす端末のための追加費用が発生します。ピーク時に合わせてデスクトップ型RPAを用意してしまうと、ピーク時以外の多くの時間帯は使用しないリソースをスタンバイさせておくことになってしまうので無駄な費用が発生します

また、増やすとどんどんPCが並んでいくので、置き場所・電気代・メンテナンス・セキュリティなど、心配事は芋づる式に増えていきます。

2. リソース増減に時間がかかる

新しい端末を用意してライセンスの追加契約を行い、インストール・初期設定…といった一連の流れはどうしてもある程度時間がかかるため、「今日これから必要だから、今すぐ増やしたい!」というスピード感には対応できません。

月単位の増減が可能だとしても、増やした月は1ヶ月間余剰リソースを保持し続けることになります。「1ヶ月のうち数日だけ」「今だけ」といった柔軟性な対応は困難です。

クラウドの利点を生かした瞬時スケールアップで解決!

AUTOROへ乗り換えることで、必要なタイミングでロボットリソースを瞬時に拡張させることが可能になりました。

AUTOROは、瞬時にリソースを増やすことのできるオプションをご用意しています。これは「Robotless」という機能で、既存のインストール型やオンプレミス型の製品では難しい「一時的なロボットリソースの増加ニーズ」に対応するものです。

通常、お客様に割り当てられた一定数のロボットが順番に業務をこなしていきます。ロボットは手が空き次第、次の仕事へ着手する…というイメージで順にこなしていくのですが、業務が増えれば増えるほど、次の業務に着手するまでの待ち時間が長くなります。ロボットの処理能力は一定なので、着手のタイミングが遅くなると、仕上がりのタイミングもその分遅くなります。

「Robotless」では、投入するロボットを一時的に増やすイメージになります。

図のように、同時並列処理できる能力が増えるので、その分業務全体がスピードアップします。しかも、物理的な端末・サーバーと紐付かないので、お申し込みいただければすぐに必要なタイミングで必要な分だけ処理能力を増やして高速化することが可能です。(もちろん元に戻すことも可能です。)

今回のケースで、デスクトップ型RPAを使い続けた場合と比較して、AUTORO + Robotlessオプションを利用するメリットは次の通りです。

  • RPAソフトウェア関連費用だけで15万円/月以上コストダウン
  • 端末代不要
  • 端末稼働のための電気代不要
  • 端末の置き場所不要
  • 端末の保守メンテナンス工数不要
  • 端末稼働中のセキュリティの心配なし
  • ロボットが意図せず停止するなど何かあっても、リモート対応可能

このように、必要な自動化リソースを柔軟に確保しながら、年間180万円以上という大きなコストダウンを実現できました

Robotolessを使えば、1ヶ月の間の半日だけ稼働ロボット数を100倍にしたいといった要望も実現可能です。突然急ぎで500時間分の仕事がやってきても、もう安心です。

費用対効果の高い業務自動化プラットフォームをお求めであれば、クラウド型RPA「AUTORO」をオススメします!

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