- どのくらい時間を削減できますか?
- RPAツールで置き換えられる業務を洗い出して試算しましょう。
目次
削減時間はケースバイケース、詳細に試算しましょう
人が行っているルーティーンワークをRPAツールに置き換える場合、どのくらいの時間を削減できるかはRPAツール導入を検討する上で重要です。
ただし、これはケースバイケースですので、それぞれのお客様に合わせて個別で試算する必要があります。
大まかな流れは次のようなものです。
- RPAツールへ置き換えたい対象業務を特定する
- その業務を完了させるのに必要な工程、時間、人数を洗い出す
- 実際に置き換え可能な範囲を特定し、時間を算出する
複数の人員で行っている作業であれば、「1人あたり作業時間×作業人数」というように計算します。
時間削減はひとつの目安、RPAは人にはできなかったことまでできる
RPAツールで置き換えた業務がそのまま削減時間になりますが、それ以上の効果もあります。
というのも、RPAツールには夜間早朝も休日もありません。ですから、人間なら1日=8時間のところ24時間連続して続けることも可能になります。つまり、単純計算で1日で3人分のアウトプットを生み出せるようになるのです。
このように、RPAに置き換えることで、これまで人では不可能だった量のアウトプットを生み出せることもあります。
これに加え、手戻りがなくなるという点も重要です。
人は、単調な作業を長時間繰り返すと、どうしても集中力が落ちて間違えてしまうもの。一度間違えるとやり直しの時間が発生しますし、アウトプットを事後に確認する時間も必要になってきます。
しかし、RPAツールなら疲れ知らずなので、何時間でも同じペースでひたすら間違いなく繰り返すことが可能になります。アウトプットの確認もこれまでより少ない時間で事足りるかもしれません。
RPA導入によって新たに発生する運用時間に要注意
ここまではポジティブな側面をご紹介してきましたが、RPAツールを導入することでこれまでには必要なかった時間が増えることもあります。
それは「RPAツールを運用する時間」で、例えば次のような時間が新しく必要になります。
- RPA導入にかかる時間
- ワークフローを作る時間
- ワークフローが動かなくなった場合の調査・調整時間
ちなみに、AUTOROの場合は、以下のようにこれらの時間を大幅に削減することが可能です。
- クラウド型なので、導入のスピードが早い。
- ドラッグアンドドロップの簡単操作で、初心者でもスムーズにワークフローを作成できる。
- 運用時も安定して動くので、エラーが起こりにくい。さらに、カスタマーサクセスチームのサポートを活用することで、問題が起こったとしても比較的早期に解決することができる。
もちろん、RPA利用量の増加にともなう追加ライセンス購入、インストール等の時間は必要ありません。
本当の目的は、削減した時間で生み出す付加価値
RPAツールを使う本来の目的は、時間削減でしょうか?
削減した時間をこれまでにはできなかった付加価値創出に使うことこそが、本来の目的ではないでしょうか?
削減時間も重要ですが、それだけではなくどのくらい付加価値創造に繋げられるかという点にも注目したいですね。
RPAツール導入時には、
- 削減時間
- アウトプット量の増加
- 手戻りの削減
- 運用にかかる時間の増加
など、これらすべてを考慮した上でバランスのよい選択をする必要があります。
ひとつひとつを別に考えるのではなく、これらの効果の掛け算で考えるのがよいでしょう。
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