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TrelloとSlackの連携手順を解説!タスク管理を省力化

Slackでタスク管理やToDo管理を行うにはTrelloがおすすめです。Trello は、プロジェクト管理や作業管理を行うためのツールの一部で、あらゆるプロジェクトをゴールまで導くことを目的としています。

TrelloSlackを連携するとできること

ツール連携によって、TrelloにアクセスすることなくSlackからTrelloにタスクを追加できます。この作業を行うと、チャットにタスクを追加する作業の履歴が残るので、タスクの追加や、タスクの追加漏れにすぐ気付くことができます。そのため、チャットのやりとりとタスク管理が効率化されます。

TrelloとSlackの連携手順

それでは早速、TrelloとSlackの連携手順を解説していきます。画像付きで分かりやすく解説していますので、是非参考にしてみてください。

まずはTrelloとSlackの連携手順を解説します。今回はTrelloのアカウントを作成したことがないことを前提に説明します。

始めにTrelloと連携したいSlackのワークスペースを開き、チャンネル一覧の下部にある「App」のページを開きます。「Trello」と検索するか、おすすめのアプリの欄にTrelloが出てきますので、「追加」をクリックしてください。

Slack内でAppを検索する画面

「追加」をクリックすると、Slack app directoryのWebサイトが開きますので、「Slackに追加」を選んでください。

SlackにTrelloを追加する画面

「Slackに追加」をクリックすると、「Trello」のWebサイトが開くので、「Slackに追加する」を選んでください。

Trelloのサイト上でTrelloをSlackに追加する画面

「Slackに追加する」をクリックすると、Trelloのログイン画面に移ります。まずはここからTrelloのアカウントを作成してください。

Trelloにログインをする画面

Trelloのアカウントは、正確にいうとATLASSIANのアカウントです。ATLASSIANは、オーストラリアのシドニーに本社を置くソフトウェア企業で、ソフトウェア開発者を対象とした法人向けソフトウェアを開発しています。

Trelloは、ATLAASSIANが開発しているソフトウェアの一つです。

Trello (ATLASSIAN)のアカウントを作成する画面

アカウントが作成されると、ワークスペースの設定画面に移ります。

ワークスペースには、お好みの名前をつけてください。また「メールで招待を送信」の欄に、チームのメンバーのアドレスを入力すると、ワークスペースへの招待を送ることができます。後からでも設定できるので、今は空欄でも問題ありません。

招待する方のメールアドレスを入力したら、「続行」をクリックしてください。

Trelloのワークスペースを設定、ワークスペースへの招待を送信

続行をクリックすると、Trello Premiumの案内画面が表示されます。

無料で続けたい方は「Trelloを使用する」をクリックしてください。

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Trelloでのワークスペースが完成しました!

ワークスペースが完成すると下の画面が表示されます。左下の方にある、「設定」をクリックしてください。

Trelloのワークスペースの画面

設定のページに移動すると、「Slackワークスペースとのリンク」の右の方に「Ass to Slck」のボタンがあるので、クリックしてください。

Trelloのワークスペースの設定の画面

「Add to Slack」をクリックすると、TrelloがSlackワークスペースにアクセスする権限をSlack側から許可するページに移動します。

複数のSlackワークスペースに参加している方は、右上でSlackワークスペースを選択できます。Trelloを追加したいSlackワークスペースを選択してください。

ワークスペースを選択したら、「許可する」をクリックしてください。

TrelloによるSlackワークスペースにアクセスする権限のリクエストの許可をする画面

Trello Slack Appから、あなたのTrelloのアカウントへのアクセス許可がリクエストされます。

このAppはTrelloのワークスペースと、Slackワークスペースをつなぐ役割を果たすアプリケーションです。

画面下の方へいき、「許可」を押してください。

Trello Slack Appがアカウントにアクセスすることを許可する画面、上部
Trello Slack Appがアカウントにアクセスすることを許可する画面、下部

「許可」をクリックすると、Trelloの設定のページに戻ります。

「Slackワークスペースとのリンク」の下に、先ほど選んだSlackワークスペースがTrelloのワークスペースにリンクされていることを確認できます。

Trello上でSlackワークスペースがTrelloのワークスペースにリンクされていることを確認する画面

Slack側からも連携が完了しているか確認してみましょう。Appの欄にTrelloが追加されていたら連携完了です!

Slack上で、SlackにTrelloが追加されていることを確認する画面

SlackからTrelloを操作できるようにする

次に、Slackの各チャンネルでTrelloの操作ができるに設定します。SlackのチャンネルごとにTrelloを招待していく必要があります。

【Slackの操作】

Trelloを操作したいチャンネルに「/invite Trello」とメッセージを送って下さい。

Slack上のチャンネルにTrelloを招待するメッセージ

メッセージ送信後、Trelloが追加された旨のメッセージがチャンネルに流れていればOKです。

SlackのチャンネルにTrelloが招待されたことを確認する画面

次に、TrelloのワークスペースのボードとSlackのチャンネルをリンクさせます。

Trelloのボードは、プロジェクトのようなものです。ボードの中にリスト、リストの中にカードという構造になっています。タスクをカードに入力し、カードをリストから別のリストへ移動させることで、タスクがどのような状態(作業中、終了など)かを示す仕組みです。

【Trelloの操作】

先ほど作成したTrelloのワークスペースのサイドメニューの「ボード」をクリックしてください。左中央寄りの「新しいボードを作成」を押し、ボードのタイトルを入力して、「作成」をクリックします。

Trelloのワークスペース上でボードを作成する画面

下の画像のように作成したボードのページに移動します。これでボードが完成しました。

Trelloのボードの画面

ボードが完成したら、Slackに戻ります。

【Slackの操作】

Trelloを招待したチャンネルで、

「/trello link (linkにはボード名またはボードのリンクを入れる)」とメッセージを送ってください。

SlackのチャンネルとTrelloの特定のボードとをリンクさせるメッセージ

下の画像のように表示されますので、「Link to Channel」をクリックして下さい。

SlackのチャンネルとTrelloの特定のボードとをリンクさせるボタン

以上で、連携完了です!

SlackからTrelloへカードを追加する方法

次に、SlackからTrelloへのカードの追加方法を説明します。

【Slackの操作】

「Link to Channel」をクリックしますと、下の画像のような表示が出ます。「Change Default List」で、カードを追加したいTrelloのリストを選んでください。

Slack上で、カードを追加したいTrelloのリストを選択する画面
Slack上で、カードを追加したいTrelloのリストを選択する画面

下の画像のような表示が出ていれば、カードを追加したいTrelloのリストが選択できています。

カードを追加したいTrelloのリストが選択されたことの通知

今後カードを追加する際、特に変更を行わなければ、一度選択したリストにカードが追加されます。リストを変更したい場合は「/trello set-list X(Xには何番目のリストを表す数字)」とメッセージを送ります。

リストが選択できたら、「/trello add Y(Yにはカードに入力したい内容を入れる)」とメッセージを送ってください。

例えば、下の画像のように「メール送信」というカードを作ってみます。

Slack上からTrelloのリストにカードを追加するメッセージ

「/trello add メール送信」とメッセージを送ると、下のようなカードの詳細を決める小ウィンドウが出てくるので、詳細を入力してください。

SlackからTrelloのりストにカードを追加する際の、カードの詳細を設定する小ウィンドウ

詳細を入力後、「Create」のボタンをクリックしてください。

「Create」のボタンをクリックすると、Trelloのボードにカードが追加されます!

SlackからTrelloのリストに追加されたことを確認する画面

Trello上での操作をSlackに通知する方法

Trello上で行われた操作をSlackに通知する方法は以下の通りです。

Slackへ通知したいボードを開きます。

右上にある「Power-Up」をクリックすると、下の画像のような小ウィンドウが開くので、「Power-Upの追加」をクリックしてください。

TrelloのPower-Upのページへ移動するボタン

「Power-Upの追加」をクリックすると、Power-Upのページに遷移するので、左中程にある検索窓で、Slackを検索してください。検索結果は下の画像のように表示されます。Slackの下の「追加」ボタンをクリックしてください。

TrelloのPower-Upのページ

クリックしますと、左下の画像のように「追加」ボタンが「設定」ボタンに変わります。「設定」ボタンを押すと、右下の画像のような表示になるので、「Power-Upの設定を編集」をクリックしてください。

TrelloとSlackの連携におけるPower-Upの設定

「Power-Upの設定を編集」をクリックすると、下の画像のような小ウィンドウが開きます。ここで通知の設定ができます。

TrelloとSlackの連携における通知の設定を行う画面

通知の設定には大きく分けて2つあります。

ボードの通知をSlackチャンネルに送信する通知と、カードのコメント内でのメンションをSlackワークスペースに送信する通知です。

この通知は「Slackアラートを追加」ボタンから、カードのコメント内でのメンションをSlackワークスペースに送信する通知は、「メンションの通知を追加」ボタンから設定できます。

通知の設定画面は、下の画像のようになっています。まず、通知を送信したいチャンネルを選びます。そして、通知したいTrello上での操作のチェックボックスにチェックを入れ、下の方にある「終了ボタン」を押せば、設定完了です。

TrelloとSlackの連携における通知の詳細な設定を行う画面、上部
TrelloとSlackの連携における通知の詳細な設定を行う画面、下部

カードのコメント内でのメンションをSlackワークスペースに送信する通知の設定画面は、下の画像のようになっています。通知を送信したいSlackのワークスペースを選択し、「終了」ボタンを押せば設定完了です。

TrelloとSlackの連携における、通知を送信したいSlackワークスペースを選択する画面

両方の設定が完了すると、下の画像のようになります。以上の設定で、Trello上での操作がSlackに通知されるようになります。

TrelloとSlackの連携における通知の設定の完了画面

TrelloとSlackを連携させるメリット

2つのツールを連携させることによって、Slackの機能だけでは難しかった情報共有やタスク管理が、効率良く行えるようになります。

チーム間情報共有の負荷を削減できる

Trello上での操作をSlackの複数のチャンネルに通知することができるので、タスクが増えたことを他チームに報告したり、自チームのタスクが終了したことを他チームに報告したりする手間を削減できます。

タスク管理の手間が省ける

Slackの機能だけで、タスクの管理を行うのは難しいです。TrelloとSlackを連携するとSlack上でメッセージを送るだけで、簡単にタスクの追加や削除、状態の変更を行うことができ、Slackから離れてTrelloに移って……というアプリ間移動の手間が省けます。

タスクそのものを自動化したいなら「AUTORO」

TrelloとSlackを連携すると作業進捗や作業ステータスのチーム内連携がスムーズになりますが、タスクそのものを自動化したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった方におすすめしたいのがRPAツールです。RPAはRobotics Process Automationの略称で、単純作業を自動化するソフトウェアです。定型作業であれば、RPAツールを使って自動化すれば時間も手間も削減できます。

弊社のRPAツールであるAUTORO(オートロ)はノーコードで、誰でも手軽に業務効率化のロボットが作れる、クラウド型RPAです。

AUTOROで自動化できるタスクは具体的に下記の通りです。

  • 反社チェック
  • 営業レポート作成
  • 広告レポート作成
  • EC業務システム間連携
  • 採用管理・スカウト送信

もちろんこれ以外にも、カスタマイズによってさまざまなタスクを自動化できます。

【導入事例】

AUTOROで単純作業が爆速で自動化できる

タスクの自動化と聞くと「難しそう」「プログラミングを勉強しないとできないかなぁ.. ….」と思う方も多いと思います。しかしAUTOROならばグラフィカルで簡単な操作で一連の業務フローを設定できます。

TrelloやSlackとの連携も可能

「AUTORO」はTrelloやSlackとも連携可能です。AUTOROでのタスクの完了と同時、あるいは任意のタイミングで、TrelloやSlackの更新を自動で行うことができます。

TrelloやSlackなどツール同士の連携やRPAツールの導入を通して、業務を自動化を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

Fukutaro Tazawa
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