【2024年最新】ChatGPTのChrome拡張機能おすすめ17選!使い方と活用方法を解説

ChatGPTのおすすめ拡張機能17選をご紹介します。「種類がありすぎてどれを使ったらいいかわからない…」という方も、この記事を読めばもう迷うことはありません。また検索、要約、翻訳、プロンプト管理など、多岐にわたるタスクを簡単にこなす方法や、注意点も合わせて確認していきます。初心者から上級者まで、誰でも使える便利なChatGPTのChrome拡張機能を見つけて、日々の作業を効率化しましょう。

ChatGPTとは

ChatGPTは、OpenAIが開発した高度な自然言語処理のAIモデルです。ChatGPTは大量のテキストデータを学習することで、人間のように自然な会話を生成する能力を持っており、質問に答えたり、文章を生成したり、翻訳を行ったりするなど、さまざまなタスクに対応できます。

ChatGPTを使い始めるにはアカウント登録(無料)が必要となりますので、始め方や基本的な使い方については、下記記事をご参照ください。

スマホアプリ登場!ChatGPTの使い方を解説|始め方や注意点、料金もあわせてご紹介

ChatGPTの技術は様々な分野で活用されており、例えばユーザーの質問に対し自動で対応するカスタマーサポート、コンテンツ制作における記事の下書きやアイデア出しなどが可能です。

Google Chromeの拡張機能とは

Google Chromeの拡張機能は、Google Chromeブラウザの機能を拡張し、利便性を向上させるための小さなソフトウェアプログラムです。拡張機能は、Chrome ウェブストアで、100万種類以上の中から好きなものを選んで簡単にインストールでき、さまざまな用途に対応します。

Chrome ウェブストアのトップページ

出典:Chrome ウェブストア

例えば広告ブロッカー、パスワードマネージャー、翻訳の拡張機能、タブ管理の拡張機能など、日常のブラウジングをより便利にするための拡張機能が多数存在します。これらの拡張機能を活用することで、セキュリティを強化したり、作業効率を高めることができます。

自分のニーズに合わせて必要な機能だけを追加することができるため、ブラウザを自分好みにカスタマイズすることができます。

さらに、開発者向けには、自分で拡張機能を作成するための拡張機能やリソースが提供されており、独自の機能を追加することも可能です。このため個人ユーザーから企業まで、幅広いユーザーが活用できます。

Google Chromeの拡張機能の使い方

Google Chromeの拡張機能の使い方を、1. 拡張機能のインストール、2. インストールした拡張機能の使い方、の順にご紹介します。

1. 拡張機能のインストール方法

拡張機能のインストール手順をご紹介します。

1. Chrome ウェブストアで拡張機能を探す(ジャンル別、おすすめから探すor検索する)

2. 任意の拡張機能を選択し、「Chromeに追加」からインストールする

3. Chromeのツールバー右上から「拡張機能」のアイコンをクリックし、インストールした拡張機能が追加されていれば完了(うまくいかない場合はページの更新を行なってください。)

2. インストールした拡張機能の使い方

Chromeウェブストアから拡張機能をインストールした後は、以下の手順で利用開始できます。

1. Chromeを開く

2. Chromeのツールバー右上から「拡張機能」のアイコンをクリックする

Chromeのツールバーに表示される拡張機能のアイコンを矢印で示している

3. 任意の拡張機能の、ピンマークを選択し、メニューに固定する(してもしなくてもOK)

拡張機能の選択とピン留めの画面

4. メニューに追加されている、拡張機能のアイコンをクリックして利用開始

(うまく動作しない場合はページの更新を行なってからもう一度アイコンをクリックしてください。)

拡張機能の追加と設定が完了した後にツールバーに拡張機能のアイコンが表示されるようになった様子

ただし拡張機能によっては、これらの操作手順を必要とせず、インストールのみ(検索結果の画面に自動で表示されるなど)で利用開始できる場合もあります。

ChatGPTのChrome拡張機能おすすめ17選!

ChatGPTのおすすめ拡張機能を厳選して17選、今回は以下の機能別でご紹介します。

  • 検索・要約・翻訳の拡張機能
  • プロンプト管理・カスタマイズの拡張機能
  • YouTube関連の拡張機能
  • 文章作成・翻訳の拡張機能
  • その他の拡張機能

どのような場面で活用できるか、考えながら見ていきましょう。

検索・要約・翻訳の拡張機能

ChatGPT for Google|ChatGPTへの質問とGoogleでの検索を同時に実行できる

ChatGPT for Google」は、検索エンジンの結果にChatGPTの回答を表示させる拡張機能です。この拡張機能を使用すると、Google、Baidu、Bing、DuckDuckGoなどの検索エンジンで通常の検索結果と並んでChatGPTの回答を見ることができます。GPT-4、GPT-3.5、Claude、BardなどのAIモデルに対応しています。

WebChatGPT|インターネットアクセスができるChatGPT

WebChatGPT」は、ChatGPTにインターネットアクセス機能を追加する無料のブラウザ拡張機能です。この拡張機能を使用すると、ChatGPTのプロンプトに関連するWeb検索結果を自動で追加し、より関連性の高い最新の回答をソースリンク付きで得ることができます。

Perplexity|会話しながらAI検索ができる

Perplexity」は、ChatGPTとGoogleを組み合わせたAI検索エンジンで、ユーザーの好奇心や疑問に即座に応えるために設計されたChrome拡張機能です。この拡張機能を使用すると、ツールバーから素早く質問を行い、会話形式で信頼性の高い回答を得ることができます。

extractGPT|欲しい情報を入力するだけで様々なWebサイトから自動で情報を取得

extractGPT」は、Webサイトから情報を自動で抽出するAIツールです。欲しい情報を入力するだけで、どのようなWebサイトからでも自動で情報を取得し、表形式で提供します。主に構造化および非構造化ページからのデータスクレイピング、簡単なテーブル列の指定でデータ抽出、データ収集などの機能があります。

参考:

SciSpace|論文を要約してくれる

SciSpace」は、研究論文の理解を助けるAIツールです。技術的な言葉や複雑な段落を簡単に説明し、研究論文の内容をより理解しやすくします。具体的には、技術用語の簡単な説明、学術テキストの要約、関連する論文や著者の検索が可能です。

Monica|Webのテキストの要約・翻訳

Monica」は、ChatGPT APIを活用したAIアシスタントで、Chrome拡張機能として提供されています。このツールは、簡単なチャットや検索、情報検索、クリエイティブなアウトライン作成などの様々なタスクの効率化をサポートします。

プロンプト管理・カスタマイズの拡張機能

AIPRM for ChatGPT|カテゴリ別のプロンプトテンプレートの使用やカスタマイズができる

AIPRM for ChatGPT」は、ChatGPTのプロンプトや応答を、特定のタスクやニーズに合わせた対話スタイルにカスタマイズすることができます。カスタムプロンプトの作成、特定の業界や用途に特化したテンプレートの利用、対話履歴の保存と管理が主な機能です。

Superpower for ChatGPT|プロンプトテンプレートを利用できたり、過去のプロンプトを管理・保存ができる

Superpower for ChatGPT」は、フォルダーを作成し、チャットを整理することができます。加えて、すべての画像を一か所で確認できる画像ギャラリー機能、プロンプト保存や入力履歴の参照、プロンプトテンプレートの使用、検索機能、コミュニティのプロンプト例の参照などの機能も追加されています。また任意のWebサイト上で、右クリックからカスタムプロンプトを簡単に実行できます。さらにテキスト読み上げと音声認識も可能で多言語対応です。

ChatGPT Prompt Genius|プロンプトを保存してタグで管理できる

ChatGPT Prompt Genius​」は、AIプロンプトのカスタムライブラリを作成できるChrome拡張機能です。プロンプトを保存し、必要に応じてタグやフォルダーでプロンプトを整理したり、検索で簡単にアクセスしたりできます。GPT-4、DALL-E 3、コードインタープリター、Bingなどを使用してプロンプトを作成することが可能です。

YouTube関連の拡張機能

YouTube Summary with ChatGPT & Claude|YouTube動画やWeb記事を要約

YouTube Summary with ChatGPT & Claude」は、YouTube動画、Web記事、PDFを素早く要約するための無料のChrome拡張機能です。要約機能は、ChatGPT(OpenAI)、Claude(Anthropic)、およびMistral AIの技術が使われています。

また、「Copy Transcript」ボタンをクリックすると、トランスクリプトをクリップボードにコピーすることも可能です。さらに多数の言語に対応し、トランスクリプトの言語も選択可能です。

YoutubeDigest|ChatGPTでYouTube動画を要約

YouTubeDigest」はYouTube動画を要約できます。多様な要約形式を提供しており、一つのパラグラフで迅速な要約を取得したり、箇条書きでポイントをまとめたり、ビデオの章を含む段階的な箇条書きで深く掘り下げたり、記事スタイルの要約にしたりできます。

さらに、要約と翻訳をスムーズに行ったり、PDF、DOCXとして要約をエクスポートして簡単に共有および参照することも可能です。

Glarity|YouTube動画やWebページを要約・翻訳

Glarity」は、YouTube、Google、TwitterなどのWebページの内容を要約し、翻訳できるChrome拡張機能です。Webページの要約表示の他、複数言語の翻訳、AIを活用した会話機能なども利用できます。

文章作成の拡張機能

ChatGPT Writer|メールの文章やメッセージの作成をサポート

ChatGPT Writer」では、メールやメッセージの作成、文法の修正、テキストの言い換え、トーンの変更、テキストの要約などを行うことができます。どんなサイトでも動作するため、文章作成全般のサポートが可能です。

その他の拡張機能

GPT for Sheets™ and Docs|ChatGPTをスプレッドシート・ドキュメント上でで使用する

GPT for Sheets™ and Docs™」は、GoogleスプレッドシートおよびドキュメントでChatGPTやその他の生成AIモデルを直接使用できる拡張機能です。大量のテキストの書き換え、テキストの作成、編集、抽出、クリーニング、翻訳、要約、アウトライン作成、説明など、さまざまなタスクを実行できます。

AIモデルはOpenAIのGPT-3.5、GPT-4 Turbo、GPT-4、GPT-4o、GPT-4 Vision、Anthropic Claude 3、Mistral Large、Perplexity llama3-sonar-onlineが利用可能です。

Merlin Chat GPT|ブラウザ上ですぐにChatGPTを呼び出す

Merlin」は、GPT-4を搭載したオールインワンのAIアシスタントです。ブラウザ上でいつでもChatGPTを呼び出すことができ、主な機能としてブログ、YouTube動画、研究論文、Webサイトの要約、ソーシャルメディア、メール、アート、コードなどのコンテンツ作成、AIチャット、PDFとのチャット、Webアクセス可能なチャットがあります。

Voice Control for ChatGPT|AIと音声で会話する

Voice Control for ChatGPT」は、ChatGPTとの音声対話を可能にする拡張機能で、タイピングの手間を省きます。主な機能として、音声入力の録音と送信、応答の読み上げ(読み上げを無効にすることも可能)、複数言語のサポート、音声録音、読み上げの繰り返し、新機能「Mia AI」による個人用音声アシスタント化が挙げられます。

FancyGPT|ChatGPTとの会話を画像で保存できる

FancyGPT」では、ChatGPTの会話を画像、PDF、テキストファイルとして保存できるため、ChatGPTのスレッドの参照や共有が簡単になります。

コードスニペット、リスト、テーブルなどをより見栄え良くエクスポートする機能、共有時に含めるメッセージの選択、ネオン、スケッチ、ダーク、ライトスタイルの選択、ChatGPTの応答で興味のある部分をハイライトする機能、コードの下にSVGパス画像をレンダリングするなどの機能があります。

また、SNS用に画像として保存したり、検索可能なコンテンツを保持および共有するためにPDFとして保存したり、Markdown形式のテキストファイルとして保存することも可能です。

ChatGPTのChrome拡張機能を利用する際の注意点

Google Chromeの拡張機能は非常に便利ですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。ここからは特に重要なポイントを挙げていきます。

拡張機能の安全性

拡張機能をインストールする際には安全性に注意が必要です。公式のChromeウェブストアからダウンロードすることが推奨されますが、それでも全ての拡張機能が安全とは限りません。ユーザーレビューや評価を確認し、信頼性の高い開発者によるものを選ぶようにしましょう。また、拡張機能が要求する権限にも注意を払い、不必要に多くの権限を要求するものは避けることが賢明です。

日本語への対応可否

多くの拡張機能は英語で提供されていますが、日本語対応のものも増えてきています。日本語での利用を考えている場合は、事前に日本語対応の有無を確認することも重要です。対応していない場合でも、設定や使い方が直感的であれば問題なく利用できることもありますが、サポートが必要な場合には日本語対応の拡張機能を選ぶと良いでしょう。

メモリの負荷

拡張機能を多くインストールすると、ブラウザの動作が遅くなることがあります。これは、各拡張機能がメモリを消費するためです。特に、複数の拡張機能を同時に使用する場合は、ブラウザのパフォーマンスに影響が出ることがあります。必要な拡張機能だけをインストールし、不要になったものは無効化または削除することで、メモリの負荷を軽減することができます。

ChatGPTのChrome拡張機能を活用しよう

ChatGPTのGoogle Chrome拡張機能を活用することで、検索、要約、翻訳、プロンプト管理など、多岐にわたるタスクを簡単にこなすことができます。しかし利用する際には安全性などに注意が必要です。適切な拡張機能を選び、機能を自分好みにカスタマイズすることで、より快適なブラウザ環境を実現しましょう。

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ChatGPTのChrome拡張機能のよくある質問

ChatGPTの拡張機能は無料で利用できますか?

多くのChatGPT拡張機能は無料で提供されていますが、一部の機能には有料版や、別途契約が必要なツールが存在することもあります。詳細は各拡張機能のページで確認してください。

拡張機能のインストール方法は?

Chromeウェブストアから拡張機能を検索し、「Chromeに追加」ボタンをクリックするだけで簡単にインストールできます。インストール後は、ブラウザのツールバーにアイコンが表示されます。

拡張機能の安全性はどう確認すればいいですか?

拡張機能の安全性を確認するためには、ユーザーレビューや評価をチェックし、信頼性の高い開発者によるものを選ぶことが重要です。また、要求される権限を確認し、不必要に多くの権限を要求するものは避けましょう。

日本語対応の拡張機能はありますか?

はい、日本語対応の拡張機能も増えてきています。インストール前に、拡張機能の説明やレビューを確認して、日本語対応の有無をチェックしてください。

拡張機能がブラウザの動作を遅くすることはありますか?

はい、拡張機能が多すぎるとブラウザの動作が遅くなることがあります。必要な拡張機能だけをインストールし、不要なものは無効化または削除することで、パフォーマンスを維持できます。

この記事を書いた人

Ayuka Fujii
Ayuka Fujii

2023年3月〜オートロに従事し、現在は主にAI系の記事制作と公式X(@autoro_io)の運用を担当。初心者目線で親しみやすい記事作りを心がけています。趣味は日本全国のグルメマップを作ることで、行ってみたいお店の数が全国3000を突破しました。新潟生まれ新潟育ち。