RPAの導入を検討している人のために、AUTOROを使ったRPAの活用事例をご紹介します。営業から広告・事務・ECまで幅広くRPAの活用事例を取り上げているので、ぜひご参考にしてみてください。
なお、RPAの導入の際のポイントを下記記事でご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。

RPAの導入手順をわかりやすく解説！抑えるべきポイントもあわせてご紹介

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RPA活用事例15選

今回ご紹介するRPAの活用事例は以下の通りです。

1. 打刻チェック業務の自動化
2. 勤怠上の問題を上長に自動通知
3. 広告の分析用データ収集を自動化
4. 広告レポートの作成を自動化
5. アフィリエイターの不正広告を自動検出
6. 問い合わせ対応を自動でタスク化
7. アタックリストの自動生成
8. 反社チェックや与信業務の自動化
9. 保険審査の通過状況を自動通知
10. ECサイトで配送ステータス更新を自動化
11. 日次のサイトレポートを自動で作成
12. アフィリエイト広告のリンク取得を自動化
13. 採用業務の応募者管理を自動化
14. 求職者への採用スカウトを自動化
15. 検索サジェストの自動調査を自動化

それぞれ図解付きで見ていきましょう。

RPA活用事例1. 打刻チェック業務の自動化

某企業では、従業員の勤怠打刻に抜け漏れがあった際、該当者ひとりひとりへヒアリングを実施し、状況を確認していました。特に大変だったのは深夜や休日の勤怠データの確認で、
・深夜休日勤務の事前申請していないのに、打刻データがある
・深夜休日勤務申請をしたのに、打刻データがない
のような状況が多発していました。
しかし、RPAを導入したことで「休日勤務の申請の有無と打刻データのチェックし、事前申請と打刻情報にズレがある場合は本人に通知する」という一連の業務を全て自動化！なんと月間70時間の業務の削減に成功しました。

RPA活用事例2. 勤怠上の問題を上長に自動通知

某企業では、スマートロック型入退室管理システムの持つ事業所への出入りのデータと、それとは別の勤怠管理システムの持つタイムカードデータを突き合わせる作業を行っていました。この膨大な作業を毎日手作業で行っていたため、どうしてもミス・やり直しが発生していました。
しかしRPAを活用し、入退室管理システムと勤怠管理システムのデータのズレがないかのチェックから、部門長への報告まで自動化し、スピーディーな改善アクションを実現しました。

RPA活用事例3. 広告の分析用データ収集を自動化

とある広告代理店の事例です。広告の運用改善のためには、膨大なデータを集めた的確な分析が欠かせません。しかし、1クライアントあたり数十件あるキーワードを、1日3回、複数の検索エンジンで1年365日毎日検索し、結果をスクリーンショットと記録する作業はあまりに手間がかかります。
そこでRPAを活用することで、このデータ収集を自動化し分析の効率を上げることが出来ました。

RPA活用事例4. 広告レポートの作成を自動化

とあるデジタル広告代理店では、顧客へ納品するための広告運用レポート作成と、それとは別に社内管理用レポートの2種類を作成していました。この作業は、顧客数×広告の媒体数分こなさなくてはならず、しかも毎日繰り返していました。
そこでRPAを導入することで、データフォーマットの整形までの広告レポート作成をまるごと自動化。レポート作成のための人手が不要になり、広告運用に専念できるようになりました。

RPA活用事例5. アフィリエイターの不正広告を自動検出

アフィリエイト・プラットフォームの運営会社様の業務の中には、広告主の利益を守るため、紹介者（ウェブサイトやブログで広告主の商材を紹介する人）による不正な利用がないかを確認する業務があります。
RPAを活用することで、この監視業務を自動化しました。人手を一切使わずに夜間や休日でも監視を続けることができ、広告主の利益を守ることにも繋がりました。

RPA活用事例6. 問い合わせ対応を自動でタスク化

顧客からの問い合わせや新規の申し込みをメールで受け付けている場合、内容も重要度も様々なメールが届いてしまって、本当に大事なお問い合わせに対応できない場合があります。
RPAを活用して、重要なメールだけを自動で抜き出してタスク登録することで、対応の抜け漏れをなくすことができます。

RPA活用事例7. アタックリストの自動生成

BtoB企業であれば、営業に欠かせないのがアタックリスト。しかし、アタックリストを作るにはターゲットとなる業界・職種・専門領域・使用ツール・課題感などのキーワードでウェブ検索し、エクセルにコピペしていく作業を繰り返す必要があります。
とある採用代行企業のケースでは転職媒体にどんな求人案件があるかを調べ、もし自社で取り扱っていない求人情報があればその求人を出している企業へアプローチし、自社サービスの利用を提案しています。
この検索・リスト作成に関する業務にRPAを活用しています。結果的に人手も費用も気にせずに自由にリストを作れるようになり、日々の営業先を探す業務の自動化が実現。今では欠かせないものになっています。

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RPA活用事例8. 反社チェックや与信業務の自動化

反社チェック・与信調査にSalesforceを使っていたお客様の事例です。「反社チェック」「与信調査」のそれぞれでは、別々の社外ウェブサイトへログインし、毎回異なる社名で検索し、結果を取得してSaleforceの指定フィールドへ書き込む作業を、手作業で行っていました。
しかしRPAを導入したことで、検索結果の取得からSaleforceに転記する作業まですべて自動で出来るようになりました。

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RPA活用事例9. 保険審査の通過状況を自動通知

ある保険総合代理店では、お客様との契約に必要な審査の通過有無を、今までは営業自身が各保険会社に確認に行かなくてはなりませんでした。
そこでRPAを導入し、この審査状況が自動で営業に通知される仕組みを自動化。その分の時間をお客様対応に割けるようになったことで、さらなる顧客サービス向上に繋げられるようになりました。

RPA活用事例10. ECサイトで配送ステータス更新を自動化

あるEC業者様のRPA活用事例です。購入された商品の配送ステータスを購入者のマイページに通知するには、配送業者のシステムで更新されるステータスをECサイト側でマイページに反映させなければいけません。そこで、1日2回、午前と午後にすべての注文の配送ステータスを確認し、最新情報へ更新しているのですが、ECサイトが繁盛して注文が増えれば増えるほど追いつかなくなってしまいます。
そこでRPAを導入し、全ての注文に対して配送ステータスの確認とマイページ更新を自動化しました。この業務にかける人手を0にすることが出来ました。

RPA活用事例11. 日次のサイトレポートを自動で作成

とあるECサイトでは、日次レポートをもとに関連アイテムの人気ランキングを調査、コンテンツの改善を行っていました。ただしそのためには、誰かが前日残業をしたり、当日早出をする必要がありました。
しかしRPAを活用することで、日次のレポート作成を自動化。早朝にはすでにレポートが出来上がっており、毎朝の会議ではこのレポートをもとに議論と意思決定ができるので、データに基づいた改善サイクルを確実に回すことができました。

RPA活用事例12. アフィリエイト広告のリンク取得を自動化

とある企業様でアフィリエイトプログラム用のリンク生成業務を自動化した事例です。まずアフィリエイトプログラムを利用するには、紹介したい商品ごとに、広告種別に応じた自社用のカスタムリンクを取得し記事中にリンクを貼っていく必要があります。この作業では、大量かつ高頻度に紹介用のカスタムリンクを取得しなければならない、単純な繰り返し業務など心身ともに負担が大きい業務がのしかかっていました。
そこでRPAを導入することで、カスタムリンクの取得から、取得したURLをスプレッドシートに書き込む作業をまとめて自動化。担当者は本来やるべき記事のディレクションや商品選定といった企画やコミュニケーションに専念できるようになりました。

RPA活用事例13. 採用業務の応募者管理を自動化

ある採用支援企業では、主に中途採用を中心に運用代行を手掛け、多数の企業の採用業務を支援していました。しかし、年々増える媒体への求人更新や、各社ごとに異なる様々な採用管理システムへの候補者登録業務など、対応すべき業務が増えていく課題を抱えていました。
そこでRPAで自動化したのが、応募者の管理業務です。各企業ごとに複数の媒体で募集した応募者について、各社の採用管理システムやExcelフォーマットに情報を登録する作業を自動化しました。
こうして運用担当者が作業に手をとられてしまうことなく、クライアントに向き合い提案・改善を行う時間を増やすことに成功したのです。

RPA活用事例14. 求職者への採用スカウトを自動化

採用活動において数ある求人サイトから、応募条件にマッチする求職者を探してスカウトメールを送るのは骨が折れる作業です。ですが、RPAを活用すれば自動化することが出来ます。
求人サイトから、年齢、資格、経験等で絞り込んだ求職者一覧を取得、スプレッドシート等に転記、求職者一覧にスカウトメッセージを送るところまで自動化。さらにスプレッドシートに転記したデータから、求人サイトでは指定出来なかった条件でさらに求職者を絞り込むことも可能です。採用活動を自動化することで、より多くの求職者にアプローチ出来るだけではなく、マッチング度合いも高めることが可能です。

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RPA活用事例15. 検索サジェストの自動調査を自動化

ブランドの風評被害を防ぐためには、検索サジェストのチェックが欠かせません。しかし簡単なチェック作業でも、毎日こなすとなると人手と時間がかかります。
そこでとある企業では、RPAを活用し検索サジェストの調査を自動化。Google 検索上でのサジェストキーワードを収集し分析する作業を自動化しました。風評になるサジェストへの対応はパートナー企業と連携し、よりスムーズな対応が可能になりました。

RPA活用のご相談はオートロまで

RPAの活用事例をご紹介しました。RPAは事業や部門問わず、さまざまな業務を自動化できます。RPAの導入や運用でお困りの際は、問い合わせフォームまたは資料請求より、オートロまでご相談ください。

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